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小田原の端々



近年の核家族化や少子化によって小田原市久野の市営久野霊園では、承継者のいない墓地が増加傾向にあり、また利用者の約4割が後継者を必要としない合葬式墓地の建設を望んでいるため合葬式墓地の整備が行われることになった。数年前から調査や設計、建設予定地の造成が段階的に進み今年度は墓地の建設工事が予定されている。墓地の建設工事がまもなく始まる久野霊園を7月中旬に訪れた。前回、ブログで記事にした時は整備事業の初期段階だったので、建設予定地は雑木林のような場所だったが既に造成工事が終わり擁壁も完成していた。合葬式墓地が整備される区画は2段になっていて、上の区画に合葬式墓地が建設される。建設予定地は目測で建売住宅3区画分くらいの広さ。建設予定地には地縄が張ってあったので。大まかな墓地の形状がわかるようになっていた。当初の運用管理方針によると、収容数は600体以上で一定期間、骨壷で安置した後に袋等に入れて共同で埋蔵する形式の墓地となる予定。久野霊園合葬式墓地建設工事の工費は税込60,365,800円。完成後、運用の状況によって余剰能力が見込める場合には、久野霊園使用者以外の市民のうち、承継者のいない市民の遺骨の収容を検討するとのこと。

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