インターネット通販での苦情が増えているそうです。
母の日などランキングの高い業者に発注が集中し、さばききれずに遅延になったり、中には詐欺もあるとか
インターネットの世界はあくまで仮想であり、リアルな世界の補完と考えるべきでしょう。ネットで得た情報は必ずリアルな部分を確認してから使えばこのようなことは起きません。
ちなみに私は、大切な人への贈りものはやはり老舗の店にネットを使って頼みます。万が一何かあっても老舗の店はフォローが違います。そのあたりはやはり経験と知識の積み重ねの賜です。
ネットショップも使い分けを考えた方が良さそうです。
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友人のブログに、ロシアで体重50キロのライオンを猫と偽り列車に持ち込んで大騒ぎになった、という記事が掲載されていました。
それで思い出したのですが、今から約50年前、日本橋界隈を祖父に手を引かれて散歩していた時のことを思い出しました。
日曜日、日本橋三越まで、大通りに沿って歩くのがいつものコースで、途中オウムや小動物を売っているペットショップがあり、そこで九官鳥など珍しい動物を見るのが楽しみのひとつでした。
あるとき店の奥に一匹の虎がつながれているのが目に入り、子供心にとても驚いた記憶があります。
狭い店内の奥に首輪をつけて、じっと大人しく床に伏せていましたが、眠っているのではなく、じっと一点をみつめているようでした。
何かの都合で預かったのか、売り物だったのかは定かではありませんが、今では考えられないことでしょう。
今でも虎をみると、あの日本橋の身動き一つしない虎の目を思い出します。
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さて、お仕事が本格的に稼働したこの時季、退職しようか迷う新人さんも多いことと思います。
前回。仕事は世界をみられるもの、労働は糧を得るものと書きましたが、では労働は適当にやればいいのか、というと、そうではありません。
たとえば引退したいまも、人気者の山口百恵さん。彼女は歌手・女優業で大成功した人です。しかし、彼女は生活のために芸能界に入り、人もうらやむその業をあまり好きではなかったようです。彼女にとって芸能活動は労働だったのでしょう。しかし、プロとして厳しい労働に精一杯真摯に取り組みました。一方でその業を客観的に眺め、売れたい、という欲も薄かったのではないかと思います。皮肉なことにそういう人ほど人気者になってしまいます。原節子さんもその例かもしれません。
10年近く一生懸命労働に取り組み、結局そこに世界をみいだせなかったから引退し、現在に至るのでしょう。彼女はその後、キルトに世界をみいだしたようです。
労働に一生懸命打ち込めない人に、仕事がみいだせるとも思えません。労働も仕事も真摯に取り組まなければみえるものは何もありません。
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アメリカのニュースです。
隣家の犬に襲われた小さな男の子が飼い猫に救われたということです。
http://www.cnn.co.jp/video/12816.html
自分より体の大きな動物に向かっていく様子はまさにハンターそのもの
雌猫ですので男の子は「She is a hero」と言っていました。
女性が英雄な現代の象徴のようなできごとです(笑)
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連休が明け、新たな進路に進んだ人たちが五月病なる病にかかる季節です。
いろいろ忙しく、夢中になっていた時期を過ぎてほっと一息、これで良いのか良かったのか、迷いや後悔が生じるのは自分を見つめ直す意味で、悪いことではありません。ただ、短絡的に青い鳥を追い求めて、現在の業を早々に見切ってしまうのはいかがなものかと思います。
社会学者のハンナ・アレントは「労働とは日々の糧を得るための業であり、仕事とはそれを通じて世界をみることができるもの」と規定しています。
異論はあるかもしれませんが、わかりやすい考え方だと思います。
仕事と労働が完全一致しているのが最も幸せに近い状態であり、その乖離が大きくなるにつれ、労働のストレスが大きくなるのではないでしょうか。そもそも労働に没頭し「仕事」を持たない人々が多くなってきている様に思えます。ここでいう「仕事」は必ずしも収入を伴う必要はなく、自分自身の内なる満足や達成感を得られ、視野を広げてくれる何か、ということになるかと考えられます。
自分が今従事しているのは労働か仕事か、もし労働の割合が多いとするなら、少しずつ「仕事」探しを始める良い機会が、この季節。
「仕事」探しに旅に出ようとする方、多くを教えてくれる豊かな自然を味わえる安曇野は、いつでもあなたをお待ちしています(笑)
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