毎年3月2日は若狭「お水送り」
その日が少しずつ近づいてきました
東大寺二月堂の「お水取り」は有名でも
若狭「お水送り」は、そこまででもないかもしれません
そもそも、どうして、奈良と若狭が一つの行事で
つながっているのでしょう?
私も、その理由は最近になって知りました
時は8世紀
東大寺二月堂を建立した僧「実忠(じっちゅう)」が
世界の平和を祈って始めた修二会(お水取り)の行事に
日本中の神々を招くことになりました
ところが、若狭の神様「遠敷(おにゅう)明神」だけが
何と!漁に夢中になって、大切な神の集まりに遅刻したのです
そこで、遠敷明神はお詫びとして
二月堂のご本尊にお供えする聖なる水を献上することを
約束されました
すると!神通力により地面が割れ、
二羽の鵜が飛び立ち、清水が湧き出してきました
この湧水が湧き出た場所は「若狭井」と名付けられ
二月堂に残っています
そして、元々の若狭の方は「鵜の瀬」と呼ばれるようになり、
奈良と若狭は、地下で結ばれていると、信じられています
若狭は、「お水送り」
奈良は、「お水取り」
そうか!だからこう言うのですか!
…と、最近学びました…。
神様も遅刻したりする、そういう人間味があるところも
おもしろいですし、こういう古い言い伝えが
現代までずっと受け継がれてきているというのも
興味深いと思います
お水送りは、「静と動」「水と炎」の華やぎの神事です
夕闇が迫る神宮司の回廊から
赤装束の僧が大松明を振り回す達陀(だったん)の行に始まり
境内の大護摩に火が焚かれると、
炎の祭典は最高潮に達します
やがて、松明にもらい受けた火を手に
法螺貝の音と共に、白装束の僧や山伏姿の僧と共に
約3000人もの松明行例が続きます
(一般の人もこの行列に参加できます!)
大護摩で最高潮に達した炎は、
ここで静かな流れに変わり、
一筋の光の帯と化します
人々の祈りをのせて…
河原では、大護摩が焚かれ、
住職が送水文と共に、御香水を遠敷川へ注ぎ込みます
悠久のロマンの中に、一瞬のきらめきを残して…
若狭の火と水は一体となり、約10日間かけて、
大和の国へ至るのです…
ご一緒、しませんか
期日 : 毎年 3月2日
***********************************************************
貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
***************************************
その日が少しずつ近づいてきました
東大寺二月堂の「お水取り」は有名でも
若狭「お水送り」は、そこまででもないかもしれません
そもそも、どうして、奈良と若狭が一つの行事で
つながっているのでしょう?
私も、その理由は最近になって知りました
時は8世紀
東大寺二月堂を建立した僧「実忠(じっちゅう)」が
世界の平和を祈って始めた修二会(お水取り)の行事に
日本中の神々を招くことになりました
ところが、若狭の神様「遠敷(おにゅう)明神」だけが
何と!漁に夢中になって、大切な神の集まりに遅刻したのです
そこで、遠敷明神はお詫びとして
二月堂のご本尊にお供えする聖なる水を献上することを
約束されました
すると!神通力により地面が割れ、
二羽の鵜が飛び立ち、清水が湧き出してきました
この湧水が湧き出た場所は「若狭井」と名付けられ
二月堂に残っています
そして、元々の若狭の方は「鵜の瀬」と呼ばれるようになり、
奈良と若狭は、地下で結ばれていると、信じられています
若狭は、「お水送り」
奈良は、「お水取り」
そうか!だからこう言うのですか!
…と、最近学びました…。
神様も遅刻したりする、そういう人間味があるところも
おもしろいですし、こういう古い言い伝えが
現代までずっと受け継がれてきているというのも
興味深いと思います
お水送りは、「静と動」「水と炎」の華やぎの神事です
夕闇が迫る神宮司の回廊から
赤装束の僧が大松明を振り回す達陀(だったん)の行に始まり
境内の大護摩に火が焚かれると、
炎の祭典は最高潮に達します
やがて、松明にもらい受けた火を手に
法螺貝の音と共に、白装束の僧や山伏姿の僧と共に
約3000人もの松明行例が続きます
(一般の人もこの行列に参加できます!)
大護摩で最高潮に達した炎は、
ここで静かな流れに変わり、
一筋の光の帯と化します
人々の祈りをのせて…
河原では、大護摩が焚かれ、
住職が送水文と共に、御香水を遠敷川へ注ぎ込みます
悠久のロマンの中に、一瞬のきらめきを残して…
若狭の火と水は一体となり、約10日間かけて、
大和の国へ至るのです…
ご一緒、しませんか
期日 : 毎年 3月2日
***********************************************************
貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
***************************************