御一行様のご旅行に引き続き、久しぶりに銀ステツアーの添乗九州へ行ってきました。
旅のメインは「篠栗九大の森」森林セラピーウォーク。
でしたが、もう一つ面白いテーマを盛り込んだ旅でした。
森とは全く関係ない「魏志倭人伝」遺跡めぐり、です。
実は私、遺跡や古墳も大好き。とにかく仏像やお寺だけでなく、
古くてシブいものは何でも好きなのです。
福岡市のお隣、糸島市は「魏志倭人伝」に記された「伊都国」のこと。
たくさんの遺跡や古墳が残されています。
そのひとつ、平原遺跡では、世界最大の銅鏡が発見され、古墳に収められた副葬品の数々は、何と全て「国宝」に指定されています。

その国宝のほぼ全てが伊都国博物館に展示されてあり、ひとつの博物館でこれだけ数多くの国宝が展示されてある博物館は、他にもないのだそう。
最初は全く興味がなかった?皆さまも、本物の国宝の副葬品を食い入るように眺め、
目の輝きがどんどん変わっていきました。
つい先日まで奈良では有名な「正倉院展」が開催されていましたが、あの宝物はおよそ8世紀の品々。
こちらの副葬品は古墳におさめられていたおよそ3世紀の品々。500年もさらに古い宝物が、(ガラス製品や、王のアクセサリーなど)、今も変わらず輝きを放っているのですから!スゴいなんてものじゃありません。
邪馬台国論争、近畿説を推したいところですが、九州説、強いです。
魏志倭人伝めぐり、これで終わりかもと思いきや最終日、少し時間に余裕ができ、
「吉野ヶ里遺跡」へ立ち寄ることができました。
吉野ヶ里遺跡といえば、弥生時代の巨大な環濠集落。
30分しか余裕がなかったので大急ぎでまわろうにも、とにかく広大で入り口付近のほんの一部しか回れなかったのですが、印象に残ったものがひとつ。
鳥居です。
正確に言えば、ムラへの入口に立っているゲートのようなもの。
形が鳥居に似ていたので「これが鳥居の原型になったんでしょうか」
と皆さまに伝えると、「ほら、上に鳥が居る。鳥が居るから“鳥居”になったんじゃない?」と。
なるほど、最もです。
調べてみると鳥居の由来には幾つもの説があるようですが、
穀霊を運ぶ生物としての鳥を崇拝する観念が生まれ、鳥は習俗的なシンボルと考えれていたようです。
「飛鳥」を「あすか」と読ませるのも不思議と思われたことはありませんか。
「朱雀」という神の鳥が四神のひとつというのも鳥が神格化された表れかも?
想像をめぐらせると、楽しくなってきました
鳥居から見る古代の歴史・・
たまたまですが、ツアーから帰ってきた翌日、伏見稲荷大社へ行ってきました。
神社の鳥居は、現実世界から神の世界への入り口とされています

鳥居もずいぶん様変わりしました
伏見稲荷は、今では外国人にとっての日本の観光地ナンバー1なのですから、
日本のスピリチュアルなイメージといえば「鳥居」となっているのでしょう
最後になりましたが、私が伏見稲荷へ来たもう一つの理由、それは御礼参り。
例の試験会場が伏見でしたので、ここでお参りしていたのでした。
おかげで無事に合格しました。ありがとうございました。
これを伝えるため前置き、長すぎました。
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