● 日本コンクリート工業(株) コンクリート二次製品製造 [愛媛]
日本コンクリート工業(株)(東温市見奈良1347、設立昭和43年5月、資本金3000万円、中矢親社長)と関連会社の(株)日コン(西条市氷見乙525-1、登記上:松山市古川北3-18-14、設立平成3年10月、資本金3000万円、中矢洋一社長)は、9月11日資金ショートを表面化した。事情説明会を9月20日午後3時より「東温市商工会館」で開催予定。負債は両社合計で債権者約150名に対し約29億7000万円(うち金融債務約26億円)。
日本コンクリート工業は昭和43年5月に設立されたコンクリート二次製品の製造業者。松山市を中心に高知、徳島県の建設業者やゼネコンを対象に、平成8年10月期には年商29億8000万円をあげていた。また、その間の平成3年10月に西条工場を運営する(株)日コン(コンクリート二次製品製造、18年4月期年商5億8000万円)を設立、さらに愛媛県津島町(現宇和島市)に工場建設を計画するなど積極的な設備投資からピーク時には借入約40億円を抱えていた。
しかし、近年は建設業界の不振を反映して業績が低下、17年5月期は年商17億1500万円に落ち込み、多額の借入負担が財務の重荷になっていたうえ、不良債権の発生から資金繰りはひっ迫、9月11日決済資金の手当が出来ず今回の事態に至った。なお、今後については民事再生を含め再建の方向で関係先の協力を要請することになる。
日本コンクリート工業(株)(東温市見奈良1347、設立昭和43年5月、資本金3000万円、中矢親社長)と関連会社の(株)日コン(西条市氷見乙525-1、登記上:松山市古川北3-18-14、設立平成3年10月、資本金3000万円、中矢洋一社長)は、9月11日資金ショートを表面化した。事情説明会を9月20日午後3時より「東温市商工会館」で開催予定。負債は両社合計で債権者約150名に対し約29億7000万円(うち金融債務約26億円)。
日本コンクリート工業は昭和43年5月に設立されたコンクリート二次製品の製造業者。松山市を中心に高知、徳島県の建設業者やゼネコンを対象に、平成8年10月期には年商29億8000万円をあげていた。また、その間の平成3年10月に西条工場を運営する(株)日コン(コンクリート二次製品製造、18年4月期年商5億8000万円)を設立、さらに愛媛県津島町(現宇和島市)に工場建設を計画するなど積極的な設備投資からピーク時には借入約40億円を抱えていた。
しかし、近年は建設業界の不振を反映して業績が低下、17年5月期は年商17億1500万円に落ち込み、多額の借入負担が財務の重荷になっていたうえ、不良債権の発生から資金繰りはひっ迫、9月11日決済資金の手当が出来ず今回の事態に至った。なお、今後については民事再生を含め再建の方向で関係先の協力を要請することになる。