伊集院静さんのエッセイが好きです。彼は旅に出る時普段読めない本か、その土地にゆかりの本を1、2冊持っていくことを薦めています。旅と読書の取り合わせは最高だと思います。彼がある旅で読んだのが小泉信三氏の著書で、その中に「すぐに役に立つものはすぐに役に立たなくなる」というくだりがあったそうです。もちろんすぐに役に立つものも必要でしょうが、そのバランスが大切です。最近即戦力とか産学協同とか、学校と企業の距離が縮まっています。一面では悪いことではないのですが、「仕事」の土台となる「生きる指針」をおろそかにすると、自分自身を見失うことにもなりかねません。すぐに役に立たないものをじっくり育てるのも学校の使命だと思います。
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2 コメント
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- 成長を待てなくなっているのですね。でも、時間を... (みけねこ姫)
- 2009-11-26 00:22:09
- 成長を待てなくなっているのですね。でも、時間をかけなければ達成できないものもあると思います。
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- そうですよね。大器晩成というではありませんか。... (nekomaru)
- 2009-11-26 18:05:29
- そうですよね。大器晩成というではありませんか。作家の遠藤周作さんは小さい頃「晩器大成」と覚えていたそうです。(笑)
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