アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

あしたは興正寺マルシェ出店です!

2014-09-20 22:18:29 | イベント出店情報とそのほかのお知らせ
    あしたは、久しぶりに大きなイベントに出店します。名古屋・八事山興正寺マルシェです。奥三河Three trees+全員があしたは顔をそろえます。

    はじめて出店するイベントなので、いろいろな種類の焼き菓子を用意しました。そのなかでもぜひみなさんに召し上がっていただきたいのが、これ。米ぬかクッキーのカレー粉入りです。

    米ぬかクッキーは、カレー、ココア、ごまの3種類あります。発売してもう2か月以上たつのですが、実はカレークッキーのみ、最初だけ美味しいクッキーができたのですが、その後は、どうも思わしいものが作れず、焼いたあとで発売を断念したことが何度も。その理由は、カレー粉の違いにあります。試作時と最初の販売のおりにつかったのは、生活クラブのカレー粉。香ばしくおいしくしあがり、評判は上々でした。

    でも、2回目はスーパーにあるカレー粉しか手に入らず、仕方なくそれを使いました。すると案の定、風味がない。辛さも香りも物足りません。すぐに、ネットで検索してみると、かなりの安値で売っている有機のカレー粉を見つけました。「これだ!」とおもい、送料を無料にするため、大瓶を3個も買いました。

    で、さっそく作ってみると・・・苦い! 色はとてもきれいなのに、辛さより苦みが際立っています。何人もの友人に食べてもらうと、みな異口同音に「苦い!」と。ウコンの量がとても多いのでしょう。

    そのときは、かなり多めにカレー粉を入れたせいだろうと思い、その次は心持ち減らして作ってみましたが、やはり苦みは隠せません。

    今週の水曜日、豊田市街地でアンティマキの講習会が開かれたのですが、そのおり、どんぐり横丁で買ったニランジャンさんのネパールカレー粉を使ってみました。ニランジャンは、豊田市旭地区に昨年移住したご夫婦が開いているスパイスメーカーです。こちらのカレー粉は香りが高くて結構辛い。少し少なめの分量にしてつかったのですが、焼き上がるやいなや、かおりのよさに歓声が上がるほど。風味もとてもよくて、辛味も適度です。

    こういうわけで、これからはニランジャンさんのカレー粉をつかうことにしました。灯台下暗し。こちらのカレー粉はたびたびカレー料理に使っていたし、お宅にも伺ったことがあるのに、商品の材料としては高くなりそうだと思い込んで、検討もしませんでした。でも、いざ使てみると、少量でいい味が出るので、ゴマ入りやココア入りとさほど原材料費の違いは出ないことがわかりました。

    ながなが書きましたが、おいしいのができて、うれしい! 来週水曜日には、やまのぶ梅坪店にも納品します。 

     さて、もうひとつ、あした販売するものを紹介します。いつものハーブのフォカッチャ、塩なし版です。

     塩はパンを作るのに、欠かせない材料だそうです。ふくらみにも多分に影響するとか。実は、わたしはその大事な塩を入れるのを忘れたのです。

     いつもなら、こういう失敗があると、家で食べるか友人にもらってもらうかするのですが、おもいつきで、あした、売ることにしました。じつは食べてみたら、それなりにおいしいのです。塩気がない分、小麦の味を感じるように思う。値段は半額にして、焼いた分11個だけ、特別販売です。オイルに塩を入れたものつけるかおかずをはさめば、美味しくいただけると思います。試食もおきますので、おためしを。

     きょうは、知人が送ってくれた恵那市のクリで、クリおこわを蒸しました。わたしは、渋皮をむくのがめんどうなので、ごはんでもおこわでも、たいてい渋皮のまま炊き込んでいます。これが結構香ばしくておいしい。鬼皮は、染めに使います。

      このところ、稲武はすっかり秋の深まりを感じます。昨日も今日も、私は日中毛糸のカーデガンを羽織っていました。こんなに寒い9月は、いくら標高の高い稲武でも、初めてです。明日は朝5時おき。6時半には、稲武を出発します。そろそろ寝る支度をします。イベントがすんだら、こたつを出して、そろそろ薪ストーブを使う準備に入らなければならないようです。

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