銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

やっぱりいいね!台湾

2014年10月12日 | 見かけだおしNのつぶやき
そういえば・・私、台湾に行くの久しぶりです

手配やらなにやらで、よく説明会を開いているので
勝手に行った感になっていたのかしら

新幹線が走ったり、高層ビル101ができた頃からぶりかも??

なので、この短い旅を、妙に楽しみにしていました

で、いきなりの結論ですが、

「楽しいね、台湾は!」

まず、フライト時間を考えても気軽に出かけられる
もちろん、食事にはずれは、そうない



これは美味でした!タンツー麺の老舗

よく台湾のコンビニ入ったら、ぷ~んと臭い正体はこの煮卵

九ふん名物の紅糖肉まん?やや気味が悪い・・・


かの故宮博物院で、知的好奇心も大いに満たされるし、
夜市で劇的にお腹が壊れるし、
あのバカ殿さん御用達のマッサージ店で
わっしょい、わっしょいと荒くたい扱いも効いてる感?
万能パワーなる石もしっかり購入しましたよ
胡散臭いものには蓋するな!

あ~どれも台湾的だわ

なんといっても、日本統治時代の建物が今も残されている・・・

これは、複雑な思いもあって、意味合いは色々でしょうが、
でも乗り越えられるんだなぁ!
と、一縷の望み、そんなような象徴に思えて・・・
(これも日本人の勝手妄想といわれるのかしら)

あっという間の三日間

「銀ステさんで天体ものはホント駄目ね」といわれながら
見上げた夜空は、雲隠れした皆既月食

それを「闇夜」と人はいう


それでも帰路の空港内では、
「次は、日月潭に行こう!お正月は外してね~」
すでに、そんなお声もでるほど和やかな旅でした

そう、台湾は気軽に出かけやすい、
何度も訪ねたい場所、
食べ足りないし、故宮も時間が足りないよ~
面白いものが潜んでる感が、隠しきれない

しかし・・・日月潭って、

また天体ものですか??


九ふんの馴染み坂の風景


アンニュイな犬が似合います
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欠けた月

2014年10月08日 | のほほん同志Aの日常
まだ冬の入口にも入っていないというのに、風邪をひきそうになりました。

葛根湯をあわてて飲み、昨日まで訪ねていた長崎土産の五島うどんを食べ、
湯にぬくもって、ようやく一息ついたところです。

1時間ほども外に突っ立って、ぽかんと空を見上げていました。

…3年ぶりの皆既月食だったのですね。

テレビを見ない、新聞もババーッと斜め読み、というなかで
とかく日々のニュースにも疎くなりがちです。

ですから、いつものようにイヤホンを耳に突っ込んでの仕事帰り、
近所の児童公園で空を見上げて、ん?となったのです。

なんでこんなに月が暗い色をしているんだろう。
変な雲でもかかっているのかな、と。

ところが。

――うわ!


(はしっこが明るくなってきた!)

この辺で、もしや月食?!と気づきました。

でも見渡しても、外に出てきて観察する人がいるわけでなし、
少し離れた道路では、車が空なんて見ずにびゅんびゅん走っていて、
なんだかこの瞬間を見ているのが、世界で自分ひとりのような気に。
(すごい錯覚)



――30分後。

月は、だんだん完璧な満月に戻ろうとしています。

体も、だんだん冷えてきましたが

「完全にまん丸になるまで見ていこう」

そう思い決め、寒さに身を縮めながら
半ば意地になって空を見上げていました。

そんななか、BGMにイヤホンから流れる鬼束ちひろさんの歌声の
あるコトバが耳にひっかかって残り、繰りかえし聴いてみました。

“We can go”という曲のこんなフレーズ。


 どうか完全なものたちが
 そこら中に溢れないように


思い出したのは、「十三夜」という風習です。

旧暦8月、十五夜のお月見に対し、「のちの月」と呼ばれる旧暦9月の十三夜。

十五夜からひと月遅れで現れるわずかに欠けた十三夜の月を、
かつては合わせて愛でるものでした。
江戸の遊里では、片方しか見ないのを「片見月」と呼び、
縁起が悪いとしたのだそうです。

まん丸には少し足りない、欠けた月。

不完全なものに哀れを感じて美しさを見出し
満月のように完全でないからこそ、そこに安らぎや希望をさえ見ようとしたのだと。





完全なものは、どこか危うい。

知らず知らず、無いものねだりで完全を求めていたのかもしれません。私も。

まん丸には少し足りない、十三夜の月のあたりで
もう充分かな…と歩きはじめました。


(ちなみに今年は旧暦の閏年で9月が2回あるため、
 十三夜の月が171年ぶりに2回あるのだそうです。
 わかったようなわからないような)

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イガ栗坊主とお隣さん

2014年10月03日 | 見かけだおしNのつぶやき

今朝、事務所へ向かういつもの見慣れた景色
お隣さんの、ゴミ出しの風景も、またお馴染みです
毎度、季語をいれた一言、三言互いに交わすのが礼儀

「おはようございます。秋めいてきましたね」

でも今日は少し違いました

お隣さんは、少し慌てた風で、
私がこの場に居合わせたのが、なんだかバツ悪そう・・・

ゴミ出し・・・何か事情があるのか(どんな?)
でも、そこは素通り(見て見ぬふり)が大人です

ところが、お隣さんは、
私に、やや恥ずかしそうに・・・・
「これって、捨ててもいいでしょうか?」と

透明の、ビニール袋一杯に詰め込まれたもの
それが、こちら↓

う~ん
お人柄が、溢れています

いいなぁ


お仕事帰りに、遅くてもいいですから
よかったら家に寄って下さい

沢山あるので
もらってくださいませんか、栗

そんなお言葉も・・・


ごみの中にやさしい秋を見つけました
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京都国立博物館「平成知新館」

2014年10月02日 | 見かけだおしNのつぶやき

どうも最近・・・友人が甘えてくるのです

「週末は京都ね」と、一言メールが勝手に入りました
これ、本当に困るのです

私は、毎度申し上げていますが、
プライベートの旅は何もしない!!
本当に何も計画をしない、したくないのです

もちろん、その日に頭を悩ます自己鍛練のごとし
ハードな旅も好きですが、最近はそれも、厭かな
体力的に・・・キツイ
もう、どうしょうもない

だいたい、奇特にも誘ってくれる友人のお膳立に任せます
たまの休みは仕事を忘れて、他人任せに限る!

私は飲めるので、本来は食事場所も、
どちらかと言えば、炭酸の液体に合うお店が好き
でも、友人のほとんどは、下戸
なので、私からすれば、信じられないお店のチョイス

必ず有機野菜とか、豆腐海鮮サラダがあるような店
マリメッコ風エプロンの店員
しかもデザートが手作り感たっぷり
「秋空の赤い夕べ」みたいなオリジナルタイトルだったり

ゲゲゲ

でも、文句は言わず付き合います

何もしないことが優先だから・・・

なのに、なのに、

友人が妙に大人、いえおばさんになってしまって

ちょっと冷酒でもいただきながら・・・ふふふ
そんな店をリクエストするようになってきました

「あんたなら仕事柄、わかるやろ!」

あ~
マジ面倒だよ~

と、いうことで、この日も
半年ぶりの再会、
でも何の予約も入れずに、
くだんの京都の旅は始まりました

名神高速にのって、ようやく

「で、どこに行くの?」と期待感でやや甲高い友人

「京都国立博物館の平成知新館にいこか~」
どこやねん、の突っ込みはひとまず無視
(理由:招待チケットがたまたまあったから)

はい、この秋オープン、
箱が・・・私の好きな、猪熊弦一郎現代美術館をはじめ、
ニューヨークのMOA美術館も手掛けた
世界的建築家・谷口吉生氏の作品

これはスゴク良かった

ただ今企画展で、国宝が惜しみなく展示されています
箱もかなりステキでした!

友人と旅して、ありがたいのは・・・
だいたい、こういった箱モノに入場した際、
あ・うんの呼吸で、出口で合流できること

美術館で、なぜ一緒に行動しなければならないのか!
ぺちゃくちゃ、会話しながらのお付き合いは、
私には、わからない

まあ私は、鑑賞時間が以上に早いのです

じっくり、むふんふん、ができない
好きなものだけ見たら、さっさと
ショップ&お茶

今が旬の栗の老舗菓子屋に出向いても
私一人が車でお留守番

「どうせ、あんたは甘いもんいらんやろ」

確かに・・・いらない

なるほど本当に、友とはありがたいものです


さらに、前日の2日間、なぜか連続で懐石三昧
聞こえはいいのですが・・・お仕事お仕事ですよ!!
お腹がもたず・・・

久しぶりの京懐石を楽しみにしてきた友人に
「今日はうどんよ!」とあっさり断言

ごめんなさい
全く役立たずの私でした

休みの日は、自己主張したくないのです
いや主張しすぎともいえるか!

許せ、友よ

というわけで、この度も久しぶり再会の友旅ながら
京都らしい?ブヨブヨうどんを食して、速効解散しました

それでも、メールには
「あんた、また次回の計画はよろしく!」と

あ~私は計画が苦手・・・いや嫌いなんだよ~!!!!
でも、どうやら、友には届かず
「次は泊りで!」と

ハァ

 最近、京都の締めは「おせき餅」できまり!


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おかげさまの本当の意味

2014年10月01日 | Hの生きる喜び、それは
毎月1回、四国八十八ヶ寺のお参りに行っています
参加者は少人数ですが、いつの間にか
皆さんとても仲良くなってくださり、
先達さんのご案内をいただきながら
コツコツとお寺をまわっています

先達さんは、お寺の説明だけでなく
いろいろなことをお話ししてくださいます

「私はもう何十周も四国をまわっているから
お客様からよく“たくさん御利益をいただけそうですね”
と言われるけれど、御利益ってそもそも何でしょう

何か幸せなこと 楽しいこと 良いことを
思われている方が多いですけれども
そうではないと私は思っています

何も特別なことはなく
普通の日々を送れること
それこそが何よりの御利益です

私はずっと前からそう思って
一日一日に感謝して生きてきました

ですから皆さんも今こうやって
元気にお参りにできる

こんなに幸せなこと、ないですよ

皆さんもたくさん御利益をいただいておられるんですよ」

そう、3年前のあの日以来、日本中の誰もが
普通の生活を送れるありがたさを感じたはずです
ですから、先達さんの言葉はすっと心に入ってきました

「お陰様ってよく言うけれど、本当の意味はね
誰かのおかげ じゃなくて 
自分のおかげ という意味なんです

“おかげさまで元気になりました”

そんな言葉があるとしたら
それは誰かのおかげではなく
あなた自身が努力して、あなた自身ががんばってあきらめなかった
そのおかげなんです

そう思ってまずは自分に感謝してくださいね」

そうですね
自分を大切にすることは大切です
でも、目に見えない無数の縁が重なった結果
今があるとも思います

確か、おかげさま というのは仏教語だったはず
気になって帰って仏教語の本を調べてみると、確かにそうでした

読み進めていくと

「お陰様」の「陰」とは、私たちを支えてくれている、
目に見えない無限の縁です
日本人はその無限の縁に感謝し
「お」と「様」をつけて敬意を表して
「お陰様」と呼んだわけです

現在を成り立たせている無数の縁である「お陰様」は、
見えないところで私たちの環境のほとんどを支配する、
いわば天命のようなものです

自然界の変化も、「お陰様」が支配しています
雨、風、台風、地震などの自然現象は、
天の特別な意志で起こるわけではありません
よかったなと思うか、困ったと思うかは、人間の価値判断です

自然は驚異的な力を持っています
ただ、ヨーロッパではコントロールすべき敵のような存在ですが、
日本人にとっては仲よくやっていくしかない相手なのです

そこまで読んで、だんだんしっくりこなくなってきました
本は信頼してよく読み込んでいましたが、
この日はダメでした

天災を「よかったな」と思う なんてできるんでしょうか!?

天災と仲良くやっていく なんて ―

そう思うことが既に私は独りよがりなんでしょうか

御岳山噴火で被害がどんどん大きくなっていく
ニュースを見るにつれ
心は鉛のように重くなっていきます

私も御岳山に登ったことがあります
山頂付近までロープウェイや車で上がれるので
もっとも気軽に登れる、3,000m峰の百名山のひとつとして人気の山

御岳山は、信仰の山です

観光客も登山客も修験者も、誰もが祈りをこめて登る山です

それが、こんな形で人々に災いを降り注ぐなんて
これが誰かの「お陰様」なんて、思えません

地震、大雨、台風、土砂崩れ そして噴火まで・・・
天災が絶えない日本になってしまいました

どれだけの尊い命が犠牲になればいいのでしょうか

おかげさまの本当の意味
教えて下さい

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