アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

大豆マヨネーズ

2012-02-11 18:13:03 | 手作りのたべもの
  近所に住む友人のGさん夫婦は、昨年秋、たくさんの大豆と小豆を収穫しました。秋口には、訪れるといつも、広い前庭に敷かれたシートに、鞘のままの大豆や小豆が山積みされていました。

  無農薬で育てた小豆も黒豆もとてもおいしいものでしたが、なかでも青大豆はすばらしい。ゆでた大豆をざるにあげておくと、つい手が動いてつまみ食いしてしまいます。何もつけないでもおいしいのです。
  
  この青大豆、ゆでただけの豆をそのまま和え物にして食べることが多かったのですが、おもいついて、久しぶりに大豆マヨネーズを作ることにしました。

  レシピはいつも適当です。でも、いちおう、今回はネットで検索してみました。昔は珍しかったこの大豆マヨネーズ、いまは市販もされているらしく、わりにポピュラーな調味料になっているようです。

  検索したレシピをアレンジして、味を見ながら作ってみました。

  ゆで大豆 3カップ(ゆで汁ごと) 酢1カップと3分の1 米油1カップと3分の1
  塩 小さじ2杯 からし 胡椒 はちみつ 大さじ2

  以上の材料を攪拌するだけ。からしは、ずっと前にマスタードシードを手に入れたとき、酢漬けしておいてすっかり忘れていた自家製のマスタードが、ほんの少し残っていたので、それを使いました。このマスタード、酢漬けして数ヵ月後のころは、まったくおいしくなくて、かといって悪くはなっていないので捨てる気にもなれず、冷蔵庫の隅に何年もおいてあったものです。しばらく前に見つけて捨てようと思ったのですが、まったくかびていないので、念のためなめてみたらちゃんとマスタードになっていました。時間のてがらというか、なじむってすごい!

  大豆の芽のところの黒い部分はこなれませんが、食べて障りはありません。

  少しすっぱすぎましたし、水分が多過ぎたようですが、おいしいマヨネーズができました。卵入りの普通のマヨネーズに比べたら、ずっとさっぱりしています。それに、大豆がいいせいか、くさみがまったくありません。今夜はこのマヨネーズで、リンゴと水菜のサラダにしてみます。

  ところで、Gさんの青大豆は、いまならどんぐり横丁で買うことができます。正真正銘稲武産のいい豆です。
コメント
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