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銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

時差1時間のマイカントリー

2013年02月20日 | のほほん同志Aの日常
昨夜、オーストラリアから帰国しました。

亜熱帯の森、ラミントン国立公園と、
世界最大級の一枚岩ウルル(エアーズロック)。
その二つの世界遺産を訪ねてきました。

わずか1週間の旅は瞬く間に過ぎ、
帰国した今、あえて誤解を招くことばでいうと
ちっとも外国に行った気がしないのです。

というのも私にとってオーストラリアは
学生時代の1年間を過ごした地。
(*ほかのスタッフも同じ町に短期留学していたとこのたび判明。
 奇遇…というより、たぶん学費が安いのです)


肌に馴染んだ土地ということでしょうか、
時差もほとんどありませんし。

う~ん、いや、そうはいっても
南半球で季節は真逆です。
なのに、なんでこんなに外国に行った気がしないのか。

帰りの飛行機の中で、ふと浮かんだそのギモンは
一夜あけた今朝、事務所へと向かう電車のなかで解けました。

何かイベントでもあったのでしょうか、
ある駅で、どやどやと留学生たちが乗り込んできました。

どこの国からでしょう、欧米系の英語ネイティブの学生、
アジア系の学生、そして日本の学生たち。

それぞれがそれぞれの英語で喋りあう光景に、
むしょうにオーストラリアを思いました。

いろんな肌の色、いろんな髪の色の人が
ふつうに街を歩き、言葉を交わしている国。
耳をすませば英語だけではなく、
いろんな国の言葉が聞こえてくる国。

そうでした、私、留学を終えて帰国したとき、
ほとんどの人が同じ肌の色で、同じ髪の色で、
そして日本語しか聞こえてこないことに
いいようのない「違和感」を感じたのでした。

なんだか息つまりそう…
自分もそのひとりなのに、居心地の悪さまで。

ひるがえって移民大国オーストラリア。
にわか英語の留学生も、わずか1週間の旅人も、
ドーンと受け入れてしまう懐の深さが
あの国にはあるのかもしれません。

まるで外国にいる気がしない、
それほどリラックスしていたということなのでしょう。


ウルルはたしかに巨大でした。
でも、もっと大きなものに包まれていたんだなぁと
赤い大地の国を思い出しています。


▼海外ツアー報告「ドイツとオーストリアのXmas」はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/day-20110617.html

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