完全なる就職

どうして　進学校を出て　なんのために　受験に挫折して
浪人しながらバイトして　決まった就職先　僕の初就職

流れに逆らうように　もがいていた　浪人とバイト生活
自分から　あがくのをやめて　面接に行ったら　視界が開けた

「何年でも　いてくださいね」と　柔らかく　最初から　言われて
僕は　生まれて初めて　自分の居場所らしいところを　見つけた

完全なる就職　未来は　僕を　待っていてくれていた
ムリをしないで　夢なんかじゃなくて　僕は　社会人になった
名刺を　渡すからと　言われて　僕は　ちょっと　嬉しかった
社会で見る夢も　悪くない　僕は　そんな風に　思ったんだ

完全なる就職　それは　僕の　野心なんかじゃなかった
ムリをしてでも　夢なんかじゃなくて　僕は　社会でやっていくことになった
先輩に　紹介されて　初めて　仕事というものを　教えられた
会社勤めも　悪くない　案外合ってたんだって　僕は　そんな風に　思ったんだ

どんな時代に生まれても

たとえば　未来に　生まれて
現在（いま）と　違う　ハヤリの中
２１世紀の　先祖の　画像を　見たり

時に　飲まれて　生きてく　人たち
過去には　縛られないで
いつの時代だって　現在（いま）を　見つけて

明日に向かって　歩いてく
１度きりの　人生だと　思って
輝かせたい

移り変わっていく　時代の中で
年を　取っていくだけじゃ　さみしすぎるね
懐かしく　思っている間に　時は　流れてく
どんな時代に　生まれても　同じさ

どんな時代に　生まれたって　同じさ