暴れん坊将軍の、復帰公演

明日は台風が関西を直撃
暴れん坊の台風には、困りものです

そんな中での、観劇ツアー
海老蔵です！

思い起こせば、ほぼ一年前
かの不祥事を起こして

ご本人はあずかり知らぬところで・・・
チケット販売に随分苦労しました

正直、今回の公演はツアーにするつもりが
ありませんでした

なぜなら・・・

あのマスコミがこぞって話題とした
彼の行い

歌舞伎ファンの思いを考えると販売は難しいのでは？
昨年の苦労したチケット販売が脳裏を横切りました

ところが・・・

「9月の大歌舞伎、やってね」
「やっぱり海老様みたいわね」
リクエストが相次ぎました
　
へぇ～？！　

急遽、ツアーにしてご案内することになりました

ところが東京での、スゴイ反響とは裏腹に・・・
（もと首相も絶賛していましたよね！）

関西では・・・

少し苦戦したと、聞きました

銀ステでも最後の最後で、苦戦をしいられました
前日の今日も、思い当たる方にお願い営業

「勘当息子を、そう簡単には受け入れないよ」

なるほど・・・

なんだか、浪花気質を感じました

見たい、でも許せん
許せん、でも見たい


そんな、
関西の歌舞伎ファンの大きな愛を感じました！かな？

それでも、どうにかこうにか今日完売しました
急なお誘いに応えていただいた皆さま、
本当にありがとうございました！

歌舞伎ファンの皆さま！
お待たせしました

○○息子の復帰公演です

暴れん坊なだけに・・・とにかく
まずは台風が心配ですが


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貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
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TEL　0797-91-2260（平日8:30～17:00）
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美山かやぶきの里

秋の貸切バス旅行の下見に行ってきました

それぞれのスタッフが担当するご一行様が
たまたま、秋のバス旅行の行き先に
「美山かやぶきの里」を選ばれました

仕事柄、ここへは、もう何度も足を運んでいます

田舎者の私は、随分前から豪語？！しているように
自然景観に、さほど心揺さぶられることがありません

「田舎の、牧歌的風景」

あまりに無感動過ぎ、
だいたいその場の同行者をしらけさせてきました


今回の御一行様は、それぞれに目的があってのご参加です

写真をとる
昔を懐かしむ
田舎風情を感じる


田舎ねぇ・・ふ～ん

いけません、また余計なひとこと

ところが
今日、雨の中、車を走らせると・・・・
思いがけない感情に満たされました

あ～なつかしい（錯覚？！）

途中、台風接近に伴ういわゆるゲリラ豪雨に見舞われました

土砂降りの雨の後、車のワイパー越しに見えてきた光景
　
雲が開け青空が隙間から顔を出し、
そして、田畑を照らす日光
煙る山々

薄く白い膜がはった中の一幅の絵
もう幻想的のひとことでした

昔は見慣れた景色
子供のころ夏の終わりによく見ました

口をアングリ
しばらく見惚れてしまいました

9月といえば
毎年、台風月です

北山杉を強風が吹きつけ、ゆらゆら
山全体が、ガスを吐き出しながら
ごうごうと
大きく揺れていました

怖い

何でしょう、
自然を見ました

畏怖の念

この共存が生きる術



宝塚から僅か二時間ほどの、のどかな里山に
「自然」を見ました

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先ほど、九州から無事ツアーから戻ってきた報告がありました。
大雨の中、皆さまお疲れ様でした。
トワイライトの方は、人気の旭山動物園に行き、
皆さま童心に帰ってのはしょぎぶり、と二日目の報告が
ありました。
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覚悟の上のカミングアウト

朝から電話がじゃんじゃん鳴りました
なんとも景気のいいことではありませんか！

そして、受話器の向こうの皆さんは
「あ～、やっぱり、そうですよね・・・はぁ」
チン
ため息交じりに電話を切られました

Q.さて、問題です

この、今日一日、電話が鳴りやまなかったといっても過言でない
驚きの反響ツアーとは、なんだったでしょうか？

A.答え、はい「さど×まさし音楽会」です


通称、西宮芸文で今月末、急遽公演が決まった
佐渡裕さんとさだまさしさん共演のコンサート

ものすごい人気でした！！

まず先行予約の日

正直、油断していました

過去、取れにくいとされていた公演チケットを
もぎ取ってきた自負がありました

しかも、さだまさしさん？
面目ない
私自身が、この方の人気を軽んじていました

（もう、このくだりで
厳しい怒号のようなお叱りをファンの方には受けそうですが・・・）

もちろん、あの先行予約の日
朝１０時前には早々にパソコンの前に
心静かに鎮座し？
その時を待っていました

でも、スミマセン
侮っていました

軽く40枚はいけるな、なんて

（あ～ここでも、怒号、もはや罵声が・・・聞こえます）


そんな甘い心意気がたたってか・・・

銀ステで確保できた枚数はなんと10枚だけ・・・
しかも後方席です

これほどまでの人気とは！
これほどまで繋がらないとは！
銀ステでは過去最高に、取れにくいチケットとなりました

今日、お電話いただいた方のほとんどが、
2時間近く頑張って
最後、つながったら「完売」
無情の一言だったと

チャレンジをされた方からは、
「後方でもなんでも10枚とれたなんてスゴイじゃない！」
感嘆の声を上げる方もありました

この電話の鳴りを聞くにつけ・・・
スタッフは私を恨めしげに、チラ見してきます

はい、告白します

この、超難関だったと、後でしみじみ思う、
チケット争奪戦

実は私・・・


誰もが2時間近く、繋がりもしなかったという
その無情な相手に

3回もネットで繋がったのです
3回も！！！

それなのに・・・
取れた枚数4枚

（もう、罵声を越え、罵倒が聞こえてきそうですが）


スミマセン
スミマセン

理由は二つ

ひとつは、自他共に認めるパソコン音痴
（緊張のあまり慌てて、間違ったボタンを押す行為）

二つ目は、今回最大の敗因
血迷った！

楽勝と思っていたために
ひつこく、１階２階席にこだわったこと

あの時点で素直に３階席狙いだったら、
もっと数をこなせていたのに

「後の祭」とはこのこと

リリリ～ン

電話が鳴る度、
そして受話器をとって
「スミマセン」電話に頭を下げる私を、
スタッフ二人が、恨めしげに無言で訴えて来るのです

ゴメン

って、いうか・・・
「二人は繋がりもしなかったくせに！！」

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
長月便りに掲載しました「さど×まさし音楽会」は完売致しました。
期待された皆さま、大変申し訳ございませんでした。


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幸福の一皿のデザートには・・・

今週は、スタッフ１名が海外添乗に出る中
残った者で、ひたすら最新号のパンフレット作成作業に
あけくれる、言わば、事務所缶詰ウィーク

そんな中、サロン会が２つ
→能勢のスローフード「デル・クック」のお食事会と
→心斎橋のバーで「ジプシー音楽」の夕べ

う～ん、どう見ても私の行くべきサロン会ではないような…
つまり、オシャレなレストランや、
バーでの音楽会は、慣れなくて、不得手
下戸なのもいけません

それでも、その分野に秀でている（？）スタッフは
海外添乗に出てしまっているので、
私が行くしかありません

ちょっと戸惑いながら、まずは能勢の「デルクック」お食事会
メディアで紹介されて以来、人気は急上昇↑のようで、
こだわりの有機野菜と、ドイツ人シェフのクックさん
お味の評判もなかなかのようです

さすがの評判通り、食事会には、スタッフもびっくりの
２４名様参加、つまり、デルクック貸切となる満席のご参加

「私の行きつけよ、ここはお勧め」
「気になっていたお店なの、連れて行って」
そう、お客様に言われると、急に安心

レストランは、「え、どこどこ？ここ！？」
という田園風景の中に、静かにと建っています

一面のガラス張りの明るいお部屋からは、
能勢ののどかな里山の風景が眺められ
それだけで、お腹いっぱいの気分！

スローフードというだけあって、
ゆっくりと、シェフこだわりの有機野菜を使った
ひと皿が並びます

予定２時間のお食事時間…、長い、遅すぎる…
そう思って心配していたのですが、
おいしいお料理と、おしゃべりであっという間
もうあと３０分は欲しかった…！
と思えるくらい、充実したランチタイムでした

でも皆さんは一番興奮したのは、最後のあの瞬間
シェフのデルクックさんが玄関ホールに
お見送りの挨拶に出てきてくださいました！

皆さん、一斉に席を立ち、シェフと一緒にカメラカメラ♪
「男前ね～」
「まだまだ若いわ、これからね」
「また会いに来るわぁ」

最後の皆さまのハートいっぱいの笑顔が、全てを語っていました

私も、幸せを分けていただいたかのように
満面の笑みで意気揚々事務所に帰ったら

未完成の原稿の山が大量に残っていました
デザートにこれは少々重いかも・・・
　
とほほ

（※最新号パンフレットは、
何とか、かんとか、無事完成しました…）　
明日から皆さまのお手元にとどくことでしょう


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アラスカぼけ

８月の終わり、梅田のビアレストランで開いた
銀ステ海外ツアーの同窓会。

ジョッキを傾けながら、話題はもっぱら
２週間後に迫ったアラスカの旅に集中。
そんななか、ある方がしみじみこう仰いました。

「行ってるときはなんでこんな何もないところに…と思った。
　でも、あとからジワジワ込み上げてくるね、アラスカは。
　一番忘れられないところだなぁ」

あとからジワジワ…というのが
私の気持ちとぴったり重なり、嬉しいお言葉となりました。

かねがね「一番好きなところです」と宣言し、
お客様にお勧めしてきたのが、アラスカでした。

デナリ国立公園最奥部のカンティシュまで分け入り、
北米最高峰マッキンリーの北壁を望む
ノースフェースロッジでの４泊をメインとする旅。

１年前から準備をし、
お客様にも１年越しでお待ちいただいたツアーが本日、終了。
夕方の関西空港に到着しました。


半日前はまだアメリカにいました。
大阪行きの飛行機に乗る前の最後のご挨拶で

「アラスカはいかがでしたか？」

そうお聞きすると、
１４名のお客様から拍手が沸き起こりました。

「ほんと、勧めてくれて良かったわ」
「あなたが特別好きだと言う理由がよく分かった」

そんなお声もあがりました。

ホッ　良かった

旅の終盤にはお天気も崩れてしまったのですが、
それを補ってあまりあるデナリでのご滞在となったようです。

いただいた拍手に気持ちが弾み、

「アラスカはあとからジワジワきてたいへんですよ。
　１ヶ月くらい社会復帰できませんから」

と冗談半分、本気半分で申し上げたところ

「だいじょうぶ！うちは明日からフツウに仕事やから」
と皆さん強気です。


う～ん、「アラスカぼけ」って本当にあるのですが。
大丈夫でしょうか…？

「あなたこそ明日１日ぐらいはゆっくり休めるんでしょ？」とお客様。

はい、その予定です！

…と思っていたら、なんとまさかの招集がかかりました。

不在中に入稿も託していたＤＭ「長月便り」
ちょうど明日が発送作業にあたっているそうです。

アラスカぼけだろうが何だろうが、
２本の腕があればいいんだとか。

あ、はい、そうですか。

このまま甘美なアラスカの余韻に浸るのを食い止め、
社会復帰へのリハビリとするにはちょうどいいのかもしれません。

アラスカぼけの頭と体に鞭打ってがんばります。


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