京呉服わき ごふくや日記

着物って楽しい!
呉服屋の女将の独り言?楽しいことや裏話、思うままに・・・

私ってうるさいお客? 感覚って難しい・・・

2010-07-08 15:54:31 | ひとりごと
私って、うるさい客かな~って・・考え込んでしまいました

今度、新聞に折り込みチラシを入れることになり、印刷屋さんにお願いしているのですが
なかなかイメージ通りに仕上がって、いっぺんでピタッと気に入ることがなく・・・

今回も、もっとこの字は小さい方が・・、もっとスッキリ・・などなど
一度作ってもらったものを見せてもらい、自分のイメージに近づくように注文したのですが。
チラシとして効果的なのは、作ってもらったこんな感じなのだろうか・・・
こんなにうるさく注文する人はいないのかな・・
と、ちょっと落ち込んだりして・・


お店のイメージにつながるものだから、私はこだわりたいのです。
私って、うるさいのかな・・・



こんなこと、頭の中でグルグル考えながら、自分に置き換えて考えてみました。

たとえば、洋服を買いに行って、的の外れた物を次々に出されたとき
イヤになることありますね。
逆に、感覚、センス・・が、わかってもらえると安心ですね。

私にとっては、お客様の感覚を いかに早く把握できるか・・・が勝負です。
でも感覚って難しい・・・。

以前、美容師をしていた時も同じことを感じていました。
たとえば、こんな感じにしてほしいと写真を持ってこられた時、
写真とそっくりにすることなど まず不可能です。
お客様が、その写真の髪型のどこが気に入っていらっしゃるのか
雰囲気?長さ?ウェーブのかかり具合?前髪の感じ?・・・と、そのイメージを探ります。
たぶん、写真そっくりでなくても、どこか気に入ってる部分がハマればOKなことが多いのです。


着物も同じ。
柄や色・・、たぶんイメージが大切なのだと思うのです。
雑誌のモデルさんを見て、こんな着物とイメージされていても
お顔写りが、もっと明るめのほうが良かったり
柄が小さいほうがよかったり
帯や小物合わせで全体のイメージが違ったり


お客様が思い描いていらっしゃる物や、それ以上のものをお勧めすることが
できるように・・・
頑張ろう

まだまだ・・・呉服屋家業、奥は深いです。




こうして、つたない文章で、なんとか気持ちを伝えようと
一生懸命ブログを書いているわけですが・・・

さっき、友人が有力な直木賞候補に上がっている!と情報が・・・
姫野カオルコさん、高校の同級生。
『ごめん、このごろちっとも本は読んでない・・・
でも、直木賞、取れたらいいね・・

作家さんは着物着なきゃ~~って、一言伝えたいけれど(笑)


あ~あ、それにしても、同じ高校出ていても、この違い
すごいな~~














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