銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

ススキの砥峰高原と柳田國男さんの河童

2023年10月23日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

本日のツアーは、兵庫県神河町にある「砥峰高原」へ。

何年か前に御一行様の旅行で訪れたことがあったのですが、

私の記憶は薄くボケていて、どんな場所だったのか…全く覚えていませでした。

今回は、いつもの銀ステ・メンバーとススキの中を歩き、

まさに“黄金のススキ”を目にすることができました。

秋晴れの下、地元の食材たっぷりのお弁当を頂き、

ススキの足元に咲く小さな秋の花リンドウを見つけると、

いちいち感嘆の声をあげてスマホでパチリ。

木道歩きはススキがちょうど目線の高さにあって、

私たちが黄金の草原に包まれるようでした。

ハイキングでしたが、何度も足を止めて、互いに感想をのべあったり

笑いあったり…。

もう一つ。

妙に盛り上がった場所がありました。

民俗学者・柳田國男さんの故郷、福崎にある辻川山公園です。

池から15分おきに出てくる、河童。

小屋からまたまた15分おきに出てくる、逆さ天狗。

出発時間を押して、童心にかえってたっぷりはしゃいできました。

 

そうか、こうしてご一緒する旅の友との会話や体験が、

記憶に刻まれる要素なのかなと、しみじみ感じました。

私もあたりまえのように旅仲間の1人となってはしゃいでいました。

きっと、このツアーのことはずっと覚えていることでしょう。

た・ぶ・ん?

添乗員の私も、青空の下、秋のバスツアーを皆様と楽しみました。

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旅行、オーダメイド旅行のご相談は…  
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
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秘境の森、乗鞍五色が原へ

2023年10月22日 | Hの生きる喜び、それは

森本来の姿が残る「乗鞍山麓 五色ヶ原の森」

入山には事前の予約が必要で、ガイド同伴、一日の入山数も決められています

というのも、ここはもとは乗鞍岳への登山道
大正時代中頃から、現在の乗鞍スカイラインの原型となる別の登山道が整備されたことで
五色ヶ原のルートは使われなくなり、豊かな自然が残されました

この自然の宝ものを保護しながら活用していこうと、
2004年から入山ツアーが始まったのです

さあ、私たちも装備をバッチリ整えて、ガイドさんと一緒に森へ入りましょう

一歩、五色が原の森へ入ると、空気が違います

葉っぱ一枚一枚の香りや、土の香り、
どこからともなく聞こえる水の流れる音

カサカサっと葉がこすれあう音すら愛おしく感じます

ここは、人工のものは一切なく、森本来の姿が残されているのです

そんなに太くない木でも、何百年もここに立っていて、
私たちが今歩いている、この落ち葉でふかふかの道は
何億年も昔にできた溶岩台地だそう

何万年もかけて、苔が生え、植物が育ち、朽ちて土が出来て、また種を落とし
植物や木々が育ち、、、
そんなことを繰り返して、果てしない時間軸の上になりたっている森なのです

春から夏にかけてきれいな花を咲かせてくれた植物は
こんな赤い実をつけていました

ゴゼンタチバナの実↑

ツルリンドウの実↑

どうしてそうなったの?と聞いてみたいです

コースのラストには、こんな絶景が待ってくれていました

幾筋もの流れをつくる布引の滝

気を付けて!滝を眺める吊り橋

木々が黄葉し始めていて、森全体がとても明るく、輝いていました

歩く前は、皆さま「歩けるかしら」「装備これで大丈夫?」と不安いっぱいでしたが
無事皆さま歩き終えて、すっきりとした表情

これだから、森歩き、やめられないんですよね

最後のお昼、乗鞍岳を正面にのぞむ小さな農家カフェでいただきました
ご主人、奥さま、美味しかったです

手作りの美味しい料理と山の景色に、「ごちそうさま」でした

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秋の特別公開 金木犀の香りと小さな美術館へ

2023年10月20日 | おっとりOのキメッ顔

秋の小さな美術館の特別公開へ。

京都の北村美術館と並河靖之七宝記念館に行きました。

どちらもこじんまりとしながらも、見応えのある場所でした。

個人では少し行きにくく、でも大人数で訪れるような雰囲気でもないので、

銀のステッキにぴったりの所だったように思います。

素敵なお庭、お茶室、七宝焼などを鑑賞し、

しっとりと落ち着いた気持ちになりました。

ランチはフレンチ「MOTOI」さんへ。

創作フランス料理で、

お野菜もたっぷりで美味しかったとのお声をいただきました。

お料理もお店の内観も、とてもお洒落なお店でした。

やっと、金木犀のかおり。充満していました。

秋です。

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銀の杖学びの会「一庫ダム見学会」

2023年10月19日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

本日の歩こう会(学びの会)は、一庫ダムの見学です。

いつものメンバーではない、初参加の方もありました。

『ダムの内部見学ってないよね。これが、見たくて朝6:30出発でやってきた』

と、遠方からご参加の方。

『“一庫”ってタイトル見たとき、昔の記憶が蘇って、

昔、友人に誘われたけど、行けなかった場所だったので。

歩こう会に初めて申込みしました』

『もちろん、ランチのスミテラが目当てです。お肉でしょ!』っという方も。

ところで一庫ダムは、

①45万人分の水道用水として使われます。
②川から水があふれるのを防ぎます。
③川の豊かな流れを保ちます。
(流水の正常な機能の維持)
…と、役割があるそうです。

ダムのコンクリートの中にある点検用の通路をたどりながら、見学。

『この壁の向こうは、ダムの底です』と聞いたときには恐怖を覚えました。

もしこのコンクリートに穴が空いたら…。

夏なら、ヒヤヒヤ冷や汗かいて、納涼にいいかもしれないですね。

ランチのスミテラスまで歩き、焼き肉!そして生ビールで乾杯のお客様。

歩いた後のこれはやめられませんね。

 

さて帰り際、

『一庫ダムへ。念願が叶いましたね』と、先の方にお声がけすると…

『来てみて分かったけど年表見たら、ダムができる前の話やった。

ダムに沈む前の村を見に行くはずだったみたい…』

???

それは、さすがにもう見れないですね。

お客様の記憶年表の幅が長すぎて…。

驚きが隠せない添乗員でした。

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銀ステマルシェは、青空の下、丹波の秋届く

2023年10月18日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

ここどーーこだ?

答えは、旅行会社の入り口です。

え!?

 

本日は、銀のステッキのマルシェの日。

旅行会社ですが、お客様は、“栗ご飯”を買いにご来店くださって、

スタッフは、”枝付き黒枝豆”の山に、軍手をして必死にむしります。

朝一、出来立ての栗ご飯を丹波まで受け取りに行ったスタッフは、

丹波の新鮮野菜や季節のモノも仕入れて戻ってきます。

事務所に着いた車の荷台には、黒枝豆がいっぱい。

この光景、ここ数年同じ。

慣れたもので誰も反応しません。

ただ急いで、作業するだけ。

手作業がある日は、俄然気合いが入ります。

丹波から黒豆ち共にやってきた虫たちは、行き場を失い右往左往。

スタッフも恐がる風でもなく、『あんたも知らん土地で大変やね』と、

声をかけながら黒枝豆をむしります。

さて、ご来店のお客様。

目利きのように『これ、いい栗やね』

『こんなに大つぶの黒枝豆。ホンマに500円?』

『生のピーナッツ。この時期だけでホクホクで美味しいんよね』

『あっ、丹波の大納言おはぎや』

あっという間に目玉商品は、なくなってしまいました。

 

久しぶりにご来店の方もあり、

身体の調子でツアーの参加が難しいことや、

懐かしい旅の思い出話、さらには今のご家庭の困り事まで!?

あっけらかんと話していかれます。

「お客様、ここ旅行会社ですよーーー」

 

お帰りの際、購入されたお弁当がちゃんとバッグに入っているか

互いに確認し、曲り角までお見送り。

買い物バックを手に、ゆらゆら背中が傾いています。

 

以前と変わらない喋り口調ですが、

おみ足の具合も、旅への意欲も変わられたようです。

それでも、皆さんと繋がるツールがこうしてあるのは嬉しいです。

私たちも、「あの頃」を思い出す大切な時間となっています。

 

不定期の銀ステマルシェですが、

安否確認にも!?ぜひ顔を見せに来てください。

次回も、皆さんのご来店をお待ちしております。

本日は誠にありがとうございました。

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