佐渡裕さん監修・指揮のベートーベン第九のコンサートへご案内してきました。
佐渡さんのコンサートは銀のステッキでも毎回人気です。
でも、今はコロナ禍。
お客様が申し込みをしてくださるかも心配でしたが、
さらにコンサートが無事に開催されるかという不安とも隣合わせで、
当日までドキドキしていました。
これも今や観劇ツアーのあるあるですが、
無事にみなさんにお楽しみいただけ、ほっとしています。
実は、私もチケットを1枚買っていました。
クラシックやオーケストラなんて普段は全然疎いのですが、
ベートーベンの第九は友人が毎年、1万人の第九に参加していたのと
来年、宝塚歌劇でベートーベンの生涯が題材の作品が
公演予定ということもあり、
いいタイミングだと思って、このツアーの添乗に立候補しました。
あまりに疎いのでちょっとは予備知識をと、ベートーベンのことを調べてみたり、
交響曲とは、初心者向けクラシック入門的なものを
あれこれ読み漁って臨んだのですが、、、
そんなことは全く関係なく、演奏者が入場してくる段階で
「わたしですら今日まで無事開催できるか緊張していたのだから、
演奏者の方々はこの日をどんな思いで迎えられたのか」
と思うと、初っ端から涙が込み上げてきました。
そしてクラシックはどんな風に聴くのが通なのか、
結局あまりわからないままでしたが
生で聴く音色はわからない者にも美しく、そして心地良く、、、
あ、寝てませんよ。
パンフレットに書いていた曲の説明を頼りに、
ここがそうかな?など想像を膨らませながら、
私なりに楽しませてもらいました。
そして第4楽章「歓喜の歌」
素人の私はここを楽しみにしていました。
歓喜の歌って喜びの歌だと思っていましたが、
佐渡さんいわく「応援歌」だそうです。
「甲子園のあれと一緒です」と。
ナポレオンの後の時代の混沌とした世の中への応援歌、
まさにコロナ禍の今の世の中と重なります。
そう聞くと、
演奏者の込められた気持ちがズシっと伝わってきて、
合唱とオーケストラが最高潮に盛り上がった時には
鳥肌が立ちました。
終演後、鳴り止まない拍手にわたしはさらに感動し
興奮冷めやらないまま、
歓喜の歌に込められた応援歌をしっかりと受け取って、
「明日からも頑張ろう」と、
とても単純なのですが、大いに励まされたのでした。
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只今、新年号のパンフレットを作成中です。
来年の旅、リクエスト受付中!
お楽しみに!
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