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流れ流れてきた此処は、終の棲家にふさわしいのか?入ってみなきゃ分からない、それがリスク。

魔女は月曜日に嘘をつく2

2017年02月09日 00時57分55秒 | 読書事
太田詩織さんです。

シリーズ2作目です。

北海道のハーブ園に住む自称魔女の卯月杠葉は、他人の感情と嘘を見抜く力を持っている。彼女の下で働く俺は、訪れるお客の抱える悩みを解くことになり……。「櫻子さん」シリーズ著者のキャラミステリー。今回も北国の美味と謎があふれています。
byAmazon



はっきり言って、上記のAmazonの「内容紹介」は、的外れです。

ただ単に、卯月杠葉さんの独善に主人公の俺が振り回されるだけで救いのない話になっています。

後半にはパトロンも出てくるし。

これではエロ小説になり下がりかねません。

このシリーズのAmazonでの書評も、ピントのズレたものが多いし。

3巻は余程もご縁がなければ読まないと思う。

魔女は月曜日に嘘をつく

2017年02月09日 00時37分09秒 | 読書事
太田詩織さんです。

著者の2シリーズ目です。

北海道は江別市にある「フクロウの丘」。緑豊かなこのハーブ園に住む「魔女」それが卯月杠葉だ。可憐な容姿に反して大の人嫌いの彼女には、感情や嘘を見抜く力があった。ある事情から魔女の下で働くことになった俺は、今日も秘密を抱えたお客を迎える。ココロゆさぶるキャラミステリ。 byAmazon



櫻子さんの設定は無謀ではあるが、許容範囲だ。

だが、今作は難しすぎる。



主人公の卯月杠葉さんは、社会から孤立している。

おそらく、アスペルガーか行動心理学のスペシャリスト(学者じゃなくて独学)の設定のようです。

もしくは両方を絡めているのか?

この設定は、最近のミステリっぽい小説にはよく使われます。

他者とのコミュニケーションが苦手とか、鋭い洞察力とか、そのまんま「シャーロック・ホームズ」できますからミステリには好都合。

が、

作者が上手く使わないと、空回りする主人公が、ストーリの中でも空回りし、読者に伝わらない。

今作はその典型なのかも?

おまけにトランスジェンダーまで登場させているし。

大風呂敷を広げると収束は難しい。