先日、昼ごはんのあと、つい見てしまったBSプレミアム放映の映画「幻影師アイゼンハイム」。すぐに引き込まれました。
2006年のアメリカ映画。舞台は1800年代のオーストリアの都ウィーン。主人公アイゼンアイゼンハイムは、高度のテクニックをもつ奇術師で、庶民から貴族、はては皇太子まで魅了します。皇太子は、彼の婚約者候補である伯爵令嬢・ソフィをアイゼンハイムの舞台に立たせます。
このときの手品がすごい。CGだとわかっていても、感心してしまいます。
さて、アイゼンハイムとソフィは、実は幼馴染の間柄。身分の違いゆえに仲を裂かれ、男のほうは行方不明に。ふたりはこの舞台上で再会し、恋が再燃します。
皇太子に忠実に従うことで出世をもくろむ警部が狂言回し。家具職人の息子アイゼンハイムに対し、彼は自分が肉屋の息子であることを告げ、低い身分のものは上流階級に従うことによって這い上がるしかないことを示唆します。彼はアイゼンハイムを気に入っているがゆえに、こうした忠告をし、皇太子の逆鱗に触れる前に二人の恋を終息させようとします。
しかし、結局ふたりは逃避行を企てます。そして、その道中、ソフィは何者かに殺害されます。
その後、アイゼンハイムは、当時流行っていた交霊術とも奇術とも断定できない巧妙な技で観客をとりこにします。そして何人めかに呼び出されたのがソフィ。彼女は、自分を殺したのが皇太子であるかのようなそぶりを見せて消えていきます。
以前から皇太子の残虐さを嫌っていた庶民は、このソフィの登場を歓迎。皇太子への反発をますます強めます。
政治と恋がもつれつつ描かれ、細部の描写もうつくしい。そして、驚くべきどんでん返し。見てよかった! 脚本がいい!
主人公のエドワード・ノートンは、「ファイトクラブ」でブラピと共演し、主役を食うほど、と評された俳優だそう。「ファイトクラブ」は、かなりおもしろかったのですが、ノートンの演技は覚えていません。いつか機会があったら、もう一度見てみたくなりました。
2006年のアメリカ映画。舞台は1800年代のオーストリアの都ウィーン。主人公アイゼンアイゼンハイムは、高度のテクニックをもつ奇術師で、庶民から貴族、はては皇太子まで魅了します。皇太子は、彼の婚約者候補である伯爵令嬢・ソフィをアイゼンハイムの舞台に立たせます。
このときの手品がすごい。CGだとわかっていても、感心してしまいます。
さて、アイゼンハイムとソフィは、実は幼馴染の間柄。身分の違いゆえに仲を裂かれ、男のほうは行方不明に。ふたりはこの舞台上で再会し、恋が再燃します。
皇太子に忠実に従うことで出世をもくろむ警部が狂言回し。家具職人の息子アイゼンハイムに対し、彼は自分が肉屋の息子であることを告げ、低い身分のものは上流階級に従うことによって這い上がるしかないことを示唆します。彼はアイゼンハイムを気に入っているがゆえに、こうした忠告をし、皇太子の逆鱗に触れる前に二人の恋を終息させようとします。
しかし、結局ふたりは逃避行を企てます。そして、その道中、ソフィは何者かに殺害されます。
その後、アイゼンハイムは、当時流行っていた交霊術とも奇術とも断定できない巧妙な技で観客をとりこにします。そして何人めかに呼び出されたのがソフィ。彼女は、自分を殺したのが皇太子であるかのようなそぶりを見せて消えていきます。
以前から皇太子の残虐さを嫌っていた庶民は、このソフィの登場を歓迎。皇太子への反発をますます強めます。
政治と恋がもつれつつ描かれ、細部の描写もうつくしい。そして、驚くべきどんでん返し。見てよかった! 脚本がいい!
主人公のエドワード・ノートンは、「ファイトクラブ」でブラピと共演し、主役を食うほど、と評された俳優だそう。「ファイトクラブ」は、かなりおもしろかったのですが、ノートンの演技は覚えていません。いつか機会があったら、もう一度見てみたくなりました。