銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

蜷川さんと眼鏡と

2016年05月14日 | 見かけだおしNのつぶやき

「あら、あなたのその眼鏡、もしかして、私と同じ?」

「え?」

よく見ると、確かに、あの店のもの。

貸切バスの相談に来てくださった方です。

 

ゴメンナサイ。

なぜか謝りつつ、

以後、かぶらないように気をつけます、と私。

 

でもかぶる時はかぶるのですね。

翌日のツアーでご一緒した別のお客様、

なんか、目元に注目してしまいました。

あれ、なんか似ているなぁ、、、

ああ、やっぱり、 又、眼鏡が同じでした。

ううーん、複雑。

 

まあ、お二人とも逆瀬川のご近所さんですから

眼鏡のお店が同じで、その店のショーケースから選ぶんだから仕方なし・・・・

いやいや、待ってよ店員さん、「お似合いですよ」ってあの言葉!

お二人は80近くの方ですが・・・!?

 

そういえば、20代の頃、友人と

「おばさん服っていつから着るんやろ」なる談義に花を咲かせました。

「百貨店の7階催事場で買うようになる日やろ?」

「まあ、やっぱり30過ぎたら、必然、七分丈のスカート履きだすんちゃうの」

そんな話をうだうだしたことを思い出しました。

そう、その時のおばさん指数は確か32歳でした。

 

さて、二日前、東京からの帰りの新幹線で蜷川幸雄さんの訃報を知りました。

ネットニュースを見て、開口一番

「蜷川さん、80歳で亡くなられたって、まだ若いのになぁ~」

お隣のお客様にお知らせするつもりで、そう言っていました。

するとつられるように、お客様も

「え~!まだ若いのに!残念ね」

・・・・。

少し、間があった後に

「いやいや、若くはないですね、さすがに80歳なんですから」

慌てて訂正したものの、本当にぽろりと出た、正直な感想でした。

 

いまや、年齢の垣根はなくなりました。

おしゃれひとつにしても、親子で服を変えたりもする時代。

私が、「格好いい、洒落た眼鏡」と気分よくかけていた眼鏡が

80歳の方とかぶるのも、、、、当たり前。

 

だいたい、出発時は4名だったお客様が、帰りは2名様に・・・

1泊だけじゃ、物足りないからと現地離反されて、

本日も東京観光を楽しんでおられます。

と、やっぱり、そのお二人も80歳は超えておられたように・・・

 

世界の蜷川さんも、今頃、銀座界隈を闊歩されているだろうお客様も、

年齢の垣根をひょいと飛び越えて、

生涯現役ってことなんでしょうね。

若いわ、やっぱり。

 

机にしまい込んだ、あの眼鏡、またかけてみようと思います。

 

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