さすらい

今日も朝が来て　いつものように始まり
問題なんて　片付けて
それでも　迷いの中にいる

心が決まるまでに　そんなに時間はかからない
明るい予感もしている
まだ旅は　終わったわけじゃない

さすらいは　町を幻のように見せる
人の助言が　必ずしも正しくはないことを
誰よりも　わかっているはずだから
ひとりよがりは　もういいじゃないか

なにもかもをやめてしまったほうが
いっそ　すっきりとする
だからって　なにかを新しく始めることが
答えのすべてじゃないこと

人生のすべてを　変えるわけじゃない
答えは初めから　変わらないはず

だから今日もいつものように

歩き疲れるほど　町をさすらう
汗をかきながら　ひとりさすらう
人と別れて　ひとりになって
終わらせた愛に　背を向けて

もう迷わない　もう始まっている
新しい恋は見つからないまま
昔の恋も置き去りのまま　
輝ける明日への　栄光の日々よ

どこかで出逢いましょう

この世界中の　どこかで　あなたに　逢いたい
見知らぬ　街の　偶然の　出逢いに
この世界中の　どこかで　あなたと　出逢いたい
見知らぬ　国の　奇跡の　出逢いに

乾いた　砂漠のような　都会の街に
たどり着いて　あなたを　見つける
麗しい　溢れる　あなたの　情愛は
触れられない　清らかな　オアシスのよう

あなただけに　口づける　瞬間に
僕は　身体ごと　宙に舞って　空を行く

この世界中の　どこかで　あなたと　逢いたい
見知らぬ　街の　偶然の　永遠に
この世界中の　とこかで　あなただけと　出逢いたい
見知らぬ　国の　奇跡の　偶然の　永遠に

どこか　知らない場所で　出逢いましょう
どこかで　出逢いましょう
あなたは　きっと　僕に　気づくでしょう

この出逢いの奇跡を

今日　はじめて見せる　笑顔
なにを　考えてるのか　
さっぱり　わからない　キミの　素顔
間近で　見たよ

はじめての　デートは　
なにを　基準に　服を　選んだの？
９月の　素足の　サンダル
僕のこと　こんなに　ときめかせて

出逢いの　奇跡を　あなたは　感じてる
喜びの　溢れてる　無邪気な　横顔
出逢いの　奇跡を　僕は　知っている
感情が　溢れだしそうな　無邪気な　自分に帰って

今　はじめて見える　姿
なにを　見ていたのか
さっぱり　わからなかった　キミの　シルエット
真面目に　見たよ

はじめての　口づけは
なにを　基準に　口紅を　選んだの？
僕の　唇に　着いた色
手の甲で　ぬぐう　ときめいてる

出逢いの　奇跡を　あなたに　感じてる
喜びが　溢れ出る　無邪気な　横顔
出逢いの　奇跡を　僕は　知っていた
感情が　暴走しだしそうな　無邪気な　自分に帰って

この出逢いの　奇跡を…