晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

薄ぼんやりとしたスズメ

2010年08月16日 | 生き物
日曜日の午前中、新宿に買い物に行くべく家を出る。
人、ひとりしか通れない狭い団地脇の階段を降りていくと、
真ん中あたりに2羽のスズメがいた。

1羽は、ちょっと小さくて、体の模様も薄ぼんやりとしていて、
今年巣立った子どものよう。

子どもの方がなにか咥えていて、もう1羽が周りでうろうろしている。
ぼくとの距離は5メートルほど。

なにを咥えているかは分からない。
親とおぼしき1羽はどこかへ飛んでいった。

子スズメは、口に咥えたなにかしらを食べようとして、
なんか右往左往している。

地面に置いちゃうと逃げそうなのか、いっきに食べるでもなく、
首を振ったり、地面に置こうとしたり、どうしてよいかわからない感じ。

1分、2分、あいかわらずジタバタ。
暑いよ。どいていただくかと、つっと近づく。

距離2メートルぐらい。ぜんぜん気づかず、あいかわらず口の咥えたなにかと格闘。

ようやくそれが毛虫だとわかる。
あんまりに逃げないので、蹴散らすのはやめてしばし観察。。。
ああ、デジカメがあったら写真撮るのに。

3分、4分、あいかわらずジタバタ。
と、ついに、ググッといく。
おっ、飲み込むのかおまえ。。。だいじょうぶか?

毛虫を飲み込んで、ちょっとしたら桜の木の方に飛んでいく。
どこからかもう1羽、さっきの親なのか、寄り添うように飛んでいく。

炎天下の5分間劇場でした。