なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

あり得ない!京の大雪

2023-01-26 06:11:46 | 自然

今日は元々予定していた記事を変更し、一昨日から昨日にかけて京都を襲った大雪の様子をお届けします。

一昨日の朝は気温が3℃ほどと比較的暖かく、雪が降りそうな気配は全くありませんでした。
ところが、16時を過ぎたころから雪が降り始め、あっという間に見たこともない吹雪に・・・
アスファルトに見る見るうちに雪が積もり、見渡す限り、地面も空も区別がつかないほど真っ白になりました。
おまけに、雪が降る前からJRは架線支障か何かで滋賀方面がストップ。
線路は兵庫県から滋賀県北部までつながっているので、途中の大阪・京都も徐々にストップ。
それに加えて雪の影響で次々とポイント故障が起こり、多くの電車が線路上や駅に取り残されました。

・・な~んてことを書いてますが、実際にJRの駅にいるときは状況が全然分からず。
普段より早めに職場を出たものの、最寄り駅の前は長蛇の列。
なんとかホームに上がりましたが、止まっていた電車はぎゅうぎゅう詰めで、しかも動く気配なし。
しばらく待っていましたが、かなり経ってから
「駅と駅の間に列車が止まることを防ぐため、この列車の発車許可が出ません。出発の目途は全く立っていません。」
とのアナウンスが。
吹雪の中、立っていてもしょうがないので、京都駅まで歩くことにしました。
普段でも45分くらいはかかるところ、たっぷり1時間半かけてようやく到着。


こちら途中の梅小路公園のイルミ。あまりに幻想的だったので思わずスマホでパチリ

京都駅は入場制限で入れず、外まで大勢の人が群がっていました。
私はなんとか地下鉄の駅に潜り込み、最寄りの駅まで行くことができました。
そこからはまた20分くらいの歩きですが、やはり雪のせいで40分以上かかりました。
家に着いた時には思わず安堵のため息が・・・
合計3時間くらいかかりましたが、それでもまだまだ早い方だったようです。
滋賀県から来ている同僚は、帰るに帰れず、電車の中で朝まで過ごしたそうです。

翌朝は綺麗な青空、でもJRはすべて運休。
当然のごとくテレワークです。
そして、なつみかんは当然のごとく、仕事前のお散歩!
玄関先のプランターはみんな雪帽子をかぶって真っ白。
雪を払ったら、中の花や葉はカチコチに凍っていました。
あ~、お正月の寄せ植えがこんなことに・・・



サザンカもこれこの通り。


でも、結構雪が似合うかも・・・


少なくとも15センチは積もっていましたね~


いつもの池まで行ってみました。
池の畔のコセンダングサが綿帽子被ってなんだか分かりません。


木々の枝にも雪が積もり、よく見ると3羽のハトが等間隔で丸くなっていました。


もう何が何だか・・・どうしていいか分からんから寝ようっと。


そうそう、スズメやヒヨドリなどの小鳥は、元気に飛び回っていましたよ。
エサを探すのが大変でしょうね。

池の畔のサオトメバナ(ヘクソカズラ)の実。


あれ、池はてっきり凍っているかと思ったのに、大丈夫でしたね~
水鳥たちはいつもと変わらず、泳ぎ回っていました。


最近カワウが増えました。


あ、飛んじゃった。


歩道にも雪が一杯、踏み跡も一杯で、滑りそうです。
もうこのまま引き返そうかとも思いましたが、もう一か所見たい場所が・・・
こちらは歩く人が少ないのか、雪が綺麗!


そう、いつもの田んぼのある光景です!
ここ何年も積もるほどの雪が降らなかったので、こんな景色を見るのは初めて。
逆光なので雪が青っぽくなりますが、実際には目が痛くなるほどの眩しい白!


寒くてもお散歩して良かったです。
とはいえ、もう雪のピークは過ぎ、気温は低いですがあとは溶ける一方。
お日様があたり、朝には凍っていた寄せ植え、すっかり復活していました。
すごいです!


それにしても、昨日は夕方になって電車が止まってしまったので、帰宅難民が沢山出ました。
大雪だけではなく、豪雨災害や地震などが起こったらどうなるか・・・
色々と考えさせられました。

【撮影:2023/1/24~25  京都市、宇治市】


コメント (18)
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