今朝スタッフが、朝礼でなにげに話した内容にハッとしました。
昨年、藤の花が咲いていなかった、とツアー終了時に
幹事の方より報告を受けていましたが、
今日、今年のバス旅行の打ち合わせに行くと、
昨年の旅行、本当に良かったよ、花も咲いていたし、と。
自治会の幹事さまの集まりでのお声。
人の見方、感じ方で、その日の旅の印象も変わるもの。
一つの旅も、人によっては、良かった、悪かった、と
感想も違ってくるのですね。
そんなスタッフの話でした。
いま話題にもなる、ノイジー・マイノリティ。
直訳、クレームでいいのかしら?
少数意見ながら、それを尊重しすぎてしまい、
全体像が見えなくなる傾向ってありますよね。
熊本で、九州で起こっている大災害。
なぜか、今日まで言葉にできずにいました。
ああ、そうだ。
多分、慎重に慎重に言葉を選択することに意識があったんだ。
恥ずかしい。
もう、どうにもこうにも、日本には地震があって、
自然災害と常に共存している国に間違いなく。
この悲しみを、対岸の火事なんて、誰も思っていない。
日本人すべての試練でしょう。
そんな中、
あの時・・・阪神大震災、もちろん東北大震災、
あの時より発達したツール、SNS。
それによって、緊急時に助かる利便性も大いにありながら、
容易に他人を攻撃する破壊性もあって、
そのことが、災害情報と同じくらいの頻度で
伝えられる機会がぐっと増えたように思います。
ちょっと冷静に、、、、
寒い体育館で、毛布にくるまって、
でも、無言で列に並んで配給を待つ人々を、
テレビの中の人と思う人って、
日本島にいるのかしら。
もはや、皆が、少なからず経験者のように思うのです。
だから、言葉を攻撃するのは、いかがでしょう。
人それぞれ、表現力は違うし、
体育バカで国語が苦手だったのかも、、、(私・・・)
でも、この厳しい事態を目の当たりにして、
いてもたってもいられなく、とにかく何を言葉にしたい。
発信したい。
伝えたい。
それってダメなのかしら。
無関心がマジョリティでいいの。
それの方が怖い。
日本は、ここ最近、
地震だけでなくて、天災に見舞われることが増えました。
歴史的には、昔からでしょうが、、、
ずうっと決められてきた、島に生きる私たちの必然なのかもしれません。
抗いようのないサダメ。
私たちは大海原にぽっかり浮かぶ、島の住民です。
揺れたら、みんなが揺れるに決まってます。
一緒なんですって。
誰もが不安で、浮き足立つ、その冷静でない現場で、
あげ足とってんじゃねえよ!アホか!
藤の花は、確かに昨年、もう終わっていたんです。
すっかりと。
でも、一年経てば、咲いていたという人が現れた。
人って、こんなもんで、
だから、また前を向いて生きていくんじゃないのかしら。
すっかりと。
私たちも、できることをしていきます。
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