アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

金シャチビールのミツボシビール

2013-08-12 16:36:07 | のみもの
    先日、ひさびさに道の駅・どんぐりの里(観光協会の案内所があるところ。153号線に面した建物です)に出かけた友人が、「人がたくさん居た!」と驚いていました。

   道の駅は24時間、照明はもちろん、冷暖房がつけっぱなしの快適な場所です。広いテーブルがいくつかあり、お弁当を食べたり、おしゃべりしたりするのに好都合のスペースです。

   でも、いつも、電気代がもったいない、といいたくなるほどお客が少ないのですが、今年は暑さを逃れて、多くの人が利用しているようなのです。涼しい稲武でも、日中の炎天下はやはり暑い! こちらはかっこうの休憩場所です。

   どんぐりの里より100mは標高が高い私宅は、崖下にあるおかげもあってことのほか涼しく、扇風機すらほとんどかけずにすんでいます。夏になると、「稲武に越してきてよかった」とつくづく思うのですが、今年はいつにもまして、何度もこの言葉が口から漏れます。

   それでも、ここ数年、稲武でもかなり気温が高くなっているのを感じます。

   以前は、お茶もビールも、まったく冷やさずに飲んでいました。夏でも、です。でも、2,3三年前から、冷やさないとぬるいと感じるようになりました。

   写真は、先日、足助のスーパー・パレットでみつけた金シャチビールです。金シャチビールは見つけるとたまに買うのですが、このミツボシシリーズははじめてみました。ペールエールとラガーとピルスナーの三種。そのうち、ペールエールとラガーを買いました。

   このところ稲武外に出ても、暑くてそそくさと帰って来るので、街でおいしそうなビールを選ぶ暇がありません。それでたいてい、稲武地内で手に入るエビスと黒エビスばかり飲んでいます。だから、。ひさびさのぜいたくなビール。やはりおいしい! どちらもしっかりしたこくも甘さも苦さもちゃんとあります。

   ところで、このミツボシビールは、「文明開化まもない、明治十七から十八年頃、盛田家十一代久左衛門、命棋翁が時代に先駆けて中部圏で初めてビールの試醸に成功した時の名称」だそうです。盛田家とは、金シャチビールの醸造所の当家。

   でも、このとき、「手がけていたワイン用ぶどう畑が害虫により、壊滅の憂き目にあった余波で、ビールの醸造と販売という夢が潰えてしまった」とのこと。そして、1996年、その夢を果たすべく、子孫が立ち上げたのがこの醸造所だそうです。

   100年目に生まれたこのビール、期待にたがわない味でした。また、パレットに行ったら買おう。


   
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福蔵寺ご縁市に出ます。

2013-08-12 14:55:47 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   この夏も、豊田市旭地区の福蔵寺でご縁市が開かれます。

   1昨年から始まったこのご縁市、アンティマキは最初から出店しています。回を追うごとににぎやかになり、たのしいお祭りになっています。

   夏のご縁市恒例の流しそうめんは、山門に至る坂道で行なわれます。地元の主婦達の五平餅やてくてく農園の野菜とジャム、松原さんの椿油、Ysキッチンの米粉のたこ焼き、そのほかたくさんのお店が出ます。本堂前のステージでは、落語や沖縄民謡、読み聞かせが。名古屋おもてなし武将隊のおひとりもブースを出すようです。

   アンティマキ、今度はMiki-Co-Laboのミキさんと一緒に出店します。できれば、いま試作中の甘酒くるみケーキも持って行きたいと考えています。詳細は下記のとおり。

   日時 8月25日(日)10時から14時
   場所 福蔵寺 豊田市太田町蟹田6


   
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おいでんさんそんセンターができました。

2013-08-12 11:59:08 | 稲武のモノ・コト・ヒト・バ
  私が住んでいる稲武という地区は、7年前、豊田市に合併されました。豊田市は稲武のほかに、旭、小原、下山、足助の5つの山村を抱え、県内で一番面積の広い市になりました。

  さて、この豊田市に、先日8日、「おいでんさんそんセンター」が誕生しました。センターのある場所は、豊田市足助支所の2階の一室です。3年間は行政の管轄下におき、その後は民営化をめざしています。

   私は昨年夏、豊田市山里暮らし通信員に任命されました。いなかにIターン、またはUターンしてきた人で、いなか暮らしの情報をブログやHP、フェイスブックなどでの発信を行なっていることを条件に選ばれました。通信員の愛称はおいでんさんそんず。

   「おいでん」は、こちらの方言で「いらっしゃい」。「山村へいらっしゃい、と言っている人たち」といった意味だとおもいます。

    命名したのは当時豊田市役所企画部部長だった鈴木辰吉さん。彼は3月に退職なさったのですが、その後、おいでんさんそんセンターの設立準備に奔走。ようやく開所にこぎつけました。

    昨年さんそんずに任命されたのは、3名と1企業だったのですが、さらに今年は2名と1協議会が加わりました。これでメンバーは7名。にぎやかになりました。

    新しいさんそんずメンバーの任命式のあとは、意見交換会。豊田市長とセンター長の鈴木さん、さんそんずの二人と、市街地の主婦グループ・グリーンママンのメンバー、豊田市の自然派系のフリーペーパー「耕ライフ」の編集長がパネラーで、コーディネーターは名古屋大学準教授の高野雅夫さんです。それぞれの活動や山里の魅力について語り、さんそんセンターに期待するところを語りました。

   さんそんセンターの大きな仕事は、都市部と農山村部をつなぐこと。たとえば都市部の、「子供たちに田植えの体験をさせたい」と考えている団体や「定年後の時間を人に役立つ仕事に使いたい」と希望している退職者などの情報と、山村部の、「子供が減って大きな活動ができない」「里山の手入れをしたいけれど人手が足りない」といった情報をデータベース化し、内容に応じた受け入れ先を探して調整します。

    ほかにも活動はさまざま。過疎化のすすむ山里の活性化が目的なのですが、豊かな自然の残る山里が、都市住民にとっても大事な場所であることをアピールし、山里だからこそできる活動を提案しコーディネートします。 

   おいでんさんそんセンターには、市内の山村の案内やしおり、イベントのちらしなどいろいろそろっています。一般の方でも気軽に入れますので、足助の街散策の帰りにでもぜひのぞいてみて下さい。なお、おいでんさんそんずのフェイスブックもできました。こちらからクリックして、「いいね!」を押して下さい!
     
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