アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

こんぶ土居の天然真昆布で昆布巻きを作りました。

2014-01-02 17:49:42 | 手作りのたべもの
   昨年の初夏、ちえ流マクロビオティック料理教室の講師・ちえさんの案内で、大阪は空堀商店街の老舗コンブ屋・土居さんを訪ねました(コチラ→)。そこでご主人が最高級の品だと推した、函館市川汲浜産の天然真昆布で、この大晦日、昆布巻きを作りました。

   いつもは、身欠き鰊で昆布巻きを作るのですが、今回は真昆布に敬意を表して北海道産の鮭を巻くことにしました。

   昆布は数時間水につけて巻ける程度に柔らかくします。鮭は皮をとって(私は昆布巻き用の鮭を買ったので、皮も骨ものぞいてありました)、昆布でふた巻ほど巻きます。酢水につけたかんぴょう(無漂白のかんぴょうを使ったので、前処理が不要です)で、二箇所結び、鍋に並べます。

   水と酒をひたひたより少し多めに注ぎ、落し蓋をしてストーブのうえへ。1,2時間で柔らかくなるので、てんさい糖と醤油を適当に加え、さらに煮続けました。

    アクはとったほうがよいようですが、わたしはすっかり忘れました。でも、いやなにおいも味もいっさいありません。ニシンと違って、前処理も下煮もいらないので、簡単でした。

    昆布はきわめて肉厚。食感も味わいもすばらしい! これまでの昆布巻きの昆布は、薄くてとろけることもあり、昆布の臭みもありました。でも、この昆布、すばらしい! 鮭もおいしいことはおいしいのですが、主役は昆布。相当食べても飽きません。

   ところで、昆布をつけた水は、干ししいたけの戻し汁とあわせて雑煮の出し汁にしました。これも、すばらしく滋味溢れる汁になりました。
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関谷醸造の「花野の賦」

2014-01-02 16:33:25 | のみもの
   新年最初のお酒は、設楽の関谷醸造の「はなののふ」。昨秋、予約して入手した純米大吟醸です。

   製造日は13年10月1日となっています。冬の酒「春のことぶれ」と、夏の酒「初夏の風」にくわえて、秋の酒として販売したようです。

   でも、秋に飲まずに、昨日までとっておきました。一口目、すっととおります。やはり精米歩合45%の大吟醸です。そして二口目、甘さとこくがひろがります。

   このところ、日本酒はほんの少ししか飲まなくなっていたのですが、いい日本酒に出会うと、けっこう飲めます。昨夜は気がついたら2合飲んでいました。そして眠ってしまいました。

   だいぶ昔から純米酒を選んで飲んでいましたが、いまほどの満足感を得られるお酒は飲んでなかった気がします。いまは、当時に比べたらわりといいお酒を飲んでいますが、量から言ったら、今のほうが酒代は安くなっているかも。もちろん、値段が高いからおいしいとは限りませんし、量が減ったのは年齢のせいもあるかもしれませんが、どちらにしろいいことです。

    食べ物でも飲み物でも、無理やり禁止すると、反動が来ます。それでは元も子もない。自然に、それまで食べたり飲んだりしていたものがおいしくなくなり、より健康的な食品や飲料をおいしく感じられるようになるのが大事なことだと思います。

    とはいいながら、飲みすぎはなくなったものの、食べすぎには、まだまだ注意の必要な健啖家のわたしです。

      
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