銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

WBCの記憶

2013年02月09日 | 見かけだおしNのつぶやき
以前にまして、控えめな報道
「えっ!今年開催なの?」
野球知らずの、その時だけのお祭りファンには

ゴメンナサイ

イチローを始め、大リーグの選手がいないなんて、
ワクワク感のかける今年のお祭り(WBC)、かと
ファンの方お許しあれ

でも、今年で3回目
私は過去ずっと、このお祭りに魅せられ、
しっかり踊らされてきた、典型的、にわかWBCファンのひとりです

そして、ここ最近、この報道を耳に、目にするたびに
じんわり、沸き起こる気持ち

そうだったなぁ~懐かしい

実は、ちょうど4年前でした、2月に会社を辞め、
何をするでなく、深夜寝、昼前起床、
大好きなワイドショーをだらだら見の至福のとき(オイオイ)

今思えば、素敵な日々の中で・・・
いえ、完璧な引きこもりの中で、
このWBCは開催されました

いわゆるプー子さんでしたので、昼間っから
炬燵に丸まりTVにかじりついていました

その頃、すでに「旅行会社を自分で始めるのか?!」という難問を
投げかけられていて、もんもんとした日々でした

まぁ、当時は、
やはり、重たいものがズシンと心にのしかかっていたのですね

確かに苦しかった

~~
どうする、どうするよ私
でも、このダレた日々も捨てがたい
怖いかも、怖いよね、会社立ち上げるなんて
もんもん
でも、でも、このままでもなぁ
どうするのよ、私!!
もんもん
~~

そんな自問自答の繰り返しだったように思います

そんな中で、当時の私を、勇気づけてくれたもの
それを、今日思い出していました

それは三つありました

①まず、このWBC!
ストイックな、ええ格好しいの(?)イチローが
相好を崩してくしゃくしゃ笑顔で
勝利を歓喜していた姿

できて当たり前という、ものスゴイレッテル
この偉人だからこそ与えられる驚異のプレッシャーとは、いかに

こんなスゴイ人でも懸命に闘い、そして訪れたこの満面の笑顔
カッコええなぁ、と
ものすごい勇気をいただきました


②SMAPの草なぎ君の泥酔事件です
皆さん覚えていらっしゃいますか!?
こんな羞恥ごと、この大物アイドルにして、
どんな思いだったかと・・・

ちょうど、この報道で持ちきりの時に、
「旅行業を立ち上げるには」なるセミナーに東京へ
行っていました
本当のところ、この3日間のセミナーに通いながら
自分には荷が重い、と諦める(言い訳の)材料にしようと思っていました

その間、東京で世話になった友人宅で、
毎度報道される憔悴しきった草なぎ君
当面、活動自粛とも・・・

で、思ったのです
このスゴイ国民アイドルの、この事件
この人が、これを克服するのにどれくらいかかるのかしら?
私が会社立ち上げて軌道に乗せるのとどちらが早いかしら?

私も頑張ってみようかと、

(結果はもちろん言わずもがな)

③死にゃあしない
そらそうだ!と、なんどと突っ込みもいれました

昔から、その筋の偉い方の、
『こんな風にいきなさい』
という、教本が苦手なのです、が迷いの日々だったのですね、
そんな私が
買いあさった「起業への道」なる数々の教本

一番心に響いたのが、
いろいろな、ごもっともな教えではなく・・・

「とにかく、死にゃぁしないからやりなさい」

ですよね

この言葉には、本当に後押しされました

ですから、いまも壁にぶち当たって
メソメソ、ウジウジする時、これを念仏のように
唱えます

「まっ、でも死ぬわけではないんだから、やってみよう」と

ツラツラ・・・
思い出したことを羅列してみましたが
たいしたことじゃあないなぁ~何せよ

こんなことかもしれません
人が動く最後のきっかけなんて?!

WBC開催の報道を見て、少しセンチになってみました

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「とにかく、恋をすることね」

2013年02月08日 | Hの生きる喜び、それは
まさか、90歳の方から言われるなんて!
長いお話でしたが、最後に語られた一言
「恋をしなさいね」
が今もこだましています

先日、瀬戸内寂聴さんのお話を聞きに
嵐山は寂庵に行ってきました

寂聴さんと言うと、小説家として、僧侶として
新聞テレビと幅広く、今も現役で!バリバリ活躍されています

毎月1回、寂庵で行われている法話の会は
大人気のため、完全抽選制
200名の当選の枠に、毎月1000名以上から応募があるのだとか

そのため、法話の会の日を外して、
特別にお願いして日を設定していただいたのでした
ですから、大変貴重な機会
先生だって今年91歳になられるのですから、もしもってことも…

…なんて心配は、先生に会って吹っ飛びました
シャキッと背筋を伸ばして、
一度も座らず、立ったまま1時間以上のお話
滑舌よく、次から次へと言葉があふれ出てきてまさに絶好調
時間も大幅にオーバーして、寂聴さんワールドが広がりました

お話のテーマは寂聴さんのその日のご気分次第
この日は、「老い」がテーマでした

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人間が老人になるのは、自分の戸籍年齢を認めた時
私、年齢を聞かれるとつい「70歳」ですって答えてしまうの
それも、気付かずに自然によ
私、老婆である実感、全然ないのよ
そしたら隣にいたスタッフが「先生20歳もサバよんでますよ!」だって
その時ハッと、「あ、私90歳なの?」って思うのよ
何かことあるごとに「先生90歳なんですから」と
口をすっぱくして私の軽挙妄動を見張っているから
何だか、今になってようやく老婆の自覚がでてきたような
(もちろん、先生は認知症では決してありません!!)
「お若いですね、元気ですね、長生きしてくださいね」
ってよく言われるけど、年寄り扱いしないでほしいわよね

と、完全戸籍年齢否定 瀬戸内節

東北大震災のこと、88歳で突然自分を襲った圧迫骨折のこと、
そしてそこから復活したこと
もちろん、仏教のこと、真面目な話もふくめて・・・
いろんなお話を聞かせていただき、

最後にひとつ、皆さんに言いたいことがあるわ
とにかく皆さん、今からでも恋をしなさいね!

が出たのでした

何も一緒に寝ろって言ってるわけじゃないのよ(笑)
浮気はあまり良くないけど、
寝る前、起きた時に、好きな人のことを想う
それが恋なんだから
私だって、たいていのことやってきたわよ、と

まさか、90歳の方が、60歳以上の方々に
“恋のススメ”を語られるとは…!

皆さんの苦笑いの後ろで
こっそり、大きくうなずく添乗員でした

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若者よ!秘湯をゆけ

2013年02月05日 | 見かけだおしNのつぶやき
「乳頭温泉のツアー、まだいけますか?」
今日、電話がありました

来るかも!そんな予感は確かにありました

なぜなら、昨日のTVの旅番組で
行きたい温泉トップ10に入っていました
そう、秋田の乳頭温泉は!

確かにこの乳色の温泉、一度は浸かってみたいですよね

私、実は秘湯マニアでした
かつて・・・・(過去形ですが)

今は、一時休止??

あれだけ好きだった温泉ですが、なぜか、
ある時、脳しんとうを起こして
あられもない姿で大の字に倒れたことがあり、
とほほ
今は、カラスの行水にとどめています

なので、かつてのキネヅカ?
温泉には少々うるさいのです

そんな私のベスト3!発表

昨夜のTVを真似て・・・(お宿名はふせますが・・・)

①万座温泉
まあ、昭和な感じのお宿でした
継ぎ足し、継ぎ足しのリサイクル&
赤い絨毯も昭和な感じ?
オーナーがいきなり夜のディナーショーを始めたり・・・
こういう胡散臭いのって大好き

でも、まっ何より温泉です

硫黄の匂いが充満
一歩間違えたら、危ないかも・・・
吸いすぎ注意!!!
でも、身体にキイテル感がたまりません!

露天風呂からの絶景はダントツでした


②温泉津温泉
これも、昭和か!?
私、この手に弱いだけ??かも

今や、世界遺産の石見銀山で知られますが・・・
私が訪ねたころは、死んでいました
いえ、言葉が悪いですね
でも、時は確実に、とまっていました

それなのに、あのお風呂は!!
共同浴場なのですが、おばちゃんの笑顔と同じく
褐色のよい、地獄炊きのような、熱いお風呂が
ぶくぶく
地元のおばちゃんに負けじと我慢大会も懐かしい

あ~エエお湯でした

③悩むな~
総合は熊本の地獄温泉ですが・・・
昨夜のTV番組にも上がったのでやめます

私的には・・・
千原温泉
っといっても分かる方は少ないでしょう
島根県・三瓶山の近くです
温泉効能を信じるなら、まさに
「効いてる~」と絶賛したのはここです

ヌル湯の源泉が、足元からぶくぶく湧き出ます
温泉というより、スパ(エステ)
なんちゃって、絵ずらは確実に、昭和、いえ大正かも

以上、私の温泉ベスト3!でした

いまや銀ステの秘湯好き名誉?は、他のスタッフにとられていますが、
元祖は私なのです!!
って何のPRやんねん

はい、なんだかんだ、ただ温泉に行きたいだけでした
満山荘は私が添乗に行きます!!

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人はとにかく食べて生きてきました

2013年02月04日 | 見かけだおしNのつぶやき
月鍋なるものを、先日いただきました
要約すれば「熊鍋」です

まあ、確実に、人生において自ら、食べることは
なかった食材でしょう

個人的には食わず嫌いではありません 
でも、食に対するチャレンジ精神は、ほぼゼロ
例えるなら創作料理の店は苦手
素材の旨さだけで良いのです

そんな私ですが・・・
地域の食にはこだわりがあります

つまり、美味しい、マズイはどうでもよいのです
せっかくなら、
その地の、その旬のものを、いただきたい

「へぇ~こういう味なのか!」それだけでいいのです

と、これは個人の意見ですので・・・

お客様には、やはり「美味しかった!」と言っていただきたい

で、今回の熊鍋です

夏に鮎を目当てで訪ねる湖北の料亭で、
「本当のところ、お勧めは冬の熊なんです」
おかみさんのその言葉で今回の旅は企画されました

集まらないな、銀ステらしく片手なみ?と思っていましたが

健啖家の皆さまのおかげで、ツアーは成立
これには正直驚きました

さて、その主役、「月鍋」です

食感は、・・・
そう例えるなら、白きくらげですね
くちゃ、くちゃ
口の中で、じんわり肉の甘みが溶け出します
たんぱくです、お味は!
鍋の中アクもほとんど出ません
さらに山ならではの青野菜がアクセント

「美味しかった!」、どなたもそう仰いました

が、これって、その場のひいき目と思います

でも、そのとおり「美味しかったのです」
つまり、美味しいからって毎日食べられるもではない
でも、水の清らかさ、山の尊厳、そういう要素の中で
少しだけ恵まれる、季節の食材
それをいただく、その感謝の気持ち

それが、

「美味しかった」に繋がるのだと思います

私は、美食家ではありません
素材とお酒があれば充分です(アハ)

でも、日本って四季があるでしょう
そして、これだけ小さな島国なのに
食文化が異なる

面白いではありませんか

なので、健啖家の皆さまに負けじと
ちょっと美食のツアーに
ご一緒させていただいているだけです

ええ、明日はフグなんですよね、私

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立春です、季節が変わるようです

2013年02月03日 | 見かけだおしNのつぶやき
「わかるわ~」
あるお客様と、長々電話で話し込みました


「まあ、汚い言葉やけど、大阪では、けつ割るって言うんやけど
 なんとか持ったね、ふたり」

「ハイ、なんとか、
 でも、結構けつは拭きましたが・・・」

って、

どんなビロウな話やねん!


何の話かといいますと、
長らく3人でやってきた銀ステですが
昨年の春から5人態勢

旅行業など何も分からない、新人二人を入れました

さて、この一年の変化とは・・・

まぁ、びっくりするほど、お客さまからは・・・
アカン!
駄目だしの乱打!!
ぬくぬく育ちの我々3人には、驚き・困惑の連続でした


採用は私たちには早かった?と後悔したこともありました

でも、違いました

すべては、今までの自分たちが、いかにアカンかったを知る
そんな、機会となりました

ひいき目だったんですね、なにごとも銀ステは・・・

でも、新しいスタッフを入れて初めて分かりました

お客さまが真にもとめていることを!

新しいスタッフではなく、私たち、既存のスタッフに
頭打ちの理由がありました

「でも一年よく頑張らせたね、若い息吹は、摩擦があってこそ。
 会社には常に必要ですよ」

長電話した、先のお客様
ご自身も、若いスタッフの受け入れには頭を悩ませ、
でもチャレンジあるのみで、
今日までこられた、経営の大先輩です

新しい息吹は必要です

ありがとうございます

二人に感謝しながら、
もう一歩先をみて春を待ちます

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