男はどうして峰不二子みたいなおっぱいに魅かれてしまうのか。
仮説であるが、イギリスの動物行動学者、デズモンド・モリスによると、おっぱいはお尻の代わりとして発達したのではないかということである。
人間が二足歩行になって、目の位置が高くなったことや進化の過程でセックスの体位が後背位から正常位に変わっていったことと関係しているということだ。
男は後背位のときに性的信号として重要だったお尻よりも、正常位で身体のまえにくるもの、胸にお尻のようなふくらみを持ったメスを好むようになった。
だが、一方で、女性の「性的魅力」が文化によって違う。
例えば、アフリカやカリブでは大きなお尻が魅力的とされる。
また、むかしの中国では「纏足」という小さな足がエロかった。
日本でも、江戸時代までおっぱいは、授乳の道具であり、日本人の男がおっぱい好きになったのは西洋文化が入ってきた明治以降だという。
いったい男をおっぱい好きにしたのは文化なのか生物の進化なのか。
まぁ、はっきりしているのは、どんな理由にしても男はおっぱいが大好きということである。