基本塗装を行いました、ベタ塗り2回目終了後です。
イスラエルの車両というとメルカバに代表されるようなシナイグリーンとかシナイグレイとか微妙な色がイメージされますが、このシャーマンの場合どうもそのイメージが伴いません。
メルカバが登場した1970年代末ごろの塗装色と第3次~4次中東戦争の頃の塗装色は色味が違うような気がしたり・・・。
特に資料探しはしていませんが、あてにならない当時のカラー写真から受ける印象ではそんな気がしたりです。
よくわからないので、勝手な解釈でいわゆるサンド色に近い感じで調色しました。
デザートイエローにダークイエローとバフ(全てタミヤアクリル)を混ぜました。
で、いつものようにドライブラシを行いました。
こういう色気のドライブラシは難しいですね、ほとんど違いがわかりません。
ドライブラシ用の調色はフラットホワイトを混ぜたり相当に明るい方向に持って行ったのですが、
擦ってみると元の色に馴染んでしまってよくわからなくなります。
元の基本色をもっと暗い色にしておくべきだったのかもしれません。
これ以上明るい方へ持って行くと違和感が強くなりそうなので、
これぐらいにして後はウェザリング任せにするしかないかもです。
こんなやってもやらなくても良いような作業にほとんど1日かかってしまいました。
次に砂漠色をやる時はうんと暗い色からスタートするようにしたいと思います。
ま、今回は貴重な教訓を獲得できたという事で良しとしておきましょう。
履帯も基本塗装を行ってます。
表側はいつものオリジナル調色ベタ塗りです。
グローサーの接地部分はあとでクロームシルバーを擦り付けておきます。
内側はゴムパッド付きなのでラバーブラックで塗り分けておきました、これが超面倒臭いです(笑)。
ほんと米軍の履帯は贅沢な作りをしています。
大戦中からベアリング付きダブルピン&ダブルブロックです。
こんな工程の複雑なものを文字通り捨てるほど量産していたのですから凄いとしか言いようがありません。
そんなこんなで本日は力尽きました(笑)。
本日のBGMはいつもと一味違います。
サザンもユーミンもこの人には敵いません(笑)。
日本のPOPミュージックの最高峰です。