入門と書いてある表題の本にかぎって読みづらくて解りずらいと云われるし 自分でも経験してる。
始めはバカ丁寧に噛み砕いて記述してるけど 我慢できずに説明も無く専門用語が突然飛び出してくることが多い。 長年やってきた専門分野で解って当然なのに こんな事解らないのはおかしいと思っちゃう専門バカ。 それに出版屋の売り上げアップの策略もあるようだ。
図書館の書棚にバカでもわかる思想入門 という本を見付ける、 入門の他に馬鹿が付いてる これなら俺にでもわかるのではないかと思い借りてみた。
鳥獣戯画の模写です
結論からいうと全然解らない バカ以下という事か。
この中には 孟子 マルクス フロイト 等が登場してきて思想とは幅が広いものだ。
若い頃は誰でも興味が沸いてきて 大体のものはちらりと読むものである。 ニーイチェ「ツァラトゥストラ」、ルソー「エミール」など、、 知ったかぶりをしたかっただけで解りもせず ただ活字を眺めただけ。
大体思想家の顔ぶれをみるとほとんどが上流階級の人で体を使わず 暇に任せて頭の中で思想とかをでっち上げるので解りづらいのは当たり前。 この本の著者も慶応出のお坊ちゃま。
一通り読んでみたけどサッパリ解らないしそれぞれちゃんとした逆説あるので 解らなくても困らない事ばかりだ。