ロシアより無事帰って参りました。
またご報告は旅先案内でアップしますね！
さて、今回は皆さまロシアは初めてという方ばかりで、
もちろん添乗する私が初めてなのですから、
あまり日本人には馴染みのない国といっていいでしょうか。
観光としては、当社もご案内した、エルミタージュ美術館が筆頭となるのでしょう。
今回ご参加の皆さんも「エルミタージュにゆっくり滞在したい！」
が出発点でこの旅を計画しました。
つまりは旅の構成はエルミタージュがすべてということ。
もちろん、圧巻の収蔵品の数々、箱そのものが贅を尽くした宮殿なのですから、
見るもの全てが最高級の芸術作品。
つまり美しいもの尽くし。
それだけを見て帰る、がロシア旅行なんですね。
そして、たぶん今回のお客様のほとんどがそうでしょうが、
最初で最後のロシア旅。
「ロシアルーブル残しても、もう来ないし・・・」と
空港では無理にチョコレートを買い込んでおられました。
(ちなみにロシアはミルクチョコが濃厚で美味！)
これだけ広大な大地のロシア。
見るべきものは多分にあるのでしょうが、観光客はある一定のルートだけ見聞して、
納得してしまう。
しかもそれは世界的にも評価される美の世界。
なんともつまらない旅でした。
あら言っちゃった。
語弊があってはいけないので、、、きれいなものはどの国にもあるので、
やっぱりそうでない部分も見たり聞いたりして、旅は味が深まるというもの。
そういう意味では、決められたルートに従って、
名所といわれる綺麗どころだけ見聞したロシアは、
私には、しごく退屈なものでした。
もちろん、旅の日数を考えると、行程は十分なんですが、
ロシアの面白さって、二度、三度、訪ねてわかるような気がしたのです。
なので、珍しく、もう一度行きたい、そう思った国だったのです。
夕刻、ホテルの裏通りを散歩しました。
そこには、私がイメージするソビエト連邦の残影がありました。
ガイドブックのうたい文句、
西洋の香り漂うロシアはどこにも見当たりませんでした。
その、うら寂しい雰囲気と曇天の空が相まって、
「ロシアに来ているんだなぁ」と、その一瞬だけ、旅をしていたように思います。
次は、冬に来よう。
極寒の冬に、また違ったロシアの魅力が隠されていうように思うのです。
でも・・・ツアーでは無理でしょうね。
一生に一度のロシアなら、やっぱりエルミタージュですもんね。
皆さん、いい笑顔です^_^ 
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