~10月の旅ノートより~
■10/2(土)~3(日) ツアー添乗で能登演劇堂へ
ゴッホの生涯を仲代達矢が演じた『炎の人』。
三好十郎の脚本、
ラストのナレーションに感銘を受ける。
*** *** *** *** *** ***
苦しみの中からあなたは生まれ
苦しみと共にあなたは生き、
苦しみの果てにあなたは死んだ。
三十七年の生涯をかけて、
人々を強く強く愛したが
やさしい心の弟のテオをのぞいては
誰一人あなたを理解せず、愛さなかった。
あなたはただ数百枚の光り輝くあなたの絵を
世界の人々にえがき贈るだけのために
大急ぎに急いで仕事をして
生涯を使い果たした。
絵を描く時の歓喜だけがあなたの生き甲斐で
あとは飢えと孤独と苦痛ばかりであった。
(後略)
■10月某日 大好きな作家さんのある日の日記より
*** *** *** *** *** ***
幸福な画家、幸福な作家、というのはどこか矛盾のある言葉だ
■10/15(金)~17(日) ツアー添乗で奄美大島へ
奄美で晩年を過ごし、亡くなった孤高の画家、
田中一村の絵にふれる。
奄美のゴーギャンと表現されることの多い一村だが、
生前はほとんど評価されなかった点など
奄美のゴッホと呼ぶほうがふさわしいように思う。
一村が友人に宛てたという手紙の一文を思わずメモ。
*** *** *** *** *** ***
画家は我がまま勝手に描くところに
絵描きの値打ちがあるので、
もし御客様の鼻息をうかがって描くようになったときは
それは生活の為の奴隷に転落したものと信じます。
■10/23(土)~24(日) オフを利用し、東京ひとり旅
お目当ては先の作家さんのライブ。
開催中の「没後120年ゴッホ展」も、もちろん訪ねた。
ゴッホが弟テオにあてた最後の手紙より。
*** *** *** *** *** ***
斯くして私は生涯を絵に捧げ、
そして、そのさなかに
私の理性は半ば崩壊してしまった。
それもまた、いい――。
*** *** *** *** *** ***
生涯でたった1枚しか絵が売れなかったゴッホ。
自死を選んでから120年目、
浮世絵に魅せられ
行きたいと願った日本での展覧会。
うねり、波打ち、盛り上がる絵具のひと筆ひと筆に
ゴッホの苦悩と歓喜が塗りこめられているようで、
しばし足も息も止まりました。
能登から奄美、そして東京へ。
ゴッホを追って旅した10月でした。
▼ツアー報告「大大阪モダン建築」はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/entry-10586300396.html
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貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
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■10/2(土)~3(日) ツアー添乗で能登演劇堂へ
ゴッホの生涯を仲代達矢が演じた『炎の人』。
三好十郎の脚本、
ラストのナレーションに感銘を受ける。
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苦しみの中からあなたは生まれ
苦しみと共にあなたは生き、
苦しみの果てにあなたは死んだ。
三十七年の生涯をかけて、
人々を強く強く愛したが
やさしい心の弟のテオをのぞいては
誰一人あなたを理解せず、愛さなかった。
あなたはただ数百枚の光り輝くあなたの絵を
世界の人々にえがき贈るだけのために
大急ぎに急いで仕事をして
生涯を使い果たした。
絵を描く時の歓喜だけがあなたの生き甲斐で
あとは飢えと孤独と苦痛ばかりであった。
(後略)
■10月某日 大好きな作家さんのある日の日記より
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幸福な画家、幸福な作家、というのはどこか矛盾のある言葉だ
■10/15(金)~17(日) ツアー添乗で奄美大島へ
奄美で晩年を過ごし、亡くなった孤高の画家、
田中一村の絵にふれる。
奄美のゴーギャンと表現されることの多い一村だが、
生前はほとんど評価されなかった点など
奄美のゴッホと呼ぶほうがふさわしいように思う。
一村が友人に宛てたという手紙の一文を思わずメモ。
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画家は我がまま勝手に描くところに
絵描きの値打ちがあるので、
もし御客様の鼻息をうかがって描くようになったときは
それは生活の為の奴隷に転落したものと信じます。
■10/23(土)~24(日) オフを利用し、東京ひとり旅
お目当ては先の作家さんのライブ。
開催中の「没後120年ゴッホ展」も、もちろん訪ねた。
ゴッホが弟テオにあてた最後の手紙より。
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斯くして私は生涯を絵に捧げ、
そして、そのさなかに
私の理性は半ば崩壊してしまった。
それもまた、いい――。
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生涯でたった1枚しか絵が売れなかったゴッホ。
自死を選んでから120年目、
浮世絵に魅せられ
行きたいと願った日本での展覧会。
うねり、波打ち、盛り上がる絵具のひと筆ひと筆に
ゴッホの苦悩と歓喜が塗りこめられているようで、
しばし足も息も止まりました。
能登から奄美、そして東京へ。
ゴッホを追って旅した10月でした。
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