昨日は自分でも2問しか正解できないクイズを出してしまいました。
チャレンジしてくださった皆様方、お疲れさまでした。
今日はお口直しということで、ほぼ全問正解間違いなし!の木の花クイズをどうぞ~
まずは、その名も「花木園」の花です。
<第1問>
お庭にあるよ~ご近所にあるよ~公園で見たよ~
という声が聞こえてくるような・・
遠目に、真っ赤。
はい、ベニバナトキワマンサク(マンサク科トキワマンサク属)です!
花が咲き始めるとあっという間に全体が濃いピンクで包まれます。
<第2問>
近くにあったこちらの木、黄色いぶら下がり系の花です。
咲き始めの蕊は葯が赤っぽいですが、花粉が出てくると黄色に。
全体はこんな感じです。
樹名板ではトサミズキ(マンサク科トサミズキ属)とのことですが、ちょっと派手!
しかも花期が少し遅いですね。ほんまかな~
<第3問>
近くの小学校に結構大きな木があり、昨日通りかかると満開になっていました。
大阪公立大附属植物園で見た木は、まだ咲き始め。
答えはムラサキハシドイ(モクセイ科ハシドイ属)。
別名はライラック、またはリラ。
北海道のイメージですが、こんなに暑くなる場所でもちゃんと育つんですね~
花木園にツグミ!
ついつい追いかけて~
帰る前に会えてよかった~
前方を見ると、春めいた景色!
お次はここから問題です!
<第4問>
右手前の花です。
こちらはビバーナム・ティヌス(ガマズミ科ガマズミ属)。
蕾のときからピンク色が目立っていますが、咲くとこれこの通りガマズミ属ですね。
<第5問>
真ん中のショッキングピンクの花は・・・
枝が見えないほどびっしりと付いていますね。
奥に見えている白い花は、色違いです。おや、まだ蕾なのでスッキリしています。
お分かりですよね。
こちらはハナズオウ(マメ科ハナズオウ属)。
今からもう30年以上前の一時期、花の写真を撮るのに夢中になっていました。
(もちろん、今みたいなコンデジはなく、いっちょ前に一眼レフのフィルムカメラでした)
その時、生まれて初めて見たハナズオウを青空バックで撮った写真がとっても気に入りました。
あの写真、どこにいったかな~
<第6問>
春の景色の写真で、ハナズオウの左下に写っている少し色の薄いピンクの花。
小さいハナズオウかと思ったら花が全然違ってた・・・
こちらはニワザクラ(バラ科ニワザクラ属)。
ニワウメは一重ですが、その八重咲みたいな感じで、中国原産なんだそうです。
<第7問>
花木園の最後は、一番奥に写ってる白い花が咲いている比較的大きな木。
あ、分かった!という方が多いかも・・
リキュウバイ!と答えた方、残念でした~
こちらはヤナギザクラ(バラ科ヤナギザクラ属)。
リキュウバイと同じ属で花もそっくりですが、背が高く、幹も太いです。
花木園を離れ、日本産樹木見本園へ。
昨日ご紹介したニワトコなどもそこに咲いています。
そこからの問題です。
<第8問>
ご存知ウグイスカグラ(スイカズラ科スイカズラ属)。
毛がないので、ミヤマウグイスカグラではありません。
<第9問>
誰でも知ってるこの花は・・・
ドウダンツツジ(ツツジ科ドウダンツツジ属)です。
春は可愛い釣鐘型の花、秋は目が痛いのどの真っ赤な紅葉が楽しめます。
<第10問>
葉が見えなかったらちょっと難しいかな~
ほとんどまだ蕾でしたが・・・
こちらはミツバウツギ(ミツバウツギ科ミツバウツギ属)です。
葉が三つ葉になっていることから名前が付きました。
空木という名前ですが、中空ではありません。
最後はクイズではなく、ご紹介~
というのも、多分誰も見たことがないと思うので・・・
(私も初見でした)
こんな雰囲気の花を知ってる人~
こちらはオオバメギ(メギ科メギ属)。
なんと日本固有種で、メギに比べて葉が大きいそうです。
と言われても、メギも知らないので、比べようがありません。
葉は先の方が広くなって、うちわ型のようになっています。
大阪公立大附属植物園の木の花クイズ、いかがでしたでしょうか?
やっぱり、色のある花は覚えやすいですね!
【撮影:2023/4/1 大阪公立大附属植物園】