図書館から借りてきた『開高健全集 第3巻』(新潮社)に鉛筆で線が引かれていた件ですが、いったい誰が何のために線を引いたのか、なんか気になったので、プロファイルしてみることにしました。
この第3巻は「一日の終わりに」「白日のもとに」「流亡記」「屋根裏の独白」「街と部屋で……」「穴」「ロビンソンの末裔」の全7作品が収録されています。
どれも戦後の混乱期の人々の生活や、そんな中でも変わらない釣り人の性(さが)などが描かれています。これは1~3巻に共通することです。
事実① 少なくと第1~3巻まででは、この第3巻しか線が引かれていない。
事実② 線は、「ロビンソンの末裔」だけに引かれている。
ふむ。確信犯ですね。
推論① この人の全般的な癖であるとか、開高健、あるいはこの本に対する興味・姿勢(?)ということではなく、「ロビンソンの末裔」だけに向けられた興味ではないか?
ふむ。
(つづく)
この第3巻は「一日の終わりに」「白日のもとに」「流亡記」「屋根裏の独白」「街と部屋で……」「穴」「ロビンソンの末裔」の全7作品が収録されています。
どれも戦後の混乱期の人々の生活や、そんな中でも変わらない釣り人の性(さが)などが描かれています。これは1~3巻に共通することです。
事実① 少なくと第1~3巻まででは、この第3巻しか線が引かれていない。
事実② 線は、「ロビンソンの末裔」だけに引かれている。
ふむ。確信犯ですね。
推論① この人の全般的な癖であるとか、開高健、あるいはこの本に対する興味・姿勢(?)ということではなく、「ロビンソンの末裔」だけに向けられた興味ではないか?
ふむ。
(つづく)