銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

お伊勢まいり

2018年01月04日 | 見かけだおしNのつぶやき

現職、総理大臣も参拝された本日。

風は冷たいものの、青空の下、伊勢神宮へ新春初詣。

 

今年最初の旅がお伊勢さんなんて、

リセットして、まさに気持ち新たに明日を始められそうです。

ところで、ちょっと嬉しいことがあったので、余談を。

 

この度、お世話になった地元ドライバーさん。

朝の打ち合わせで、行程の順序などを相談していたところ、

「添乗員さん、ゲグウじゃぁなくて、gekuu、

ナイグウじゃぁなくて、naikuu」と、ご指摘くださいました。

そう、伊勢神宮の中心、正宮「内宮」と「外宮」。

読みは、濁音ではないのですね。

知らなかった、、、

 

で、何が嬉しかったかと言いますと、

単純ですが…間違いを、ちゃんと正して下さったこと。

案外これ、難しいのですよね。

「いい年した人に、正す」

ましてや、袖触れ合うくらいの縁者に対してはハードルが高い。

これは、本当にありがたいことです。

 

最近、40代で大学受験を目指す芸人さんの話題、

揶揄する声も聞きますが、ちょっと、わかるなぁ、って。

メディア戦略と笑うのが本来筋なのでしょうが、

何かで読んだのですが、ご本人のここに至る理由に、

ハッとしたもんで。

 

「この歳になって、知識がないことにおののいた」

 

世代でまとめると、お叱りを受けそうなので、

言い方を工夫すると、

ネット社会に生きる私は、

にわか検索で、全てを知ったかのように、平気で発言できます。

それは、少しの間、壁に張り付く両面テープのようなもので、

年明けすぐ、ベロりんと、

ダラシなく剥がれおちた、我が家の西欧画の壁紙に近い。

 

その場かぎりの、受け応え。

結構上手。

でも、それは突貫工事。

ずっと無知のまま、ここにきたことを自分が一番知っている。

どこかで人生の線引きをして、

なんかもう一回学びたい、と高ぶる焦燥感が、理解できたのです。

きっと、これも長寿になったからでしょう。

思うのです。

長寿は、100歳の人に対してだけではなく、

中年と呼ばれる世代にも当てはまるのでしょう。

 

松本清張だったか、昔の作品で、

吹き荒ぶ日本海に背を曲げた老婆がひとり佇むという

表現があったのですが、それが驚愕の40代!

昭和30年代、私は紛れもなく老婆だったのです。

 

ところで、現代。

若作りではなく、本当に若いのでしょう。

(若いは、厚かましいですね。時間軸が変わってきたが正しいかな)

 

人生の時間配分が変わってきたことを、中年こそ認識するべきなのかも。

「もう」って言い訳は、あの時代の老婆こそが許される免罪符。

 

お伊勢さんで、清々しい新春に、放たれた、

「添乗員さん、間違っていますよ!」

たった一言でしたが、今年を占う神聖な言霊となって

リフレインしていました。

 

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