銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

そろって癒し系

2012年02月04日 | のほほん同志Aの日常

オーロラの旅から1週間。

余韻にひたる間もなく(いつものことです)、
毎月の旅便りの原稿ウィークに突入していましたが
ようやくそれに目途がつきました。

で、ホッとすると思い出すのは
楽しかったカナダ・イエローナイフでの時間です。

お一人参加の女性の方ばかり
箸が転げてもおかしい年頃とばかり、
零下20度の外気にまつ毛が凍ったといっては笑い、
メガネが曇って真っ白だと言っては笑い、
まあ、おなかが痛くなるほどよく笑いました。

なんといってもおかしく、そして可愛かったのが
現地でレンタルした防寒具5点セットです。

ご用意したのは次の5点。

1.青いオーバージャケット
2.風を遮断するオーバーパンツ
3.極地仕様ブーツ
4.顔全体をカバーできるフェイスマスク
5.両手をふんわり包むミトン 

すべて身につけると肉襦袢のような分厚さ、重さ。
皆さん、ほとんど手足の自由を奪われています。

コロコロ

一押ししたら、そのままポテンと倒れそう。

ヨチヨチ

おぼつかない足元に防寒ブーツを履かせ、

やって

と両手を開いて見上げるので
(私は長身、皆さんはそろってその反対なのです)
「はいはい」とばかりファスナーをエイッと上げ、

はい、じゃあ行きますよ~

と先頭に立って歩く。

ちゃんとついてきてますか?と振り向くと

はーい!

ちびっこ南極観測隊みたいな青いコロコロが、懸命にヨチヨチ。

もう、かわいいの何のって。


…どうもその姿、ほかのグループからも注目されていたようです。

私たちと同じ日にイエローナイフ入りした
別の旅行会社の添乗員さん。

東京銀座の某デパートのネームタグがついていたので、
「銀座グループ」と私は勝手に命名していました。
とても感じの良い方で、いつも私たちを見てはにっこり。

イエローナイフは田舎ですから行くところも限られています。
ツアー中、行く先々で一緒になり、
最終日の飛行機まで偶然いっしょだったので少しお話をしました。

すると…

「お宅のグループには、ほんとうに癒されました」と。

はい?

何のことですか
とお聞きすると、銀座グループの添乗員さん、クスクス笑いながら

「だって、カルガモの親子にそっくりで。
 うちではお宅のこと、カルガモグループと呼んでたんですよ」

なんと。

たしかに、まだ言葉も交わしていないのに
「こちらに向けられる笑顔がどんどん大きくなるな」
「なんであんなに満面の笑みで見つめはるんかな」
と、やや不思議には思っておりましたが…

まさか、カルガモグループと命名されていようとは!


その話、お客さんにしたところ、
この旅一番の大笑いになったことは言うまでもありません。


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