銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

仲良く地域のバス旅行

2014年10月23日 | Hの生きる喜び、それは
今年で4年目となる、尼崎の地域団体さま
毎年バス2台、90名近くの参加があり、大人気のよう

「おはようさん、バス、乗ってや!」
「2台あるけど空いてる席に適当に座ってや~」
幹事さんの軽快な声が朝から響きます

乗る人の号車、決めてないんですか?!
「決めてない、空いてる席や」
「私は何号車に乗ればいいのん?どっち空いてる?」とある参加者
「自分で見て乗って」幹事さん

んー適当です
席順とまではいかなくても、号車ぐらいは決めておいて~
と私は心で叫びながら、

なんでしょう、この感じ、この団体さん
居心地が良くて なぜか好きなのです

旅行前の打ち合わせや相談の時から
だいたいこんな感じでしたので
すぐに馬が合うような気がしました
ほどよいええ加減さが、
縛り付けないようで、かえって良い加減で!

旅行ひとつにおいても
その特徴がよく出ます

先月ご一緒したとある自治会さまは
5分刻みぐらいに、バスの移動中のスケジュールも
きっちりと立てておられ、
○○インター乗る時に、○○ゲーム開始
○○インター降りる時に、先ほどのクイズの解答発表
などなど、… これ以上ないほどの細かいスケジュールでした
分だけでなく秒まで見れるように、
なんと、ストップウォッチまでご持参されてました

一方・・・今日・・・

お昼、もちろん席割りはなく、
「来た人から空いてる席に座ってもろて」

訪問地、砥峰高原で集合写真を撮ろうとなり

「歩きに行く人は行ってや~
ここに残ってる人だけで集合写真撮っとこか
一号車の皆さんー 一号車~
あれ、ほとどおらんな、ま、ええわ」パシャり

集合写真なのに、それでいいんですか?!
思わず幹事さんに言いそうになりました

が、不思議なことに参加者の皆さんも
え~ なんで~ とは一切ならず
最後まで笑い声に包まれた一日でした
バスの中でも最後まで賑やかなお話し声が絶えず

きっと、長年の信頼が生み出す賜なんでしょう

地域の横のつながりが希薄になっている現代において
こちらの皆さんは普段から関わり合って
助け合って、とにかく仲良しなんだと思います

旅先より、参加者の皆さんに惚れ惚れする一日でした

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貸切バス・オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka

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黒田庄の愛すべき牛に、礼!

2014年10月22日 | T字路をまっすぐ行ってみたら
兵庫県、西脇市黒田庄、
そこに、素敵な牧場がありました。
のちのちは神戸牛とブランドになっていくエリート牛たちが
飼われています。
モーツァルトの音楽が流れ、
ごちゃごちゃしていない、すっきり清潔感のある牧場です。

訪問前には
「最近海外渡航歴のある方は遠慮下さい」とまで確認され、
徹底した、品質管理体制が伺えました。

そんな安全安心の管理の中で
ぬくぬく?育てられているからでしょうか?

私たちの到着に気付いたのか、
牛たちがギロっと目線をこちらに向けてきました。

近づいて、よーく見てみると、
前髪がありました。
ちょっとくせ毛の子や上向きに髪の毛を上げている子、薄めの子もいます。
人間の世界と一緒だなぁと思っていると、
ふたたびギロっと睨まれました。

牛のどこを見れば良い肉なのか、その判断基準を
実際に牛を見ながら、親切丁寧に
牧場主の方から直々にレクチャー
そのせいで、後の食が進まなかったというお客様も・・・

だって、今日の旅の目的は・・・
そうして丹精こめて育てられた黒田牛の
豪快BBQ!!

あまりの旨さに、写真を撮るのを忘れましたが、
炭火で焼く、黒田庄和牛は、
うまみたっぷり、独特の風味が口いっぱいに広がる美味さでした!

秋風吹く中、
なんとも贅沢な時間・・・

先の牛ちゃん、ごめんなさい!
そして、ありがとう!!
生き物に感謝の一日となりました。

■11月3日(月・祝)
京都伏見「三十石船と若冲」料金:15,500円
日帰り旅行のご案内です。
ぜひ、ご一緒ください。
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秋だし、勝手にセンチにいきますか

2014年10月22日 | 見かけだおしNのつぶやき
朝の通勤時のこと

お見かけしたところ八十代とおぼしき方が
道端で神妙に立ち話

通り過ぎようとした時に聞こえたのが

「せつないねぇ~まさかこんな悲しいことになるなんて」
しみじみ語っておられました

どんなことかはわかりません、でも

へぇ~!!

悲しいこと、せつないこと
人はこの歳になっても感じないといけないのかぁ

それこそ、せつないなぁと

で、私の悲しかったことって、
なんだったかしら・・・

まあ、母の死かなぁ
前日まで、バカ話していたから、
ショックは相当でした

そういえばあの頃、7.8年前かしら?

今日と同じ道を通勤時に歩きながら
ううっ、胸が痛いってこういうのね、と
わが身に起こったことを消化するのに
随分、苦労していた自分を思い出しました

その後スグの海外添乗のことが、今も忘れられない

中国は桂林へ行きました

何かをしている、そう、日常のルーティング作業こそ
悲しみなんて、簡単にどっかへやってくれる
私にはありがたい特効薬でした

へぇ、あれだけ泣けたのに平気でいられるんだ、
そんな自分が不思議でもあり、おかしくもあり、

旅先では完璧に仕事場の顔でいられました

ある夜、一人のお客様から部屋に呼ばれました
(もちろん、女性ですよ)
年のころ70歳前だったかしら??

「実は、この旅行の前に母を亡くして」
私の前でオイオイと泣かれました

だから一人の夜は辛く、
あなたにも付き合ってほしくって
そう言いながらお酒を出されました

「あなたはまだ若いから分からないと思うけど」
そう、仰ったのが、今もなぜか強く心に残っています

この方のお母様は多分、百歳近かったでしょう
「母は万人に平等に母」なんですね
当たり前でしょうが…

私は、ひとしきり、この方の悲しみを聞き、
お酒も付き合い、
もちろん、若くて何も知らない人として、
最後まで、聞き役に徹しました
飲むほどに冷静に、どんどん冴えていく自分を覚えました

そして深夜、わが部屋に戻り、
初めて、日常の場で泣きました

悲しみは、永遠につきもの
生きていりゃ、いつでも喜怒哀楽ですね

朝の一コマで、少し懐かしい感情を思い出しました

■ドイツのXmas説明会
10月29日(水)10:30~11:30まで
銀のステッキ事務所にて
ぜひ、お気軽にご参加下さい。
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旅博2014に行ってきました

2014年10月13日 | のほほん同志Aの日常
遅ればせながらのご報告。

9月終わりの週末、休みを利用して東京ビッグサイトへ。
世界最大級の旅の祭典、と鳴り物入りで行われた
「ツーリズムEXPOジャパン」に行ってまいりました。



いわゆる旅の博覧会。

一国の政府観光局がプロモーションとして
旅行会社向けにこうしたイベントを催すことはそう珍しくないのですが、
今回の旅博は、世界の150を超える国と地域、
そして日本全国47都道府県から出展者が集うという、
かつてないほどの巨大ワークショップです。

この日は週末とあって、一般の方々向けの展示。
私も老若男女にまぎれて、にぎわう会場へGO!

「旅の力」を伝えます! 
――が、この旅博覧会のメインテーマ。

旅の力ってなんだろう。
旅が本業の私にとっても、興味津々。

まずは世界ブースから。


≪アンコールワットの伝統織物≫


≪パラオのダンス≫


≪先日、視察旅行を手配したばかりのミャンマー≫


≪まるでヨルダンの街角≫


≪パレスチナの方に、私の名前をアラビア語で書いてもらいました≫


≪アラスカ行きや南米行きで最近よくお世話になるデルタ航空のクルー≫


≪どこだっけ…?≫


≪ブータンの幸せを運ぶポスト。ブータンでは自分の写真で切手を作れます≫


≪銀ステのスタッフが、かつて協力隊員として赴任していた国ウガンダ。どうやらゴリラがシンボル≫


≪すごい! ペン1本で、みるみるうちにアフリカの風景が!≫


≪やっぱり大好き、アラスカ!≫

つづいて日本ブースへ。
日本ブースでは、やたらとゆるキャラが目につきます。


≪岩手のわんこ膳≫


≪彦根のひこにゃんかと思いきや、島根の「しまねっこ」でした≫


≪昔、物議をかもした奈良のせんと君。なつかしい≫


≪どこだ…?≫
あとで、東京八王子の「はっちおうじ」と判明。


≪これも、どこ…?≫


≪こちらは、沖縄の美ら海水族館より≫



地元ひょうごのゆるキャラ達は、ステージに勢ぞろいしてパフォーマンス中でした。
明石ダコやら姫路城やら、わらわらいますが…どうやら数で勝負か?
紹介されているのは、生姜じょうゆでいただく「姫路おでん」です。

人気者のくまもんは、超多忙につき見つからず。


≪うつくしま、福島。にぎわっていました≫


≪今春、全線開通をはたした三陸鉄道。銀ステからも春と夏に訪ねました≫


≪ティーセレモニー中≫


≪地域によって少しずつ異なるこけしの顔かたち≫


≪2014ツアーグランプリの審査員席。もしや…兼高かおるさん?≫


「旅の力」をテーマとした旅の博覧会。

広い会場とはいえ、でも限られた空間に
いろんな肌の色をした人たちがいて、
いろんな国のことばが飛び交い、
いろんな料理がいい匂いを放っていました。
――その心地よさ。

たとえばこのなかの、どこに行ったっていい。
どこで暮らしたっていい。
世界はこんなに広い。

その、空へと自由に羽ばたく気持ちこそが、旅の力なのでしょう。



翌朝、空から見た富士山。
初冠雪はもうすぐです。


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おたふく顔の仏さま

2014年10月12日 | Hの生きる喜び、それは
本場台湾行きの旅行と時同じくして
九州で開催されている特別展「台北國立故宮博物院展」に
行ってきました!

このメインテーマを最終日に控え
まずはその他の観光から

個人的嗜好が見え隠れしますが・・・
大分県国東半島の仏さま巡り

その中でも、ココイチ!の熊野磨崖仏

磨崖仏とは、自然の岩山に刻まれた仏像のこと
インドのアジャータ石窟や、中国の雲岡石窟など
アジア圏では比較的多く見られますが、
日本では、磨崖仏としては唯一の国宝指定「臼杵の石仏」と
熊野磨崖仏がトップ2!

最大級のスケールを誇ります


ここが入口

鬼が一夜で築いたと言われる荒積の石段99段

ひーひー ぜーぜー

一歩、一歩 

そして、、、 会えた!!

乱れた呼吸を整える余裕もなく
岩壁を見上げて青く抜けた空の美しさと
壮大な磨崖仏のレリーフに絶句

やさしくて、凛々しくて、荘厳

しばらくその空間に浸り、
じっと、見つめ合う時間が流れました

やさしい
・・・
愛嬌
・・・
丸い
・・・
下ぶくれ
・・・
おかめ?

畏れ多いことに、仏様に対するありがたさは消え失せ
お笑い顔にしか見えなくなりました

だって、よく見て下さい!
苦虫をかみつぶしたような微妙な口元
鼻の穴まできっちり彫られています

「飽きない仏さんやね、ずっと眺めていられるわ」
「一日中、話に付き合ってくれそうな顔やわ」

一緒に登った皆さんも、ぐっと距離が近くなったよう

仏様って、本来こうあるべきかもしれません

俗世間から超越した存在でなくて、
いつでも他愛ない話や愚痴や悩み事を聞いてくれる身近な存在
微笑み返してくれる笑顔

熊野磨崖仏が長きにわたって
この地の人々に大切に守られてきた理由が
分かったような気がしました

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