アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

明日のご縁市で新商品+ブルーベリーも販売します。

2013-08-24 22:15:51 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
   あしたは、毎年春、夏、秋に行なわれる豊田市旭地区の福蔵寺のご縁市です。さきほど、ほぼ準備完了しました。

   さて、あしたは、アンティマキからふたつ新しい品を発売します。ひとつは、甘酒と塩麹のケーキ。

   ひと月ほど前から試作を重ねてできました。国産小麦粉に稲武大野瀬町の筒井重之さんの玄米粉が2割ほど入っています。甘酒と塩麹は自家製。てんさい糖、菜種油、豆乳入りです。アニスシードを少し加え、味にアクセントを加えてみました。タルト型の下に敷いた胡桃がこうばしい。

    このケーキ、何回めかの試作のとき、塩麹を入れ忘れて焼いてしまいました。そしたら、それまで甘すぎるかなと思っていたのに、甘味が足りなくて、メイプルシロップをかけるとちょうど良い甘さになりました。塩が甘さを引き出すというけれど、ほんとうなのだな、と身を持って知りました。

    もうひとつの品は、有機小麦のパン。こねないパンシリーズの新しいバージョンです。

    こちらは、アメリカ産の有機強力粉と有機強力全粒粉が主材料。ほかには、ホシノの天然酵母とゲラントの塩に水だけ。きわめてシンプルなパンです。これまで、玄米ご飯を入れた素朴なパンは作っていましたが、具も油も砂糖も入れないのは初めてです。

     シンプルなパンこそ小麦の味が決め手になるだろうとおもって、いつも使っている国産の小麦粉の2倍ほどたかいのですが、あえて有機認証をとっている小麦を使ってみました。友人に食べてもらったところ、「砂糖を入れてないといっていたけれど、ほんとう? あまい」との感想を。小麦のもつ甘さなのだろうな、とおもいます。小麦の種類もパンにふさわしいらしく、窯のびがよく、きれいに焼けました。

     あしたはこのほかに、スコーン3種、穀物クッキーを3種持っていきます。うち1種は有機ほうじ茶のクッキー。前に作ったときよりほうじ茶の量を増やし、より香ばしさを出しました。小豆のパンとおからのガトーショコラ、ハーブのフォカッチャも並べます。

     さて、以上のほかに、稲武地区野入町の三木さんが、ご自分の農園で採れた瑞々しいブルーベリーを持っていきます。ハイブッシュの収穫期は終わったのですが、ラビットアイはいまが最盛期。オクラッカニーという大粒の品種のブルーベリーの完熟した実を、Miki-Co-Laboのコンフィチュールといっしょに並べます。ぜひ、のぞいてみてください。    
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