「あら、あなたのその眼鏡、もしかして、私と同じ?」
「え?」
よく見ると、確かに、あの店のもの。
貸切バスの相談に来てくださった方です。
ゴメンナサイ。
なぜか謝りつつ、
以後、かぶらないように気をつけます、と私。
でもかぶる時はかぶるのですね。
翌日のツアーでご一緒した別のお客様、
なんか、目元に注目してしまいました。
あれ、なんか似ているなぁ、、、
ああ、やっぱり、 又、眼鏡が同じでした。
ううーん、複雑。
まあ、お二人とも逆瀬川のご近所さんですから
眼鏡のお店が同じで、その店のショーケースから選ぶんだから仕方なし・・・・
いやいや、待ってよ店員さん、「お似合いですよ」ってあの言葉!
お二人は80近くの方ですが・・・!?
そういえば、20代の頃、友人と
「おばさん服っていつから着るんやろ」なる談義に花を咲かせました。
「百貨店の7階催事場で買うようになる日やろ?」
「まあ、やっぱり30過ぎたら、必然、七分丈のスカート履きだすんちゃうの」
そんな話をうだうだしたことを思い出しました。
そう、その時のおばさん指数は確か32歳でした。
さて、二日前、東京からの帰りの新幹線で蜷川幸雄さんの訃報を知りました。
ネットニュースを見て、開口一番
「蜷川さん、80歳で亡くなられたって、まだ若いのになぁ~」
お隣のお客様にお知らせするつもりで、そう言っていました。
するとつられるように、お客様も
「え~!まだ若いのに!残念ね」
・・・・。
少し、間があった後に
「いやいや、若くはないですね、さすがに80歳なんですから」
慌てて訂正したものの、本当にぽろりと出た、正直な感想でした。
いまや、年齢の垣根はなくなりました。
おしゃれひとつにしても、親子で服を変えたりもする時代。
私が、「格好いい、洒落た眼鏡」と気分よくかけていた眼鏡が
80歳の方とかぶるのも、、、、当たり前。
だいたい、出発時は4名だったお客様が、帰りは2名様に・・・
1泊だけじゃ、物足りないからと現地離反されて、
本日も東京観光を楽しんでおられます。
と、やっぱり、そのお二人も80歳は超えておられたように・・・
世界の蜷川さんも、今頃、銀座界隈を闊歩されているだろうお客様も、
年齢の垣根をひょいと飛び越えて、
生涯現役ってことなんでしょうね。
若いわ、やっぱり。
机にしまい込んだ、あの眼鏡、またかけてみようと思います。
*********************************
これからのお勧めツアーは、、、
チャグチャグ馬コと闘牛サミットはコチラ
*********************************
バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
**********************************