銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

下がらない。

2016年08月17日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

下がらない…
熱が下がらない…。

子供の熱が、この何日か38度前後。
熱があっても機嫌よく、はいはいする時もあれば、
布団の上でゴロゴロして動きそうにない時もある。

お盆休みでいつも行っている病院はお休み。
夜に熱が40度を超えて、心配で、救急病院に駆け込んだことも。

ある救急病院で、
子供は熱を出すもの。
40度も普通に出ます。
長く続く時もあります。
薬を飲んで、水分をしっかり取って…
(話の途中で、私は、何もできないのか。見守るのも疲れてしまった…と心の声)

夜中は、寝苦しいのか何度も起きる。
その度に抱っこしていると、
子供の体から伝わってくる熱が、本当に熱くて、心配になる。
さっき、解熱剤を使ったから熱下がるよね。
と、誰に聞くわけでもなく言葉にして見る。

世の中のお母さん。
どうしていますか。
ネット検索しながら、今私に出来ることを見つけています。

早く、よくなりますように。
ただただ、祈ることしかできません。

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ドキュメント見晴十字路

2016年08月17日 | Hの生きる喜び、それは

NHKのドキュメント72時間が好きです
夜遅い時間帯ですが、皆さまの中でもご覧になっている方、多いのではないでしょうか

人々が行き交う街角に3日間カメラをすえ、
「いま」を生きる人々をただただじっと観察
様々な事情を抱えた現代人
何を想い、どこへ行くのか
取材班が、深く聞き込まないところも好き
けっこう見てます

街角取材が多いですが、ココなんてどうかと思ったのです

尾瀬の見晴十字路、人々が交差するポイント
ココはいろんな人がやってきます
今年は殊にそう感じました

今年の夏休みは(も)尾瀬に行ってきました
3泊4日のゆるゆる行程
湿原での、のんびりダラダラ時間もたっぷり

ぼーっと、十字路の小屋周りに座っていたら、
おもしろいほど様々な人がやってきました

普通の観光地であれば、気にもとめませんが
ここは湿原といえど山の中
そしてお盆休み真っ直中

慣れない登山靴を履いて、買いたての山服を着て大騒ぎする子連れ家族
昨今では、山ガール?と言うんでしょうか
ファッションショーか、と言いたくなる派手なコーディネートで現れるキャピキャピ女子
日が落ちてから、這々の体で到着するシニア夫婦
数十年前のバックパッカーのような野性的男性
ひとり静かに黙々と歩く、無表情青年

普段は全然興味がないのに、
「お盆だ!夏休みだ、そうだ、尾瀬に行こう!」

急に思い立ったであろうノープランの人が半数以上と思われました

そして、こちらがボーッとしているものですから、
案外、声をかけられることも多く
少し話すだけで、その人のバックグラウンドが見えてきて、これもまたおもしろい

山よりも、その人間観察の方がずっとおもしろかったというのが、今年の私の感想

時代は変わってきたなーと思ったのは、
昔ながらの山小屋も、シニア層やゴリゴリの登山客をターゲットとするのではなく
若者(特に女性)を意識して、ロビーでチーズケーキはワインを出したり、
売店のかわいいグッズを充実させたり
女性雑誌に掲載して、明らかに路線を変更していること

日本は良い国だなーと思ったのは
先ほどの這々の体で到着したシニア夫婦
通常、登山(燧ヶ岳の場合)は、日の出(5時前後)の出発が基本
午前中だと、天気が安定し、涼しい時間帯に歩けるということと、
午後は山では雷が多く、天候が変わりやすいので、極力歩くべきではない
もし、山の中で緊急事態や、悪天候などに遭ったとして
対処する時間の余裕を持ってあるということから
遅くとも午後2時~3時下山が当然

それなのに、先ほどの夫婦は、9:30に登り始め、
案外山が険しいことに気付いたのに戻らず強引に歩き進め、
下山路は悪路だという情報を知らず(調べたらすぐ分かること)、
転げるようにして18:30頃に、山小屋に到着

山小屋のご主人が、呆れかえっておられると同時に

「日本は良い国ですよね、きっとこのご夫婦も、もし何かあっても
尾瀬なら何とかなる、誰か助けてくれるって思ったんでしょうね」
「最近の若者は・・・なんて、よく年配の方は仰いますけど、
案外、若者はきちんと調べて無謀な行動は起こさない、
シニア層の方が断然この手のことは多いですよ
自分は大丈夫、何とかなるさ、という安易な考え・・・」

でも実際、放っておくわけにはいかないので、何とかするのです

「だから懲りないでまた同じことを起こしちゃうんですよね」

最後は「どうしようもないんです、ここは尾瀬だし、、」という
山小屋のご主人のため息も感じました

翌日、たまたま、下山口でそのご夫婦を見つけ見ていると、
マイカーで帰るところでした
東京ナンバーでしたから、ここから数時間かけて帰るのでしょう
ということは、昨日も自宅を深夜に出発して、朝登山口に到着したら
すでに日は高く昇ってしまっていた、でも行くしかない
そのご夫婦にとったら、2日間の休みを最大限に活かす
最善のスケジュールだったのかも
帰路、お盆最終日の日曜は、東京行きは大渋滞必至です
昨日からの疲れと共に、ご主人は引きずっていた足で何時間も
アクセルとブレーキを交互に踏んで帰るのかもしれません

果たしてこの2日間、しんどいばっかりの休みは楽しかったのかな・・
せっかくの湿原を楽しむ余裕、あったのかな・・

いろんな想像が頭をよぎりました

全て勝手な憶測ですが、案外当たっているように思います

山に来る人は、たいてい何かを抱えてやってきます
悩みや不安や決意であったり、
時に大切な人を抱えてやってくることもあります

その人たちが行き来し、交わり、別れていく
見知らぬ人々が、ひととき出会う場所

NHKさん、見晴十字路72時間、ゼヒご検討を。

楽しい 夏休みでした。


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