今日は4月中旬、京都府立植物園の植物生態園で見た木の花ラインアップです。
この記事をアップするときにはもう終わっている花も多いかもしれません。
来年行くときの参考になればまあいいかと。
昨日と同様、写真-名前の順に「順不同で」並べますね~
その1
パッと見、ヒメウツギのようですがこちらはアオコウツギ(アジサイ科ウツギ属)。
愛媛と高地にのみ自生し、葉裏に星状毛があるのが特徴だそうです。
その2
3枚連続で~
ご存知シャクナゲ(ツツジ科ツツジ属ですね。
常緑で葉が細長いです。
この葉には痙攣毒があるので決して口にしてはなりません・・・普通は食べないと思いますが。
その3
ちょっと南方系の美形さん。
こちらはアマミセイシカ(ツツジ科ツツジ属)
その名の通り、奄美大島に自生するそうです。
その4
これは難しいかも。結構大きな木です。
ヤマグルマ(ヤマグルマ科ヤマグルマ属)です。
鳥もちが採れるので、地方によっては「モチノキ」の別名も。
その5
ミノムシが沢山ぶら下がっているように見えるこの木はサワシバ(カバノキ科クマシデ属)。
クマシデもそうですが、クマシデ属の実の特徴のようですね。
その6
ご存知、ツリバナ(ニシキギ科ニシキギ属)、ぶら下がっています。
揺れて撮りにくい代表選手。
その7
蕊蕊し~
こちらはタンゴイワガサ(バラ科シモツケ属)。
福井以西の日本海側に自生するシモツケの仲間だそう。
その8
すごく大きな木にびっしりと花が・・・
ご存知、ドウダンツツジ(ツツジ科ドウダンツツジ属)
刈り込まれた姿をよく見るので、こんなワイルドな花を見るとちょっと感動。
その9
結構ちいさい花です。全体も小さくて・・・
こちらはヒメサザンカ(ツバキ科ツバキ属)
琉球列島の固有種だそうで、どうりであまり見かけないわけです。
ヒヤシンスのように強い芳香があるそうなのですが、柵の向こうに咲いていたので分からず。
ヒヤシンスの香りも知らないのですが(笑)
その10
葉で分かりますよね。ハウチワカエデ(ムクロジ科カエデ属)です。
緑の葉に真っ赤な花がよく目立ちます。
その11
こちらはヤマフジ(マメ科フジ属)。
先週末、宇治川畔をドライブしていると、山のそこここでヤマフジが満開になっていました。
みんな知ってるフジの花~
その12
難問です。
こちらはチドリノキ(ムクロジ科カエデ属)
葉脈の美しい葉は、まるでシデ類のようですが、対生なので区別できます。
カエデの仲間はほぼ対生。
その13
可愛いお花。
オトコヨウゾメ(ガマズミ科ガマズミ属)です。
宇治市植物公園のオトコヨウゾメはさんざんネタにしたせいか、いなくなってしまいました。
京都府立植物園のオトコヨウゾメは元気です。
その14
雄花
雌花
花が筏に乗っているようなハナイカダ(ハナイカダ科ハナイカダ属)です。
蕊をみたらすぐに分かります。
その15
ラストです。
花はありませんが、新緑が綺麗でした。
答えはカツラ(カツラ科カツラ属)
丸っこいハートが連なったような葉が魅力的。
新緑が一番綺麗ですが、黄葉の葉もなかなかの風情です。
ということで、植物生態園の木はここまで~
いかがでしたでしょうか。
明日は、植物生態園以外で見た花たちです!
【撮影:2023/4/16 京都府立植物園】