「豊田ガーデニングフェスタ」を見るため、豊田スタジアムの建物の外を歩いていたら、こんな張り紙が目に飛び込みました。
「キケンですので犬の放し飼いはさせないでください」
「キケンですので子供の一人遊びはさせないでください」だったら、一人遊びするのは子供で、主語は子供の保護者のはずです。述語は「させないでください」。つまり保護者が「子供の」「一人遊び」を(子供に)「させる」ことがあるので、それはやめて「ください」という意味になると思います。
とすると、「犬の放し飼いはさせないでください」という文は、放し飼いするのは犬で、主語は犬の飼い主ということになります。犬の飼い主が「犬の」「放し飼い」を(犬に)「させる」ことがあるので、やめて「ください」という意味になるはずです。
つまり、「犬の放し飼い」を「させ」るという文は、犬が放し飼いすることになります。飼い主は、「犬が放し飼いする」のをやめさせてくれ、とは、いったいどういう状況なのでしょうか?
正しくは以下の文のはずです。
「キケンですので犬の放し飼いはしないでください」
「キケンですので犬の放し飼いはさせないでください」
「キケンですので子供の一人遊びはさせないでください」だったら、一人遊びするのは子供で、主語は子供の保護者のはずです。述語は「させないでください」。つまり保護者が「子供の」「一人遊び」を(子供に)「させる」ことがあるので、それはやめて「ください」という意味になると思います。
とすると、「犬の放し飼いはさせないでください」という文は、放し飼いするのは犬で、主語は犬の飼い主ということになります。犬の飼い主が「犬の」「放し飼い」を(犬に)「させる」ことがあるので、やめて「ください」という意味になるはずです。
つまり、「犬の放し飼い」を「させ」るという文は、犬が放し飼いすることになります。飼い主は、「犬が放し飼いする」のをやめさせてくれ、とは、いったいどういう状況なのでしょうか?
正しくは以下の文のはずです。
「キケンですので犬の放し飼いはしないでください」