フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

本質に迫ること

2013年04月03日 08時53分19秒 | 日々の出来事・雑記

 人生は短い。あれもこれもやっていては時間がいくらあっても足りない。また、生活するためには自分のやりたくないこともやらなくてはならない。
 良き人生を送るためには、物事の本質に迫り、やりたいこと・やるべきことを選択していかなくてはならない。 
 たくさん無駄なことをやり失敗を重ねた上で、本質に迫る技術を私なりに見つけたと思う。細かく具体的にいえばいろいろあるが、単純化すると3つにまとめられる。
 1、何を自分が本当に欲しているかを考えぬく
 2、余分なものを削る
 3、機能性を重視する 
である。


 具体的に説明しよう。例えば、服装である。
 普通、服の機能は、保温すること、体を隠すこと、ファッション性に分類できる。
 1 私が服に本当に欲していることは、保温と陰部を隠すことである。
 2 そうすると、無駄なファッションはできるだけ削れる。
 3 機能性を重視するなら、今日のように雨が降っていて寒い時は、ユニクロのフリースが最高である。また、値段も手頃なので経済的にも余裕ができる。経済的に無理をしなくてもいいから、無駄な労働をする必要がなく、他のことに時間が使える。ゆえに、人生が豊かになる。
 ファッション性を削ったことによる不利な点は、貧乏そうに見えること、女性にもてないこと、が挙げられるだろうか。
 しかし、ファッションは付き合う上での入り口の問題で、長くうまく付き合うためには、きちんとした経済感覚が求められる。私が本当に欲していることは長くうまく付き合うことなので、きちんとした経済感覚を示せるユニクロでも、なんの問題はない。
 また、普段から貧乏そうにしているので、金やきらびやかさに惹かれる女性を、排除することもできる。
 本当に欲していることを真剣に考えることで、揺るぎない価値観がうまれてくるのである。

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小さくはじめ習慣づける

2013年04月02日 08時45分03秒 | 身体・健康・筋トレ

 誰でも自分を変えたいと思うことがあるだろう。ただ、自分を変えるということはどういうことなんだろうか。
 人間は自分一人で存在することはできない。自分という人間は他人との関係の中で生まれる。つまり、一人で頭のなかで考えていてもだめである。私たちの性格というものは、人との関係の中での行動によって評価されるわけである。とすると、自分を変えるというのは行動を変えるということである。
 しかし、依存症のような癖になった行動を変えるのはなかなか難しい。また、本来おとなしく人見知りする人が一瞬だけ騒ぎ立てて自分を変えたとしても、長続きしない。だから、自分を急に変えるやり方はやめたほうがいい。
 では、どうすればいいか。
 自分を変えるには、まず小さくはじめることが大切である。理由はいくつかある。小さくはじめたら成功しやすいということである。成功体験を積み重ねる事ができる。もちろん、簡単なことだから、すぐには自信につながらないが、失敗した時の挫折感を味わうことはない。
 また、そのことにかけるエネルギー量が少ないから、持続して行うことができる。それ故、習慣化しやすい。
 そして、ゆっくりとした変化は、長続きする。例えば、ダイエットについて考えれば、急にしたダイエットはリバウンドしやすいが、三年かけて行ったダイエットにリバウンドはない。
 自分を変えようと思ったら、小さくはじめ習慣づけることが、結局、近道となる。


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覇権国家とエネルギー資源 1

2013年04月01日 22時33分15秒 | 社会・政治・思想哲学

 覇権国がどのようにして覇権国になったのか、エネルギーを軸に、少しだけ世界史を紐解いてみる。
 まず16世紀、最初の覇権国となったのはポルトガルであった。ポルトガルは地の利を生かして、大航海時代の幕を開けた。その後、ポルトガルはスペインに吸収された。
 代わって、17世紀の覇権国になったのはオランダである。オランダの繁栄のポイントは風力エネルギーにある。つまり、風力を使って土地を干拓し、生産性を上げた。そして、帆船によってアジアに進出し貿易したことで富を築いた。今もその当時の風車が残っていて観光の名所となっている。
 しかし、そのオランダも3回にわたる英蘭戦争に敗れ、18世紀になると覇権国はイギリスに移った。イギリスの繁栄は炭鉱の石炭と蒸気機関によるエネルギー革命によってなされた。エネルギー革命というより産業革命というほうがポピュラーかもしれない。この革命によってイギリスは世界を支配した。蒸気機関は、まず炭鉱の排水ポンプの動力として実用化され、さらには蒸気機関車、蒸気船、蒸気自動車と発展していった。また、石炭による鋼鉄の生産拡大と蒸気機関による巨大な鋼鉄船が大量海上輸送を可能にした。
 しかし、七つの海を支配したイギリスも二度の世界大戦により疲弊し、第二次世界大戦後、覇権はアメリカとソ連に移る。アメリカは石油と内燃機関(エンジン)により、自動車と航空機を生み出した。それにより生産性が飛躍的に拡大し、富を築いた。また、ソ連がもう一つの覇権国になり得たのも、石油のおかげである。

 これらの歴史が示すように覇権国とエネルギーには密接な関係がある。アメリカがイラク戦争をしたのはエネルギー資源を確保するためである。また、現在イランと緊張関係にあるのも、エネルギー資源を確保するためである。
 ただ、問題なのは、アメリカが資源国を支配しどんなに収奪しようが、資源はいつか枯渇してしまうことにある。ずーっと採掘し続けることはできない。じゃあ、石油資源がなくなったその後、世界はどうなるのだろうか。
 
 それについては、また後で検討しよう。
 

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