「サムエル」紙は武蔵野ステーク府中ワードのワードニュース、「モルモンの泉」は大阪北ステーク高槻ワードの月刊ニュース。
「サムエル」紙は武蔵野ステーク府中ワードのワードニュースで、1999年に始まって16年の歴史があり今年10月で188号に達する。編集は高橋幸夫兄弟、内容がワードの範囲にとどまらず、各地で活躍する教会員や日本の教会歴史で重きをなした人物などの記事が掲載されていて、大変読み応えがあるものとなっている。時空を超え縦横無尽な取材範囲となっている。
最近では2013年7月号で「東日本大震災を経験して: 証集」(郡山支部扶助協会)の紹介、旭川で1953年に改宗した紙谷冨保兄弟の回顧文(同6月号)、渡部正雄生誕100年記念の集いのニュース(2014年7月号、遠藤大筆)など、変化に富みA3紙面裏表を埋めている。
「モルモンの泉」は大阪北ステーク高槻ワードの月刊ニュースで、130号に達し10年を越えている。こちらはA4サイズ18頁に及んでいる(2014年10月号)。編集は下川要兄弟で他に3人の編集委員が補佐し分担している。ワード部監督会からのメッセージを中心にワードはもちろん、ステークなど広域の催しの報告を載せている。それにスイーツのレシピ、クラシック音楽の頁、知識の扉(神学を含む。小生の当ブログから選択)など連載がある。最近では英国で伝道中の義村怜実(よしむらさとみ)姉妹からの報告、関東へ転出した土田顕正・あけみ兄姉家族からの投稿が会員間の絆を結んでいる。
日本のLDS教会の信仰生活の様子や会員と教会の広報・記録は、地元の会員自らが取り組んでいかないと、代わりに誰かが担当してくれるわけではない。自主的で、熱心な取り組みに衷心から敬意を表したい。(ほかにも、充実したワードニュースのような教会媒体が多数あると思います。是非、これを機会に教えていただければ幸いです。)
参考
モルモンフォーラム誌 10号(1993年春季)「日本の教会員による定期刊行物・・ワード部ニュース、家族誌を中心に」。この時、合わせて50紙以上が紹介されている。
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