今年になって、お問い合わせが増えたように思う、
「個人で行く添乗員付きの海外の旅」。
決してサンプルが多いわけではないのですが、
その貴重なお客様にお訊きしてみました。
現地で、日本語ガイドつけますよ、
それなのに、添乗員って必要ですか?
応えは、いずれのお客様も同じでした。
「空港内の移動、及び、出入国が不安だから」
あら。
では、現地での我々のニーズは、ほぼないのですね、、、、
まあ、現地ガイドさんの方が、
個人旅行には適していますからね、確かに。
高い費用を払ってでも、買いたい安心とは、、、
なんと空港内の移動、乗り継ぎだったとは!?
でも、正直わかります。
なぜなら、海外添乗で一番ナーバスになる場面。
仰るとおり、我々も、それは空港内の移動と入国手続きです。
特にハブ空港といわれる、だだっ広く、
世界の航空会社が乗り入れする場所は緊張の連続。
そして、それをおクビにも出さず。
いかにも知ったかのように目的ゲートまで誘導するかが添乗資質、のはず。
よくお客様には、
「すごいわねぇ。ここ(空港)何回め?
私なんかどこに行っていいのか、チンプンカンプン」
添乗員の心の叫び:
いま話しかけないで〜
全く知らない場所ですよ、初めてだし〜
案内表示が、英語より、母国語の方が大きいなんて〜
間違うな私、間違うな私。
呪文を唱えながら、空港内をずんずん進みます。
心中、いつもドキドキ。
なぜなら、やはり、空港が最初の、異国の入口だから。
No!と、言われない保証はどこにもないのです。
日本の常識が通じない、最初の関門です。
よって、ここを通過すると、実は、海外添乗の大役はほぼ終わったも同然。
かな?すみません。
私は、無事に入国が完了すると、完全にお客様寄り。
一緒になって旅を満喫することに徹します。
のんだり、飲んだり、
帰りの出国審査まで、すっかり仕事は忘れて、、、??
なので、そうですね。
旅行会社の添乗員(私)が、一番不安と思う空港移動。
お客様が、そこに重きを置かれるのは、納得です。
本日、ご夫妻でフランス旅行をご依頼くださったお客様との打ち合わせ。
夢がありました。
ご希望をお訊きしていると、こちらまで楽しくなってきました。
あれから。
フランスで起こったテロ。
まさにあの日にフランスから帰国したんですよね、私。
それから遠ざかっていたフランスへ。
またチャンスを与えてくださったお客様に感謝です。
お二人には、ふたたび「夢みたい」と言葉にしていただけるよう、
ええ、入国時まで、しっかり仕事頑張ります!
それからは、一緒になってはしゃいでもいいですか?
あの日見た、夕景。
もう一度はない。
今は、いましかないことを、教えてくれました。
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