1月上旬の朝に出かけたときは、京都御苑にそれほど沢山の鳥はいませんでした。
ひょっとして午後の方が出会えるかも・・・
ということで、たまたま昼過ぎまで京都市内に私用があったので帰りにちょこっと寄ってみました。
今出川御門を入り、この間とほぼ同じコースをたどります。
この間は地面ばかりみていましたが、見上げてみると・・・
少しだけムクロジの実が残っていました。
仲良しのアカマツとエノキ。
こんな風に同じ場所から生えている木がいくつもあります
不思議です。
いつもは小鳥たちが葉をはねのけて餌を探しているバッタが原。
今日は無人、もとい無鳥です。
やはり、結構穏やかな気候が続いたので、食べ物が沢山あるのでしょうか。
バードバスにつきましたが、アチャー!今回も誰もいないようです。
手持無沙汰な大砲カメラマンが数人・・・
前に餌を食べているシジュウカラを撮影した場所には、
「この餌入れを設置した人は速やかに撤去してください」との張り紙が。
それでも餌を求めてシジュウカラやヤマガラが寄ってきていました。
「今日はないわ・・・」
はい、がんばって自分で探してね。
こちらはシジュウカラの方が良く見かけるのですが、ネクタイが太いオスと、
ネクタイが細いメスのどちらも、枝上で待機していました。
誰もいないので、今度は染殿井に方に移動。
ここも結構鳥がいるのですが、先日行った時は何もいませんでした。
遠目で見ていると、カサカサと動く気配があちこちから。
今日は何かいるようです。
と、枝上に真ん丸なボールのような姿が!
ちょ、ちょっと膨れすぎ!?
目いっぱい膨らんで温まっているジョビ子ちゃんでした。
のんびりずーっとここにいてくれたので、何枚も・・・
「丸い丸いって、なんか文句ある?」
いえ、ありません・・・
羽の柄と色合いが実にシック。上品な和服のようです。
そこにやってきてテーブルの端の止まったシジュウカラ。
こっち向いてよ~
カメラを向けると樹上へ。ずっと木の上で休んでいましたね~
よく見ると、コブシの冬芽でしょうか。フワフワ
その時またカサカサと地面から音が・・
あ、アオジ!
う~ん、またもやピンぼけです。顔が黒いのでオスですね。
背伸びした様子が結構ユーモラス。
アオは古語では緑色のこととのことですが、緑と言うより黄色っぽいです。
もう一羽、こちらの方が結構大胆に近寄ってきました。
目元が優しいので、こちらアオジのメスですね。
やっと日の当たる場所に出てきてくれました。
アオジちゃん、目が大きくて可愛~
ついに二羽とも藪に入ってしまいました。
少し細くなったジョビ子もこの後どこかに飛んでいきました。
ということで、私はアセビの木を観察に。
ここ2年はこの場所で一番早く、1月にアセビの花が咲いていたからです。
今年も咲いていました!
ほとんどまだ蕾でしたが、ベル型の可愛い花が咲いている枝も何本かありました。
立ち寄って良かった~
この場所を離れ、前回同様、丸太町駅方面まで戻ることに。
あれ、ツワブキもまだ咲いています。
後ろの赤はサザンカでしょうか、それともカンツバキ。
どちらにしてもコントラストが綺麗でした。
そして地面の緑のカーペットは・・・
縁起の良いフッキソウ(富貴草)でした~
もういくつも蕾が出てきていました。
ということで、後半に続く・・・
【撮影:2023/1/20 京都御苑】