西の松園、東の清方。
明治時代の美人画の代表的な画家です。
松園は京都、清方は江戸。じゃなくて東京。
どちらも大好きです。
清方の方は、ここ数年でも大きな展覧会に2回ほどありましたし、鎌倉に「鏑木清方美術館」
がありますので、本物は何回も見ました。
清方の美人画も本当に美しく、展覧会はどれも大盛況。
ファンはたくさんいます。(なぜかオバチャマ方のファンが多い気が・・・)
印刷でしか、松園を見たことのなかった私は
「清方と松園って、すごいよく似てるな~。弟子だったのかな~。」
なんて、勝手に考えてました。
もちろん、弟子なんかじゃありません。
でも、それくらい似て「見えた」のです。
が、実際松園の本物を見たら
「あらやだ、全然違うじゃないの!」
清方の美人画は、絵の前に行くと
「きゃぃーん!! ス・テ・キー!! いいわぁー!!」
と、みーはー的感覚も混じりつつ、身をよじって感嘆し感動するのであります、ワタクシの場合。
が、松園の美人画は、そうではありませんでした。
「綺麗・・・」
と口の中で言ったきり、気がつくと「きをつけ」の姿勢で絵の前に立っているという感じでした。
なにしろまっすぐなのですよ。そのまんまの直球なの。
「清方の粋、松園の野暮」
これも言われる。
意味わかりませんでしたね。
あの気品と美しさに満ちあふれる松園の美人画が、なんで「野暮」って言われるの?って
憤慨しておりました。
これも、なんとなーくわかってきました。
ワタクシ流に、ものすごく平たく例えて言うならば
清方の美人画は「モード雑誌の、綺麗なあこがれのお姉さん」
一方松園は「○○新聞社主催写真コンテスト ファミリー部門最優秀作品」
という感じ。(わかる??)
・・・つづく・・・
明治時代の美人画の代表的な画家です。
松園は京都、清方は江戸。じゃなくて東京。
どちらも大好きです。
清方の方は、ここ数年でも大きな展覧会に2回ほどありましたし、鎌倉に「鏑木清方美術館」
がありますので、本物は何回も見ました。
清方の美人画も本当に美しく、展覧会はどれも大盛況。
ファンはたくさんいます。(なぜかオバチャマ方のファンが多い気が・・・)
印刷でしか、松園を見たことのなかった私は
「清方と松園って、すごいよく似てるな~。弟子だったのかな~。」
なんて、勝手に考えてました。
もちろん、弟子なんかじゃありません。
でも、それくらい似て「見えた」のです。
が、実際松園の本物を見たら
「あらやだ、全然違うじゃないの!」
清方の美人画は、絵の前に行くと
「きゃぃーん!! ス・テ・キー!! いいわぁー!!」
と、みーはー的感覚も混じりつつ、身をよじって感嘆し感動するのであります、ワタクシの場合。
が、松園の美人画は、そうではありませんでした。
「綺麗・・・」
と口の中で言ったきり、気がつくと「きをつけ」の姿勢で絵の前に立っているという感じでした。
なにしろまっすぐなのですよ。そのまんまの直球なの。
「清方の粋、松園の野暮」
これも言われる。
意味わかりませんでしたね。
あの気品と美しさに満ちあふれる松園の美人画が、なんで「野暮」って言われるの?って
憤慨しておりました。
これも、なんとなーくわかってきました。
ワタクシ流に、ものすごく平たく例えて言うならば
清方の美人画は「モード雑誌の、綺麗なあこがれのお姉さん」
一方松園は「○○新聞社主催写真コンテスト ファミリー部門最優秀作品」
という感じ。(わかる??)
・・・つづく・・・