銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

宇宙船一号未来旅

2017年11月25日 | のほほん同志Aの日常

「花火宇宙船一号未来旅」

そんな題名の花火でした。

一昨日開かれた、長野えびす講花火大会。

前夜から午前中にかけて、たっぷり雨が降ったようで、
会場にはビニールシートが引いてあり、ところどころぬかるみも。

それでも低い空に三日月がくっきり映えるなか、
鮮やかな花火1万3000発が咲きました。

そんな2時間にわたる花火大会のなかで、
私が今回いちばん楽しみにしていたのが、「全国十号玉新作花火コンテスト」。

東日本を中心に、全国から15の花火業者さんが長野に集い、
十号玉(尺玉)の新作を打ちあげるというもの。



競技花火となれば、私は必ず、審査員になった気分で採点します。
ここ最近は、目が肥えてきたのか、審査結果とほぼ同じになることも。

――今年、私が最高得点をつけたのは二社。

静岡県藤枝市のイケブンさん、「花火宇宙船一号未来旅」。

群馬県高崎市の菊屋小幡花火さん、「モノクロームの煌華」。

どちらもタイトルが素敵だと思いませんか。
どんな花火なのかな?とイメージがふくらむようで。

さらには、ただ色や形がきれいというだけでない、
なにか、誰かへの思いというものがあふれるような花火だったのです。
まるで、大切な人にあてた手紙のような。

花火大会の終了後、人ごみにまぎれて帰途を急ぎながら、
耳は会場でひきつづき行われている表彰式のアナウンスに集中していました。

結果は、菊屋小幡煙火さん「モノクロームの煌華」がみごと、最優秀賞。

その後も、入賞者の発表にじっと耳を傾けていましたが、
イケブンさんの名前はなかったようでした。

でもだからこそ、まるで手紙のようだった「花火宇宙船一号未来旅」は、
今年いちばん記憶に残る花火となりました。

まだ雪の残る3月、スキー場で震えながら見上げた冬の大曲の花火から始まって、
静岡へ、新潟へ、そしてみたび夏の終わりの大曲へと、花火に明け暮れた今年。

…もしかしたら、今年最後の花火だったかも。

そんなあれこれを思い、しんみりしながら帰宅すると、一通の手紙が届いていました。

未来へとつづく手紙。

よかった。
今日からまた、新しい花火の時間が始まります。

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