インターネットのニュースで知ったのだけど、原田よしおさんが亡くなった。 そしてさきほどまた知ったのは評論家の中村とうようさんも亡くなったとのこと。
原田さんの横浜ホンキートンクブルースはすごく好きだった、、もちろんオリジナルのこーちゃん Eddie Banさんはオリジナルなわけで別格としても あの曲での原田さんのよく通る声はいつまでも記憶に残っている。 俳優さんの声は流石によく通るなああ、、と驚いた記憶も懐かしい。 同時にとても大人で人当たりの良い人だったと記憶している。 まだまだこれからという年齢でもあると思うので 残念な限りです。 ご冥福をお祈りする限りです。
そして中村とうようさんの訃報にも驚いた。 自分ごとで恐縮だけど、69年にプロのギタリストとしてレコードデビューしたときにそのアルバムのライナーノーツを書いて下さったり、創世記の日本のロック界において大きな影響をミュージッシャンに与えてくれた人でいわば日本のロックミュージックの知性のコーナーストーンを作った代表的な人だったわけだ。
とりわけロックとブルーズにたいしてはルーツミュージックとしての意味合いを深くミュージッシャンに啓蒙した人ではないだろうか。 かくいう私も氏の文章やまた直接接することなどを通してたくさん勉強させていただいた記憶がある。
私の世代だと他に音楽評論家というと、福田一郎先生と水上はるこさんには、特に暖かく接していただいていたという記憶がある。 同世代だと大貫さんと渋谷さんの2人は青春を一緒にすごした同世代の仲間だったように覚えている、、私がテーンエイジャーだった当時、住んでいた下北沢の小さなアパートに遊びにきたり、レコードを貸してくれたりと、そういった仲間だった。
そしてそういった我々の先輩として渋めでやや強面のとうようさんがいたよう気がする。 久しぶりに聞く氏の名前が訃報というのは実に残念な話でありました、、、。
旅たたれたお二人のソウルに大いなる安らぎと祝福がありますように。
God Bless十