銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

あの日の夕景、アカン

2018年01月17日 | 見かけだおしNのつぶやき

今年になって、お問い合わせが増えたように思う、

「個人で行く添乗員付きの海外の旅」。

決してサンプルが多いわけではないのですが、

その貴重なお客様にお訊きしてみました。

 

現地で、日本語ガイドつけますよ、

それなのに、添乗員って必要ですか?

 

応えは、いずれのお客様も同じでした。

「空港内の移動、及び、出入国が不安だから」

あら。

では、現地での我々のニーズは、ほぼないのですね、、、、

まあ、現地ガイドさんの方が、

個人旅行には適していますからね、確かに。

 

高い費用を払ってでも、買いたい安心とは、、、

なんと空港内の移動、乗り継ぎだったとは!?

 

でも、正直わかります。

 

なぜなら、海外添乗で一番ナーバスになる場面。

仰るとおり、我々も、それは空港内の移動と入国手続きです。

 

特にハブ空港といわれる、だだっ広く、

世界の航空会社が乗り入れする場所は緊張の連続。

そして、それをおクビにも出さず。

いかにも知ったかのように目的ゲートまで誘導するかが添乗資質、のはず。

 

よくお客様には、

「すごいわねぇ。ここ(空港)何回め?

私なんかどこに行っていいのか、チンプンカンプン」

 

添乗員の心の叫び:

いま話しかけないで〜

全く知らない場所ですよ、初めてだし〜

案内表示が、英語より、母国語の方が大きいなんて〜

間違うな私、間違うな私。

呪文を唱えながら、空港内をずんずん進みます。

 

心中、いつもドキドキ。

なぜなら、やはり、空港が最初の、異国の入口だから。

No!と、言われない保証はどこにもないのです。

日本の常識が通じない、最初の関門です。

 

よって、ここを通過すると、実は、海外添乗の大役はほぼ終わったも同然。

かな?すみません。

私は、無事に入国が完了すると、完全にお客様寄り。

一緒になって旅を満喫することに徹します。

のんだり、飲んだり、

帰りの出国審査まで、すっかり仕事は忘れて、、、??

 

なので、そうですね。

旅行会社の添乗員(私)が、一番不安と思う空港移動。

お客様が、そこに重きを置かれるのは、納得です。

 

本日、ご夫妻でフランス旅行をご依頼くださったお客様との打ち合わせ。

夢がありました。

ご希望をお訊きしていると、こちらまで楽しくなってきました。

 

あれから。

フランスで起こったテロ。

まさにあの日にフランスから帰国したんですよね、私。

それから遠ざかっていたフランスへ。

またチャンスを与えてくださったお客様に感謝です。

 

お二人には、ふたたび「夢みたい」と言葉にしていただけるよう、

ええ、入国時まで、しっかり仕事頑張ります!

それからは、一緒になってはしゃいでもいいですか?

 

あの日見た、夕景。

もう一度はない。

今は、いましかないことを、教えてくれました。

******************************

銀ステおススメツアーのご紹介です!

観劇なら、、3/29昇太さんの独演会 

美食なら、、1/24丹波篠山「いわや」のぼたん鍋

ウォークなら、、1/28犬鳴山   1/31柏原の水仙郷

ぜひ、ご一緒ください。
今年も銀ステ旅始め、みなさんの笑顔から始まります!

******************************

バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin.st.com

******************************

 

 

 

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする