継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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あか~ん チン No7 表現の型③

2022-09-05 07:50:19 | 会計


 前々回、経済主体の決算書類の表現の型として、その経済主体の「一定の期間の活動の成果」と「一定の日(決算の日)における資産・負債・純資産の状況」があるということを述べました。
 そして、「一定の期間の活動の成果」を表現する型として、前々回、「お金」の計算書の説明を、前回、「利益」の計算書の説明をしました。
 今回は、経済主体の「一定の日(決算の日)における資産・負債・純資産の状況」という表現の型の説明です。
 この表現の型は、「貸借対照表」と呼ばれるものです。
 お金計算書や利益計算書は、株式会社等の営利企業と非営利企業等で名称が異なっていますが、貸借対照表は、そのまま貸借対照表という名称を使う場合が多いようです。
(違う名称は思いつきません。)
 同じ貸借対照表という名称を使っても、内容が異なる場合はあります。
 貸借対照表のイメージを図にすると次のようになります。



 会計を使って表現するときに、資産を左側に、負債と純資産を右側に表示します。
 資産から負債を控除した金額が純資産という関係が成り立っています。
 資産とは、お金、請求権等の権利、有形・無形のモノ等です。なんとなくイメージできると思います。
 負債とは、お金等(ほぼ、お金)を外部に渡す(支払う)義務等です。
 純資産とは、資産と負債の差額です。
 前回、利益の計算書で、「利益」というのは、「指標」であるという説明をしました。
 純資産も同じ「指標」です。
 純資産がプラスのときは、「資産超過」といい、純資産がマイナスのときは、「債務超過」といいます。
 (負債超過ではなく、債務超過といいます。理由は分かりません。)
 純資産の金額の多寡、債務超過でないかということで、経済主体が事業を継続できるかといった状況を判断するのに使われます。
 純資産の内容は、大きく「資本の蓄積」と「利益の蓄積」から成っています。
 「資本の蓄積」は、外部からのお金等の払込みの積み重ねです。
 「利益の蓄積」は、事業活動の成果としての利益の積み重ねです。
 (「資本の蓄積」は、ポンポンの積み重ねという感じで、「利益の蓄積」は、コツコツの積み重ねという感じです。)
 貸借対照表を少し詳しくすると下図のようになります。




 貸借対照表で、よく質問を受けたのは、「この短期借入金の見合い(対応する資産)は何ですか」ということです。
 金融機関の方から多い質問ですが、貸借対照表というのは、特定の資産と特定の負債の直接的な対応関係を示している訳でありません。
 当初の関係は、時間の経過とともに変化しますので、対応関係がいつまでも続くわけではありません。
 貸借対照表は、資産と負債・純資産を左右に並べているため、対応関係を示していると勘違いしている方も多いようです。
 (短期的な資産、短期的な負債、長期的な資産、長期的な負債、純資産等の対応関係で、その経済主体を分析することはあります。)
 同じような勘違いに、「利益の蓄積」、つまり、営利企業では、「内部留保」と言われることがありますが、「内部留保」の金額が大きいから、現金・預金が多いはずだと言う方もいます。
 これも必ずしも正しいとは言えません。
 「内部留保」の金額が大きいということは、過去から「利益」を積み上げてきたということで、基本的に、その利益分の現金・預金等が入ってきたことになります。
 しかし、その現金・預金等が、ずっと現金・預金等のままで残っている訳ではありません。
 事業活動は、常に動いているからです。
 この辺りのことは、話題が尽きませんので、追々、説明したいと思います。
 今日は、表現の型として、貸借対照表の概略を説明しました。

 会計に関連した私の考えについて、書こうと思います。
 できるだけ分かり易く書きたいのですが、難しくなるときもあるかもしれません。
 会計は分からないけど興味がある方、会計を勉強したいと思っている方、会計に携わっている方、何かのご縁で私のブログを読んでいただいた皆様のお役に立てれば幸いです。
 皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
 61歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


オッサン公認会計士の介護ITCJ【11】介護用パッドとパンツ

2022-09-04 13:12:00 | 介護


 介護をするうえで、下の世話、つまり、排せつ(ウンコとオシッコ)の処理は避けて通れません。
 当初は、下記の「ライフリー さわやかパッド 170cc」を使っていました。
 父の介護のときも使っていたもので、通常のパンツの中に装着するものです。



 その後、歩くのが難しくなってからは、下記の「ライフリー うす型パンツM」を使うようになりました。
 通常のパンツは履かずに、このパンツだけを装着します。
 オシッコも何回かはOKですし、ウンコも受け止めてくれます。
 古い(汚れた)パンツは、脱がさなくても、手で切り取ってはずすことができます。
 そして、新しいパンツを履かせます。
 新しいパンツを途中まで履かせた上で、古いパンツを取り去ることは可能です。
 許容量はあるので、おしっこが一杯出たときは、漏れることはあります。



 その後、下記の「ライフリー 紙パンツ用パッド」が発売されました。
 (多分、発売されたのだと思います。私が気付かなかっただけかもしれませんが・・・。)
 ドラッグストアで、この商品を見付けた瞬間、「こりゃ、良さそうだ。試してみよう。」と思いました。
 即購入しました。



 今も使い続けています。
 オシッコが出たら、パットだけを変えればよいケースがほとんどです。
 交換も、パンツを変えるよりは楽です。
 介護を受ける側も、介護をする側も、パッドだけの交換の方が、楽だと思います。
 オシッコが多く出たときは、パッドから漏れて、パンツが汚れることもあります。
 人にもよると思いますが、母の場合は、今のところ、そのようなケースは少なく、ほとんどがパッドだけの交換で済んでいます。
 ただ、パンツも身体を拭いたり、入浴したりするとき等、定期的に交換するようにはしています。
 ウンコも、パッドとパンツで、大抵は受け止めてくれます。
 下痢や軟便のときも大抵は大丈夫です。
 もちろん、量が多い場合等は、漏れることもあります。
 でも、上記のパッドとパンツは、たいへん便利で満足しています。
 自治体によっては、介護を受ける方の状況に応じて、パッドやパンツに関して助成をしているところもあるようです。
 私のように、「できる限り自宅で介護を」という考え方は、古くて、そのような方は、少ないのかもしれませんが、自宅で過ごせるというのは、介護を受ける側にとっては、幸せなことではないかと思うのです。
 そのためには、介護をする側の負担が少しでも軽減されることも重要ではないかと思うのです。
 介護の分野は、どんどん進化しているように思います。
 また、良い商品が出たら、試してみたいと思います。

 介護をしている方、介護について迷われている方、将来、介護の不安のある方等など、何かの参考になれば幸いです。
 たいへんな時代に、介護をするのも大変です。

 皆様に、神さま仏さまのご加護がありますように。
 61歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。


悲観的になったり怠けたりしていると人生は次々と難問を押し付けてくる。

2022-09-01 14:25:05 | 継続の法則








 自分の悲劇の主人公のように思ってみたり、努力の継続を止めて何となく毎日を過ごしていると、必ず難問が降りかかってきました。

 私の経験から言えることです。
 でも、難問は人生において降りかかってくるものなので、気持ちの問題かな、という気もします。
 難問が降りかかってきたときの心の持ちようで、難問への取組み、姿勢、難問の評価等が変わってくると思うのです。
 積極的な思いで、毎日、努力を継続していると、人生の難問に対しても、「よしやってやるぞ」とか、「乗り切ってやる」とかという思いが出てくるように思うのです。
 私は、難問を前に、よく落ち込みますが、できる限り、その落ち込みの時間を短くするように心掛けているつもりです。
 もう人生の半分は生きてきたはずですので、これくらいはできないといけません。

 ただし、神さま仏さまに、「どうぞ人生の難問をお与えください」と言うまでの度量はありません。
 こんなことを考えている私の8月25日から8月31日までの365日継続記録表と365日勝敗表です。





 暑くてきつい日が多かったのですが(ほとんどそうでしたが)、なんとか白星を続けられています。

 毎日、ユーチューブで社会保険労務士試験の解説を聴いているのですが、今年の試験が先日終わったようです。
 今年は、かなり難しかったようです。
 受験された方、お疲れ様でした。
 私も数年前に合格するまで数回受験したのですが、受験が終わって帰りの駅で頭がフラフラしていました。
 社会保険労務士試験の特長ですが、択一式は試験時間内に読む問題文の数が半端なく多いと言えると思います。
 今年は特に多かったようです。
 でも、良い経験だと思います。
 できた方、できなかった方がいると思いますが、それぞれ次のステップへ向かってください。
 人生は一冊の問題集です。
 努力の継続を続けてください。

 正しい目標に向かって、正しい方向で努力を継続している皆さん。
 未来はあなた方の手の中にあります。
 がんばれ。
 負けるな。
 絶対に人生を諦めるな。
 皆様に神さま仏さまのご加護がありますように。
 61歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。