豊田市稲武地区大野瀬町の大桑という集落で、20年以上ほとんど農薬や化学肥料を使わず米栽培をしてきた方がいます。お名前は筒井重之さん。私はここ数年ずっと彼のお米を食べているのですが、とにかくおいしい。おいしい理由は、単に栽培の仕方によるだけでなく、はざかけという昔ながらの天日による乾燥方法を取っているからでもあります。
この筒井さんのお米は、有機栽培米の認可も特別栽培米の認可も受けていません。許可を受けるには、煩雑な手続きとたくさんの費用がかかるからです。そのこともあって、せっかくおいしいお米を作っても、彼のお米を大量に引き受ける店は少なく、私のようなごくわずかの消費者が個別に彼のお米のファンになっているだけです。(彼に関する記事はコチラでも→)
そこでこの春、稲武内外に住んでいる友人知人に呼びかけ、彼のお米を食べ、農作業をちょっとだけ応援する会を立ち上げることにしました。ささやかな産直の会です。
参加することになったのは私を入れて9人。どんな活動が無理なく出来るかわからないので、1年目はこれだけのメンバーに限定し、まずは発足会を開きました。
発足会では、筒井さんの米をみなさんに食べてもらうことにしました。右が玄米、左が5分搗き米のおにぎり。みんなで握りました。
おかずは持ち寄り。写真手前は昨年干したタケノコ(コチラ→)の煮物、その上はCさんのユズ胡椒風味ニンジンサラダ、左はOさんが自分で作ったこんにゃくです。そのほか、「みそスープの素」(コチラ→)で作った具沢山の味噌汁に、Mさんのグルテンミートの煮物と金山寺みそ、Aさんのしぐれみそなどなど、滋味あふれる豊かな食べ物が並びました。
デザートは、Sさん作のクラッカーとKさん作のカレンズのケーキ、それにAさん作のリンゴのくず溶き甘煮。お米の味もさることながら、どれもみなおいしくて、おもわず顔がほころびました。
ところで、筒井さんはこの会の発足を喜んで、素敵な提案をしてくださいました。あり余っている休耕地を使って小麦栽培も手がけてみたいというのです。彼は以前、ビニールハウスの中で育てている野菜のために、緑肥となるよう小麦をまいたことが何度もあり、とくにその小麦がよくできた年、こころみに粉に挽いたことがあります。分けてもらったその地粉はとてもおいしく、いいものでした。その経験があるので、春蒔きの小麦を育てようと思い立ったのです。
米だけでなく良質の粉が近い土地で手に入るなんて、とてもありがたいことです。そういうわけで、会の名前は、「KOME KONA CLUB」と決定しました。「こめこな」は、漢字で書くと「米粉」。これではビーフンのクラブに間違えられそうなので、ローマ字またはひらがなを使うことにしました。
援農については、6月の除草、11月のはざかけの仕事を応援に行くと決まりましたが、小麦畑に関してはまだ決まっていません。筒井さんの栽培スケジュールにあわせ、私たち素人が応援できる仕事を探すつもりです。
この会では、ときどき集まって稲武の大きな石窯を使うことも決まりました(関連記事はコチラ→)。いずれ、近隣で生産されている無農薬米、低農薬米などの食べ比べ会も開きたいと思っています。ご飯もパンも大好きな私たち。同好の士が集まって、食欲と知識欲を満足させて、楽しいひと時が過ごせたらいいなとおもいます。活動の様子は、おってこのブログで報告します。
この筒井さんのお米は、有機栽培米の認可も特別栽培米の認可も受けていません。許可を受けるには、煩雑な手続きとたくさんの費用がかかるからです。そのこともあって、せっかくおいしいお米を作っても、彼のお米を大量に引き受ける店は少なく、私のようなごくわずかの消費者が個別に彼のお米のファンになっているだけです。(彼に関する記事はコチラでも→)
そこでこの春、稲武内外に住んでいる友人知人に呼びかけ、彼のお米を食べ、農作業をちょっとだけ応援する会を立ち上げることにしました。ささやかな産直の会です。
参加することになったのは私を入れて9人。どんな活動が無理なく出来るかわからないので、1年目はこれだけのメンバーに限定し、まずは発足会を開きました。
発足会では、筒井さんの米をみなさんに食べてもらうことにしました。右が玄米、左が5分搗き米のおにぎり。みんなで握りました。
おかずは持ち寄り。写真手前は昨年干したタケノコ(コチラ→)の煮物、その上はCさんのユズ胡椒風味ニンジンサラダ、左はOさんが自分で作ったこんにゃくです。そのほか、「みそスープの素」(コチラ→)で作った具沢山の味噌汁に、Mさんのグルテンミートの煮物と金山寺みそ、Aさんのしぐれみそなどなど、滋味あふれる豊かな食べ物が並びました。
デザートは、Sさん作のクラッカーとKさん作のカレンズのケーキ、それにAさん作のリンゴのくず溶き甘煮。お米の味もさることながら、どれもみなおいしくて、おもわず顔がほころびました。
ところで、筒井さんはこの会の発足を喜んで、素敵な提案をしてくださいました。あり余っている休耕地を使って小麦栽培も手がけてみたいというのです。彼は以前、ビニールハウスの中で育てている野菜のために、緑肥となるよう小麦をまいたことが何度もあり、とくにその小麦がよくできた年、こころみに粉に挽いたことがあります。分けてもらったその地粉はとてもおいしく、いいものでした。その経験があるので、春蒔きの小麦を育てようと思い立ったのです。
米だけでなく良質の粉が近い土地で手に入るなんて、とてもありがたいことです。そういうわけで、会の名前は、「KOME KONA CLUB」と決定しました。「こめこな」は、漢字で書くと「米粉」。これではビーフンのクラブに間違えられそうなので、ローマ字またはひらがなを使うことにしました。
援農については、6月の除草、11月のはざかけの仕事を応援に行くと決まりましたが、小麦畑に関してはまだ決まっていません。筒井さんの栽培スケジュールにあわせ、私たち素人が応援できる仕事を探すつもりです。
この会では、ときどき集まって稲武の大きな石窯を使うことも決まりました(関連記事はコチラ→)。いずれ、近隣で生産されている無農薬米、低農薬米などの食べ比べ会も開きたいと思っています。ご飯もパンも大好きな私たち。同好の士が集まって、食欲と知識欲を満足させて、楽しいひと時が過ごせたらいいなとおもいます。活動の様子は、おってこのブログで報告します。