交換殺人には向かない夜

東川篤哉さんの烏賊川市シリーズ４作目。

前回の「猫」で流平君は惚れられなかったけど、さくらさんがリターンです。

内容は、頑張っているんでしょうが、今一の構成。

偽装がかなり巧かったんですが、清涼感に欠けます。

あくまでもロジカル＝新本格な交換殺人なので、そんな動機じゃ殺さないんじゃないかな？っていう疑問符が。

でも、昨日のニュースにテレビのチャンネル争いで48歳の息子が70数歳の父親を殺したとも報じられていたので、あながち理由づけとして問題ないのかも。

次はあるのかな、烏賊川市シリーズは？