自分で作った甘酒を使って、甘酒と塩麹のケーキを試作しました。卵も乳製品も入れないケーキです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/62/d79c4ec747d5c07a630832053550b234.jpg)
左が、玄米粉入りのリンゴケーキ。ラム酒に漬けたレーズンも入っています。甘みは甘酒とてんさい糖。塩味は塩麹でつけました。前回の試作では、ちょっとぼそぼそしていましたが、甘酒と豆乳を増やしたらしっとり落ち着きました。これで完成にしようと思うのですが、ただし、レーズンやリンゴの味にまぎれて、甘酒の味は際立っていません。でも、なぜか香りはみそっぽい。だから、「リンゴと玄米粉入りの麹ケーキ」にしようと思います。
手前のクッキーは、小麦粉とおからを半々に入れた、甘酒と塩麹のクッキーです。砂糖は入れずに、塩気をきつくしてみました。でも、クッキーの焼き方があまくて、さくさくした感じがなく、味もイマイチ。それで、残った生地に豆乳とベーキングパウダーを加えて型に入れて焼いてみました。それが右後ろのケーキ。
このケーキがおもいのほか、おいしい。甘酒とおからの香りがふわっと漂います。野菜の塩ケーキの、卵とチーズを抜いたバージョンを作りたいなあとおもっていたのですが、これでいけそうです。今度のベジフェスタには間に合いませんが、その次のグリーンママンの朝市か旭の福蔵寺ご縁市には、販売できるかも。
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左が、玄米粉入りのリンゴケーキ。ラム酒に漬けたレーズンも入っています。甘みは甘酒とてんさい糖。塩味は塩麹でつけました。前回の試作では、ちょっとぼそぼそしていましたが、甘酒と豆乳を増やしたらしっとり落ち着きました。これで完成にしようと思うのですが、ただし、レーズンやリンゴの味にまぎれて、甘酒の味は際立っていません。でも、なぜか香りはみそっぽい。だから、「リンゴと玄米粉入りの麹ケーキ」にしようと思います。
手前のクッキーは、小麦粉とおからを半々に入れた、甘酒と塩麹のクッキーです。砂糖は入れずに、塩気をきつくしてみました。でも、クッキーの焼き方があまくて、さくさくした感じがなく、味もイマイチ。それで、残った生地に豆乳とベーキングパウダーを加えて型に入れて焼いてみました。それが右後ろのケーキ。
このケーキがおもいのほか、おいしい。甘酒とおからの香りがふわっと漂います。野菜の塩ケーキの、卵とチーズを抜いたバージョンを作りたいなあとおもっていたのですが、これでいけそうです。今度のベジフェスタには間に合いませんが、その次のグリーンママンの朝市か旭の福蔵寺ご縁市には、販売できるかも。
はじめて甘酒を作りました。
しばらく前から、甘酒と塩麹入りのケーキを試作しているのですが、いつも使っていたどんぐり横丁の甘酒が、このところの麹ブームで品切れになり、入荷の見込みが立たないといわれ、いつか作ろうと思って買い置きしておいた麹で、急遽、製造に踏み切ったのです。
使ったのは、もち米。洗ったもち米400gを炊飯器に入れ、3合の腺まで水を加えて炊きます。スイッチが切れたら、蓋を開け、保温したまま、米麹300gをごはんに混ぜて冷まします。蓋を開けたまま保温を続け、温度計を入れて、70度より下がったら麹を入れてさらに混ぜます。60度まで下がったら、ふたを閉めたりあけたりしながら、60度を保つように調節します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/35/718166d17f559ca2fe6c47895ac4d1b9.jpg)
小さな炊飯器を使ったせいで、温度がすぐに上がったり下がったりし、60度を保つのはちょっと大変でしたが、10時間ほどたつと、甘酒のいい香りがしてきました。成功です!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/12/6006b101a0fbe1261a04f67c27ec2af6.jpg)
荒熱が取れたら容器に入れ、冷蔵庫に。私は試したことがありませんが、冷凍して、シャーベットのようにときどきかき混ぜてやると、おいしい甘酒シャーベットができるそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/32/508c96b4896dbbf4fd132580d8b5a7cf.jpg)
私は、味噌とか糠漬けとか甘酒とかいった、麹の系統の食品があまり好きではありませんでした。子供のころ、母の実家に行くと、広い土間の一角に、大きな樽がいくつも並んでいて、味噌のにおいが年中漂っていました。私はそのにおいが嫌いで、その場所を通るときは走って通ったものです。大正末年生まれで、農村に育った母の話では、子供のころの調味料は塩か味噌か味噌樽にたまった溜り。醤油はぜいたく品だったそうです。私が嫌ったあのにおいは、母の家族にとっては、大事な調味料がかもし出す豊かな香りだったのです。
二十数年前、マクロビオティックの食事法を知ってから嗜好ががらりと変わり、味噌が好きになり、甘酒も飲めるようになりました。糠漬けだけはまだちょっと苦手ですが。味噌はそのころから、ときどき手づくりするようになりました。でも、甘酒は、なかなか自分で作る気にはなれませんでした。冬に、体を温める飲み物として飲む以外の利用法を知らなかったからです。
それが、塩麹を使い出していろんな料理に使ううち、塩麹だけでなく甘酒も料理に使えると知って、けっこうよく利用するようになりました。とくにたびたび食卓に登場するのは、味噌と甘酒に漬けておいた魚の焼き物。要するに味噌漬けなのですが、甘酒が、みりんと酒の両方の役割を果たし、かんたんにおいしい味噌漬けができあがります。マグロの刺身を柵のまま一晩漬けて置き、翌日そのまま切って食べると、刺身の生臭さが消え、深みのある味に変身します。甘酒味噌の床は、何度も使いまわして利用しています。きょうは、ゆで卵をこの床の中に入れてみるつもりです。
しばらく前から、甘酒と塩麹入りのケーキを試作しているのですが、いつも使っていたどんぐり横丁の甘酒が、このところの麹ブームで品切れになり、入荷の見込みが立たないといわれ、いつか作ろうと思って買い置きしておいた麹で、急遽、製造に踏み切ったのです。
使ったのは、もち米。洗ったもち米400gを炊飯器に入れ、3合の腺まで水を加えて炊きます。スイッチが切れたら、蓋を開け、保温したまま、米麹300gをごはんに混ぜて冷まします。蓋を開けたまま保温を続け、温度計を入れて、70度より下がったら麹を入れてさらに混ぜます。60度まで下がったら、ふたを閉めたりあけたりしながら、60度を保つように調節します。
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小さな炊飯器を使ったせいで、温度がすぐに上がったり下がったりし、60度を保つのはちょっと大変でしたが、10時間ほどたつと、甘酒のいい香りがしてきました。成功です!
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荒熱が取れたら容器に入れ、冷蔵庫に。私は試したことがありませんが、冷凍して、シャーベットのようにときどきかき混ぜてやると、おいしい甘酒シャーベットができるそうです。
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私は、味噌とか糠漬けとか甘酒とかいった、麹の系統の食品があまり好きではありませんでした。子供のころ、母の実家に行くと、広い土間の一角に、大きな樽がいくつも並んでいて、味噌のにおいが年中漂っていました。私はそのにおいが嫌いで、その場所を通るときは走って通ったものです。大正末年生まれで、農村に育った母の話では、子供のころの調味料は塩か味噌か味噌樽にたまった溜り。醤油はぜいたく品だったそうです。私が嫌ったあのにおいは、母の家族にとっては、大事な調味料がかもし出す豊かな香りだったのです。
二十数年前、マクロビオティックの食事法を知ってから嗜好ががらりと変わり、味噌が好きになり、甘酒も飲めるようになりました。糠漬けだけはまだちょっと苦手ですが。味噌はそのころから、ときどき手づくりするようになりました。でも、甘酒は、なかなか自分で作る気にはなれませんでした。冬に、体を温める飲み物として飲む以外の利用法を知らなかったからです。
それが、塩麹を使い出していろんな料理に使ううち、塩麹だけでなく甘酒も料理に使えると知って、けっこうよく利用するようになりました。とくにたびたび食卓に登場するのは、味噌と甘酒に漬けておいた魚の焼き物。要するに味噌漬けなのですが、甘酒が、みりんと酒の両方の役割を果たし、かんたんにおいしい味噌漬けができあがります。マグロの刺身を柵のまま一晩漬けて置き、翌日そのまま切って食べると、刺身の生臭さが消え、深みのある味に変身します。甘酒味噌の床は、何度も使いまわして利用しています。きょうは、ゆで卵をこの床の中に入れてみるつもりです。